下半身太り原因

患者さんの中で、痩せるバンデージなるものを通販で購入したと聞きました。家族の留守中にミイラさながらの状態で巻いたところ、想定外に家族が早く帰宅し慌ててベッドに潜り込んで寝たふりをしたことがあるとおっしゃってました。

脂肪を溶かすという海藻ジェル配合のバンテージは文字通り海藻色をしていて、顔に巻いていなかったのが不幸中の幸いなんて笑いながら話してました。

ちなみにそのバンテージを巻いた後は何だか足がほっそりしたような気がして、その後も何回か下半身のミイラにチャレンジしたものの、下半身が細くなる事は無かったそうです。

下半身太り

下半身を部分的にやせさせたい

体重は人に見せるわけじゃないから、とりあえずは見た目…。お腹だけ、下半身だけ部分的でいいからほっそりさせたい。ささやかな願いなのに、この部分太りというのが厄介です。 運動のプロ指導者でさえ悩まされている下半身太りなのです。半身太りは運動のプロや指導者さえ悩まされている方も多いです。

ダイエットに良いとされる運動を片っ端から行っても、どうにもならないなんて、もう年だから代謝が落ちて仕方ないのでしょうか?

そもそもなぜ部分的に太るのか?

実はここに解決の糸口があります。ボディラインが崩れて脂肪がつくのはどんな部位だと思います?それは『筋肉を使っていない、使えていない』部分なのです。

わかりやすい所で二の腕で考えてみましょう。二の腕は力こぶのできる上側(上腕二頭筋)より下側(上腕三頭筋)に脂肪が圧倒的に多くついてしまいますよね?腕の上側の方に脂肪が溜まりすぎているという人は、世界中探しても見つからないでしょう。

それはなぜかと言うと二の腕の筋肉がどのように使われているかに秘密があります。腕の上側の筋肉というのは腕を曲げる時に使う筋肉です。そして腕の下側の筋肉は腕を伸ばす時に使う筋肉なのです。

二の腕ダイエット

日常生活での力の使い方を考えてみましょう!

日常生活を考えてみましょう。ものを持つ時など腕を曲げるという動作はよく行なっています。それに対して腕を伸ばすという動作はどうでしょうか?何かを押したり叩いたりする時に腕を伸ばしますが、日常生活の中でそういう動作はなかなか思いつかないくらいですよね…。

つまり、腕の上側の筋肉はよく使われるけど下側の筋肉はほとんど使っていないのです。使っていない筋肉は衰えるだけでなく、コントロールが効きにくくなります。二の腕の上側に力を入れて力こぶを作ることはできても、腕の下側に力を入れることができる人は、きちんと上腕三頭筋を鍛えていないとムキムキになりません …。

腕の使い方

・使っていないせいで筋肉が衰える

筋肉がたるむ↓筋肉のコントロールも効かなくなりさらに使えなくなる

脂肪が溜まる

それが、ウエスト周り、お尻や足周りで起こっていて下半身太りに悩まされるのです。

下半身太り