肩こり首の痛みは現代社会の必然

肩がこるというのは首や肩背中の筋肉の緊張が続き、疲労してる状態のことです。緊張状態が続くということは、筋肉を動かしていないということです。つまり、動かずに肩周辺の筋肉に負担をかけ続けていると肩こりになりやすいのです。

現代社会には肩こりを引き起こしやすい原因があふれています。家電製品などの便利な機器が普及したことにより、職場でも家庭でも身体を動かす機会はどんどん失われていきます。

また、交通機関が発達したことで、歩くことも少なくなっています。生活がどんどん便利になる反面、現代人の運動不足はますます助長されているわけです。

肩甲骨・肩こり首の痛みの原因

運動不足に加え、現代人が肩こりになりやすい要因があります。それは首や肩に負担がかかるような姿勢をしがちなことです。

姿勢が悪いと、ただ座っているだけでも首や肩の筋肉にかかる負担は増大します。職業的にも1日中デスクワーク、トラックやタクシーの運転手、調理師などは肩こりになりやすい体表と言えるでしょう。

職場でもパソコンを使い、移動時間やプライベートな時間でもスマホを使い肩こりの人口を増加させています。

私たちを取り巻く 肩こりの環境。・便利な生活による・運動不足忙しさによる運動不足・パソコンの普及・テクノストレス・眼精疲労・姿勢の乱れ・無理のある姿勢・調理師・トラックドライバーやタクシー運転手。これらの現代社会ならではの環境は全て特定の筋肉が緊張し凝り固まることにつながります。まずこの事実を意識しなければ、肩こりからは逃げられません。

首・肩・背中の構造

椎骨…背骨を構成する一つ一つの骨を「椎骨」と呼びます。この椎骨がブロック状に重なり 脊髄を形成します。

脊柱の正しい形はS字カーブ。脊椎は生まれながらにして緩やかなS字カーブをしています 。これを生理的湾曲と言います。頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙骨、尾骨の計24個の椎骨が脊髄を構成している。椎骨の構造は椎体、脊柱管、椎弓、脊髄で構成されています。生理的湾曲は脊髄への負担をうまく分散するためのデザインです。しかし、それが崩れると首や肩や背中や肩甲骨のコリや痛みにつながります。

▶頚椎…首にある7個の椎骨を頸椎と呼びます。

▶胸椎…胸の部分にある12個の椎骨を胸椎と呼びます。それぞれ肋骨についています。

▶腰椎…腰の部分にある5個の椎骨を腰椎と呼びます。腰の曲げ伸ばしなどに欠かせません。

▶仙骨…骨盤の後壁にある仙骨(仙椎)は5個の骨で形成されていますが、成長につれて1つの骨に融合します。

▶尾骨…最下部に3個から5個の骨で形成されているのですが、 尾骨(尾椎)です。子供のころの成長により、それぞれは融合されていますので、1個の骨とすることが多いです。

脊髄を横から見ると 上の図のような 緩やかなS字のカーブを描いており、生まれながらにして備えているこのカーブを「生理的湾曲」と言います。

生理的湾曲は脊髄の負担をうまく分散するためには非常に合理的なデザインであり、だからこそ私たちは重い頭部を肩の上に乗せながら直立し、運動することができるのです。このS字のカーブが崩れてしまうと、首や肩、肩甲骨や背中、腰全体に負担がかかって、こりや痛みを誘発するのです。

肩の構造は肩甲骨・上腕骨・鎖骨

肩は主に肩甲骨 上腕骨 鎖骨で構成されています。腕と繋がっており 連動して動くので 非常に複雑でバリエーションに富んだ動き方をします。

それを可能にしているのは 多数の関節の存在です。肩周辺には左右それぞれ7つもの関節があり、それらが連動して肩や腕の自由な動きを保証しています。

その中で特に可動域が広いのが、一般に「肩関節」と呼ばれている「肩甲上腕関節」です。背中の上部に左右1つずつついている「肩甲骨」と2つの腕にある上腕骨で形成されている関節です。

肩と腕の動きを助ける7つの関節は・肋椎関節・胸鎖関節・胸肋関節・肩鎖関節・肩峰関節 ・肩甲上腕関節・肩甲胸郭関節で肩関節の動きを助けています。肩関節(肩甲上腕関節)は関節のかみ合わせが他に比べて浅いです。そのため、可動域が大きい反面、脱臼を起こしやすいです。

肩には常に腕の重みの負担も

肩には両方で体重の1/8の重さと言われる 腕が常にぶら下がっています。重い荷物を持ちながら大きな動きをするという点では肩も首と同様、負担の大きい部分と言えるでしょう。

肩甲骨は上腕骨のほか、鎖骨や胸郭とも関節でつながっています。腕を胴体に繋げたまま複雑な動きをするためには 多数の関節が必要なのです

世の中、いろいろなツールで便利になった反面、時間に追われる毎日…非常に肩こり首のコリになりやすい環境ですね。
慢性的な首や肩こりになると、これ以外に痛みや痺れ、腕が上がらない、首が回らないなどの症状に悩まされる方が非常に多いです。

現代の社会人の方はほとんど感じたことがある首と肩こりの痛み。長時間のデスクワーク・深夜までの残業・上司からの過度な圧力など…

骨盤骨格バランスを整えてつらい肩こりや首の痛みから解放されましょう

あなたの首や肩こりはどのタイプ

首や肩コリといっても、様々な原因があります。ここでは首と肩コリや痛みの原因をピックアップしていきます。

①骨盤や骨格の歪みやバランス

人間の頭は非常に重く自分の体重の約10%を占めてると言われています。例えば50kg の方でしたら、頭の重さは約5kg、70kgの方でしたら、頭の重さは約7kgと計算されます。

この体に対して重い頭を本来あるべき体のバランスで支えなければ、無駄に首と肩の筋肉を疲労してしまいます。

特に多いのが、皆さん必ず使用している【スマホ!】長時間見続けていませんか?現代社会においてほとんど方が利用するスマホ…
その際に頭を垂れ下げてみていればその重い頭を支えている首と肩の筋肉は常に負担がかかり、ストレスになってしまします。

また、座っている際に骨盤の左右バランスが悪く座った時、左右のどちらかに体が傾いていれば、それを正そうと反対側の筋肉が対応して、座ってる時は常に首や肩の筋肉を使っている状態になります。

1日8時間その形でいれば当然、首や肩にある僧帽筋(首から肩、背中を覆っている筋肉)、胸鎖乳突筋、、頚板状筋、頭板状筋、肩甲挙筋、小円筋、大円筋、小菱形筋、大菱形筋、脊柱起立筋に負担がかかります。

血流も悪くなり、筋肉内に疲労物質や老廃物が溜まり筋肉が萎縮します。その筋肉が委縮した状態がコリや痛みに感じるのですね。骨盤の歪みやアンバランスは首と肩の筋肉には常に負担がかかってしまいます。

また、本来は首の骨は前方にカーブし、背中の骨は後方にカーブしています。正常なそのバランスをキープしていれば頭の重さや上半身の重さを下半身に逃がすことができるのですが、その S 字のカーブのバランスが崩れてしまっても慢性的な首と肩のこりになってしまうでしょう。

肩こりになりやすい筋肉

②猫背や姿勢の悪さ(胸椎の後方変位)

胸椎上部の胸椎の関節のつまりや、胸椎の後方のズレにより猫背や姿勢が悪くなってしまいます。先ほどもお話ししましたが、胸椎が後方にずれることによって背中が丸まって生活していると首や肩に常に筋肉の負担やストレスがかかります。

背中を覆う僧帽筋や広背筋、肩甲挙筋、小菱形筋 、大菱形筋、脊柱起立筋に負担やストレスがかかり肩こりになってしまいます。もちろん首にも負荷がかかって、日々辛い生活を強いられるでしょう。

バランスが悪く肩こり

③肩甲骨の動きが悪くなると肩こりに

『肩甲上腕リズムの機能異常』
腕を上げる事によって肩甲骨は外側に広がります。これは肩甲上腕リズムと言われるもので、腕を外側に広げると腕の動きと連動して肩甲骨は外に一緒に広がります。

その比率は2:1で連動します。ローテーターカフ(回旋腱板)と言われる肩甲骨周りの筋肉が委縮して動きが悪くなると肩甲上腕リズムの動きが悪くなり肩こりにつながってしまいます。

肩甲上腕リズム

ローテーターカフ(回旋腱板)はどんな筋肉

運動不足になると筋肉はやせ細り、血液を送り出す力が自ずと弱くなってしまいます。

疲労物質や老廃物を流すのは血液であり、その血流が悪くなれば疲労物質や老廃物が筋肉内にたくさん溜まり筋肉を萎縮させます。それが肩こりや痛みにつながるのですね。

回旋腱板

④ストレスや精神的な疲労

誰もが感じる日々のストレスや精神的な疲労はどうしても避けられないものです。出勤するための満員電車、時間に追われる毎日、上司や会社からの過度な圧力、人間関係や、細かすぎるルール…

人により上手くそれらをスルーしたり、発散できる方もいますが、日々のストレスや精神的な疲労を溜め込んでしまう人がたくさんいます。

それにより自律神経の働きを悪くさせる原因で交感神経(血管を収縮させ興奮しやすい神経)を優位に常にさせてしまい肩こりにも繋がってしまいます。
副交感神経が(血管を拡張させリラックスさせる神経)優位になるように体を整えていくのがいいでしょう。

ストレスで肩こり

⑤運動不足による肩こりも原因

それぞれの筋肉の場所のラテン語の頭の力言われる sits という文字が使われます。

ローテーターカフと言われる筋肉は棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の4つの筋肉から構成されています。これらの筋肉は三角筋や大胸筋、広背筋に比べると非常に小さいながら生活の上で非常に過酷な作業を虐げられています。

この4つの筋肉がに負担がかかり、疲労やストレスによりその筋肉たちが萎縮してコリになると筋肉の動きが悪くなり、腕の上げ下げに必要な可動域が得られなくなり肩こりになります。

運動不足

⑥布団やベッド、枕など寝具の問題も多いでしょう

1日の中で睡眠はとても大事です。24時間ある内の8時間寝るとすると、1日の約1/3は睡眠で 過ごしています。
その8時間もお世話になる寝具が自分に合わないとなると、その日の疲労を少なくすることも出来なくなってしまいます。

その人により布団やベッド、枕がしっくりくるのは好みがありますので、自分に合った寝具を選ぶようにしてみましょう。

寝具が合わなく肩こり


上記の①~④はイーバランス整体院で改善できますのでお気軽にご相談下さい!

あなたの肩こりのをチェックしてみましょう!

・マッサージをしてもすぐに戻ってしまう
・猫背である・姿勢が悪い
・一日中デスクワークである
・肩甲骨の動きが悪い
・肩甲骨を動かすとコキコキ音が鳴る
・仰向けで寝れない
・前肩(肩が前にずれてる状態)
・頭や顎が前に突き出ている
・座っていると下半身が左右どちらかに傾いている
・時間に追われていつも焦っている
・会社や上司からの圧力が強くストレスを抱えている
・いつも寝不足である
・布団やベッド、枕等の寝具があっていない
・肩の高さが違う
・長時間の車の運転をする
・慢性的な頭痛がある

いくつか当てはまった形は良いバランス整体にお気軽にご相談下さい

オーダーメイドの矯正やほぐしで首と肩こり改善

姿勢が悪く背骨が後ろにずれている猫背や、背骨がまっ平らな平背、骨盤の歪み、骨盤バランスが悪い(骨盤の左右バランス・骨盤の前傾・骨盤の後傾)後頭骨や肩甲骨の位置や動きをチェックし各々矯正していきます。

お仕事や普段の生活環境で下記のような筋肉が凝ったり痛くなったりしますのでご参照ください。

幾多の筋肉が複雑に重なり合い構築していますが実際どこに根源があるのかを探し出して、イーバランス整体院は骨格の歪み、骨盤の歪み、肩甲骨の動き、その他肩こりに関連している筋肉を探し出しあなたの首と肩こりや痛みを改善していきます。

肩こり改善


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