ダイエットだから食事制限でやせよう…。そんなカロリーコントロールは捨てましょう。
下腹のお肉を落とすのはもちろん、気になる エイジングケアに着目して大人の女性を健やかに美しくする普段の食事の見直し方法を紹介します。
内臓強化で便秘も脂肪も落とす
生活習慣と共に見直したい食事の習慣は何でしょうか?気にしてる人もそうでない人も、ダイエットに食事が大事なのはご存知のはずですが、食事でのケアは内臓の機能が低下している年齢的にもとても重要です。
低カロリーでヘルシーなだけでは大人のダイエットに効果がありません。サプリメントと同じように、機能だけで選んで食事をすることでエクササイズの効果がアップするだけでなく、素肌や体の中のエイジングケアにもつながります。脂肪と一緒に内臓の機能をアップさせ、便秘などのお悩みを解消するための食生活を始めましょう。
細胞を活性化する食で綺麗な体へ
カロリーオフと銘打った商品を摂取したり、一品だけ食べる食事制限 ダイエットするのは大人の女性に適しているとは言えません。数十年も使っていれば体の細胞は疲れているはずです。栄養を取り入れる力も落ちています。そこにカロリー制限を優先したり、偏った栄養バランスの生活を続けようものなら、体に大きなストレスがかかります。
痩せるどころかあっという間に中身も見た目も老けてしまう可能性もあるのです。食事をするということは細胞に栄養を与えることです。だからこそ、年を重ねるごとに何を食べるかが大切です。大人の女性が綺麗に痩せたいならば、低カロリーの食事をするよりも細胞が活き活きと活動し、脂肪を燃やせる体になることを目指すべきです。
もちろん、摂取カロリーも無視はできませんが、ただ食生活を見直して何が今の年齢に必要なのか、どのように食べるべきかを知れば一過性の原料でなく、一生もののきれいを手に入れることができるということなのです。
内臓を綺麗に4つのポイント
①からだに良い物を選ぶ
栄養よりカロリー重視で食材を選んでいませんか?内臓に負担をかける添加物もできるだけ 控えます。自然の食材を賢く選んで、健康的に痩せるのが大人ダイエットの基本です。
②腹7分目を心がける
腹八分目といわれている食事量なのですが、もう一口残してみましょう。胃の負担が減って、毎日快調になるはずです。脳が飢餓状態の体を守ろうと細胞が活性化するので、エイジングケアにも効果的です。
③水分は1日2ℓ摂取する
とにかく代謝を上げたい大人の体は、水分を積極的に摂取してからだを巡る力を上げましょう。1回で大量に飲むより、こまめに水分補給するのが ポイントです。素肌の潤いも よみがえるでしょう。
④栄養素を積極的に摂取する
摂取したい栄養素は年齢によって違います。今、必要な栄養を知って効率的に摂取するようにしたいものです。旬かどうか、新鮮かどうかまで見極めて賢く食を選びましょう。
美味しく綺麗に美人フード
大人のダイエットで美しく痩せるためには、食事選びは必須項目です。ただ痩せれば美しく見えるというのは本当の健やかな美とはいえないので、まずは減量=美という考えを捨てることが大切です。
「腸」「血液」「自立神経」「ホルモン」は是非意識をして欲しい キーワードです。これらを健やかに保つ食材はただ脂肪を減らすのではなく、美しいボディラインへと導く食材です。
腸が美人になる食べ物とは
・内臓を温める温かい汁物
・老廃物を出す食物繊維
・善玉菌を増やす発酵食品
まずはぽっこりお腹にダイレクトに効果のある胃腸を健やかに整える食事です。老廃物を排出したり、善玉菌を活性化して胃腸の働きを助けます。
血液美人になる食べ物とは
・ドロドロ血液を解消するビタミンE(ナッツ類、ニラ、バナナ、赤ピーマン
・ 血液をサラサラにするルチン(そば、ケール、ほうれん草)
全身に酵素や栄養を巡らせる、血流アップを促す食材も積極的に摂取したいものです。代謝を上げ、冷えの改善や肌荒れ改善などをプチ不調にも効果的です。
自律神経美人になる食べ物
・リラックス効果のあるGABA(発芽玄米、味噌、トマト、なす)
・イライラ防止のカルシウム(海藻類、小魚、桜えび)
40歳を過ぎると気になる自律神経やホルモンバランスを整える食材も取り入れてみましょう。心身ともに美しい人を目指しましょう。
ホルモン美人になる食べ物
・女性ホルモンに似たイソフラボン(豆乳、納豆、味噌)
・ドロドロ血液を解消するビタミンE(ショイウガ、干ししいたけ、青のり)
「健やか」であることこそ大人のダイエットのカギになります。食事を機能的に取り入れて、上手にボディシェイプに役立てましょ
乳酸菌で毎日快調に
大人のダイエットは特に胃腸のケアが大切です。骨盤底筋が緩んで骨盤に落ち込んだ 胃腸は圧迫されて機能が低下しています。お腹(大腸)の活動が鈍り腐敗物を体内に溜めてしまうと、新陳代謝が悪くなり痩せにくい体質になってしまいます。
また、胃腸の周りには血管が集まっているので、胃腸の動きが悪いと血流が滞り冷え性などを起こすこともあります。そんな胃腸の活動を支えるのが善玉菌、悪玉菌、日和見菌と3つある常駐菌の中でも善玉菌を優位にする必要があります。その割合や量を担っているのがビフィズス菌などの乳酸菌です。
納豆、味噌、キムチなどの乳酸菌の多い発酵食品を摂取することで、胃腸の活動を支えましょう。できれば生きたまま腸に届けたいのですが、熱や胃酸に弱いのが弱点です。ですから、こまめに摂取することを意識していきましょう。
乳酸菌は死滅しても善玉菌の餌となり胃腸を活発にしてくれるので、そのまま摂取するだけでなく積極的に料理にも取り入れましょう。
食物繊維は選んで摂取
便秘がちな女性にとって欠かせないのは食物繊維です。食物繊維はダイエットにも大切な栄養素です。食事だけでなく、加工品も出回り身近な栄養素の一つですが、人間の体では作ることができないため、食で取り入れることが必要です。
その食物繊維に「水溶性」と「不溶性」があるのをご存知でしょうか?水に溶ける水溶性食物繊維は、果物、海藻類、キノコ類に多く含まれています。適度に摂取することで排便をスムーズにし、有害物質を排除してくれます。「糖」の吸収を穏やかにし、血糖値の上がり下がりを穏やかにしてくれるので、食事の最初に食べるのがおすすめです。
一方、不溶性食物繊維は豆類、穀物、イモ類に含まれます。成分を摂取して腸壁を刺激してくれます。腸の運動を活性化してくれます。ただし少々カロリーが高いので、他のものと バランスで調節しましょう。ダイエットに取り入れるなら、不溶性と水溶性で2対1で摂取するように心がけましょう。
食物繊維というだけでなく、水に溶けやすいか否かで使い分けるのが上級者です。
オイル 選びで肌いイキイキ
ダイエットにはオイルをカットなんてことをしているなら、今すぐやめるべきです。油分は潤いのある素肌を保ち、ホルモンバランスを整えるには欠かせません。
中でも、不飽和脂肪酸はエネルギー源や体の構成成分となるほか、血中の中性脂肪、コレステロール値の調節を助ける働きがあります。例えば、オリーブオイルやナッツ類に豊富に含まれているオレイン酸は短時間では小腸で吸収されにくいので、多く摂取すると大腸まで届き、腸を刺激して排便を促してくれます。
血中の善玉コレステロールを増やし、血液をサラサラにする効果もあります。アマニ油やエゴマ油、くるみなどに含まれるオメガ3類のオイルは、脂肪燃焼する酵素のスイッチを入れてくれる効果もあるのです。
これらを加熱せず、そのままいただきましょう。マーガリンやコーヒーのクリームなどに含まれるトランス脂肪酸などの避けるべきオイルもありますが、大切なのは全てをやめるのではなく良いオイルを選ぶということなのです。
マグネシウムの隠れた力
マグネシウムはミネラルの1つで、健康な成人の体には約30g程度が存在しています。マグネシウムの主な働きは、カルシウムやリンとともに骨を形成することです。ダイエットにマグネシウム…?と思いがちですが、大人ダイエットに是非とも摂取したい栄養素です。
摂取すると、筋肉を動かすエネルギー燃焼を助ける基礎代謝があり、体重だけでなく体脂肪を燃焼してくれるのです。現代人は偏食などにより、マグネシウムが慢性的に不足しているといわれていますが、実はこれが成人病はもとより、肥満の原因であるとの見解 もあるくらいです。
一方、摂取量が大きすぎるとお腹を下すこともあるので注意しましょう。腎臓で排出するため、ここが弱っている人は避けた方がベターです。大量ににがりを摂取するダイエット法はここが問題でした。しかし、食品で緩やかに取り入れる分には問題ありません。緑黄色野菜や海藻類、バナナや、サツマイモなどに豊富に含まれているので、ダイエットと骨のために是非取り入れてみましょう。
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