体重を支える足はとくに、むくみやすい部位です。心臓からも遠いので血液やリンパの流れが滞りやすく、むくみがちです。デスクワークやヒールでの営業外回りの女性の方のお悩みはとても多いと思います。
骨盤と骨格が歪んでいると、股関節や太もも、ふくらはぎに負荷やストレスがかかり筋肉が固くなります。そうなるとますます代謝が悪くなり、むくみにとどまらず、脂肪が付きやすく落ちずらい下半身になってしまいます。
この2つのエクササイズで歪みとむくみを解消し、すらっとした美脚になりましょう。
股関節調整・足の付け根のマッサージ
ここでは股関節を緩めて、ゆがみをリセットするエクササイズを紹介します。疲労が蓄積して硬くなった股関節(足の付け根)をほぐします。
1・股関節(足の付け根)のほぐしの基本姿勢
両足をそろえてまっすぐ立ちます。天井から吊り下げられている意識で頭と首を引き上げ、肩から力を抜いて、両腕は自然に横におろします。腰骨(骨盤)の位置は左右対称になるように意識しましょう。
2・股関節(足の付け根)をほぐす
左足を一歩前に出し、左手を足の付け根に当て、左右に10回こすりながらマッサージします。
足首を動かす体操で足のむくみを流す
足首を流す体操で体液の流れを促進し、老廃物を流します。むくみを感じたら、その日のうちに解消しましょう。
1・ひざを押さえながらつま先を左右に振る
そのまま、左足のつま先を上げます。左ひざの上を両手でグッと押さえながら、つま先を上げて内側、外側にそれぞれ動かします。
※足の位置を入れ替え、反対側も同様に足の付け根のマッサージと足のむくみを流す運動を行いましょう。
足のむくみ対策は根源の改善の骨盤矯正
骨盤のバランスの歪み方は4種類 です。
1・骨盤の上下の歪み…足の左右のアンバランス
2・骨盤のねじれ…重心のアンバランス
3・骨盤の前傾、後傾…反り腰と平腰
4・骨盤の広がり…下半身太り
上記の4つの骨盤の歪みで、足のむくみや下半身太りにつながる歪みは「4種類とも全て」です。
①の足の左右バランスが崩れれば、片方だけの重心になり足に負荷がかかり、筋肉が硬くなり循環が悪くなります。それによりむくみや足が太くなります。
②の重心のアンバランスにより、やはり筋肉の使い方が限定され筋肉に負担がかかり、むくみや足が足が太くなってしまいます。
一番多い原因は③の骨盤の前傾により反り腰になります。上半身が少しのけぞり、かかと重心の立ち方になります。お尻やふくらはぎに上半身の重みが無理にかかります。そしてバランスを保つための太ももの表の大腿四頭筋にテンションがかかり、大腿四頭筋が常に緊張した状態になります。それにより筋肉が硬くなり代謝が悪くなり、むくんだり足が太くなります。
④の骨盤の広がりはポッコリお腹にもなりますが下半身太りにもつながります。
まずは骨盤矯正の整体で骨盤の左右バランス、骨盤のねじれ、前傾や後傾、広がりを改善して足のむくみ改善や足のダイエットにつなげましょう。
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