出産後から激しい頭痛が始まるのはどうしてでしょうか?と産後から頭痛に悩まさられる方はとても多いです。
授乳中のママさんはバファリンやイブ、ロキソニンの市販の頭痛薬が飲めなかったりする為、1度頭痛に悩まされると大変苦痛でイーバランス整体院でもよく相談されます。
産後での頭痛は放っておくと慢性化したり、悪化して嘔吐、めまいなどの症状を引き起こす事もあります。今回はそんな『産後の頭痛』に関して、まとめてお話ししていきたいと思います。
産後の頭痛の原因や種類
まず、産後のママさんに多い頭痛の種類やタイプから紹介します。頭痛といっても様々なタイプの頭痛があるのですね。
産後の緊張性頭痛の原因とは?
『緊張型頭痛』とは身体的ストレスや精神的ストレスが原因で血流が悪くなり筋肉が緊張して固まる事によって起こる頭痛のタイプの事をいいます。産後のママさんはこの緊張型頭痛の原因となる身体的ストレスや精神的ストレスを受けやすい環境にあるため、産前よりも頭痛がひどくなることがあります。
育児は身体的ストレスがかかる場面がたくさんあります。例えば、長時間下を向くような動作も身体的ストレスになります。長時間下を向く動作が続くことによって、背骨や骨盤が歪み血流が悪くなり肩首の筋肉が緊張して凝り固まってしまうと緊張性頭痛が出やすくなってしまいます。
子育ては上記のように下を向く場面がとても多く、授乳をされいる時は赤ちゃんの顔をみて長時間下を向いてしまったり、おむつ替えの時やお着替えをさせる時も目線が下を向いてしまうなど、赤ちゃんがいると下を向く場面がとても多くなってしまいます。上半身の背骨や骨盤が歪み、筋肉も固まり頭痛を引き起こしやすくなってしまいます。
他にも長時間の抱っこで肩に負荷をかけたり、抱っこひもを使用される方はお子様の体重を肩で支えます。また、腕まくらで寝かしつけをされるママさんは腕を上げて寝る事で肩周りに負荷をかけてしまったりと、肩周りを酷使して負担をかけてしまう場面がとても多くあります。
特に初めてのご出産の方は育児に余裕がなく夢中になりすぎてしまうので、下を向く回数が多くなりすぎる傾向があるので注意が必要です。
産後の骨盤の歪みで頭痛も
骨格の歪みに関しては整体院に行かれないと戻せません。予防として頭を下げずに目線を下げるように意識し、たまに上を向いて首周りをストレッチをしたり、育児の合間のスマホを見る時間を少し減らして下をみる回数を減らすことを心がけましょう。
そして意識して下を向く動作を減らしていく事が身体的ストレスの緩和につながります。
産後の精神的ストレスの頭痛の原因
人の身体は精神的ストレスを受けてしまうと身体を硬くしてしまいます。精神的ストレスを受けると交感神経が優位に働き、身体は興奮し緊張モードになります。
その結果、血管は収縮させたり心拍数を高め、血圧を上昇させます。この状態が長く続く事で血流が悪くなってしまい、肩首の筋肉が緊張して凝り固まってしまう事で頭痛が出やすくなってしまいます。
育児をされていると思い通りにいかなかったりで精神的ストレスを受けてしまう場面が多々あります。もちろん我が子なので可愛いいと思いますが、初めて育児をされるママさんは慣れない授乳で寝不足気味になったり、子供の夜泣きがひどく育児が思うようにいかなくてイライラしたりします。そして、育児での疲労がたまりすぎると余裕がなくなり精神的ストレスがどんどんたまって身体が緊張状態になってしまいます。
産後の精神的ストレスの頭痛の改善
精神的ストレスはためすぎると良くありませんので、少しの時間でもいいので自分の時間を作ってあげる事が大切になってきます。どうしても子供ができると赤ちゃん中心の生活になってしまう為、自分の時間がどんどん減ってきてしまいます。
赤ちゃんの事でいっぱいいっぱいになってしまうと自分に余裕がなくなってしまい、精神的ストレスも溜め込んでしまったりしてしまいます。パパさんや親族の協力で、少し赤ちゃんと離れる時間を作ってリフレッシュし、ママ友の方とお茶をしてリフレッシュしましょう。また、趣味の時間を作ってリフレッシュしましょう。少しの時間でもいいので自分時間をつくる事がストレスをリセットさせる為に大切になってきます。
また、身体の緊張をほぐす事で自然と心もリラックできます。ご自宅でストレッチをしたり、整体やマッサージに行かれたりする事もオススメです。
産後の頭痛についてのまとめ
今回は産後の頭痛についてお話しをしていきました。過度の身体的ストレスや精神的ストレスが原因で身体を緊張状態にしてしまい、頭痛を引き起こしやすくしてしまいますので 『自分はどこからのストレスが多いか』を知っておく事も大切になってきます。
これらを参考に今一度、ご自身の育児を振り返って予防と対策をしてみて下さい。