ウォーキングが好きで頑張っている人の数はかなり多いです。しかし、良い姿勢で歩かないとその効果は半減してしまいます。
しかも、正しい姿勢で歩かないとマイナスになることもあります。そして歩き方と同じく、座るにも正しい姿勢があります。今回は正しい歩き方、座り方、立ち上がる方法のコツを解説します。
正しい歩き方座り方をしないと歪みやコリや痛みにつながる
猫背は肩や首にアンバランスな力を掛け、肩こりや首の痛みを引き起こすことは何となく分かりますよね?この悪い姿勢を歩く時にも続けると、さらに悪影響が及びます。
前に突き出した重い頭部がグラグラと動いて首や肩、背中に負担をかけるうえ、骨盤と背骨がゆがんだ歩き方で、ひざ関節に痛みが起こる可能性もあります。骨盤の真上に頭がくる状態を、コリや痛みが出ないために歩くときも正しいバランスや姿勢をキープすることを意識しましょう。
アゴを引いてまっすぐ前を見ることも大切です。下半身にかかる負担もバランスの取れたものになり、肩甲骨や肩や首へのストレスや負担が減ります。そうする事でコリや痛みの予防になります。
正しい姿勢には腹筋も上手に使いましょう
日々立ち姿のチェックを怠らないようにします。 腹筋に力を入れることも忘れずに意識していきましょう。腹筋がしっかり使われることで、上半身がさらに安定します。
同時に「内もも」を締めるように意識して歩きましょう。足の筋肉がバランスよく使えて、関節にも優しくO脚の改善にもつながります。
座る、立ち上がるにもコツがある
歩き方と同じく、座るにも正しい姿勢があります。骨盤の真上に頭が来ることと、アゴを引くことはもちろん必須条件です。そして、椅子の座面の高さにも気を配りましょう。
理想は膝から下の長さと同じ高さの座面が良いとされています。足裏全体が自然に床につくのがベストです。それより高くなると膝裏が圧迫されて、半身の血行が悪くなりますし、それより低いと、まっすぐな上半身をキープしづらくなります。
座る時、立ち上がる時も腰や肩を丸めずまっすぐな上半身を保ちましょう。それには股関節を境目に、体を二つに折りたたむのがコツです。立ち上がる時、上半身をまっすぐにしたまま前傾させると、お尻を突き出すような形になります。
すると、自然に足に力が入ります。その力を利用して立ち上がりましょう。
座る時にもコツがあります
座る時も、背筋を伸ばしたままお辞儀をするように上半身を前傾させ、イスの座面に向けてお尻を突き出すのが正しい方法です。ふらつく場合は、テーブルや肘掛けに手をついても OKです。正しい姿勢で行うと、立つ・座るだけでも筋トレになります。