脳の老化は外見以上に、そして驚くほど個人差が大きく、40代に差し掛かるころには大きな差がついています。
なぜなら、脳の老化は早ければ10代のころから始まっているからです。
特に「自分をしっかり持っている人」は要注意です!「私のライフスタイルはこう。私の生き方ってこう」と、決め付けている人は、そこで思考が止まってしまい、脳が成長する機会を逃しているため老化しやすいです。
今回は脳にいい刺激を与える習慣、食事方法・料理方法を紹介していきます。
いつも同じ調理法で食べるのは良くない習慣
健康のためにバターは使わない、ゆで野菜しか食べない、というように同じような調理法ばかり選択するのはお勧めできません。
それ自体は健康に良くても、同じ調理方ばかり続けると脳が活性化しなくなります。なぜなら、脳にやる気を起こさせるドーパミン系の脳内物質は、新しいものに接しない(新しい刺激がない)と活性化しないからです。
テレビを見ながら食事をするのは悪い習慣
多くの人がついやってしまいがちな習慣ですね。なぜ脳に良くないのでしょうか?
それは、テレビを見ることは、脳にとって1番負荷がかからず楽なことだからです。脳が受け身の状態になっているとも言えます。
これでは食事をしていても、脳はほとんど使われることがないので、食べることで感じるはずの喜びを体験することができなくなってしまいます。
ひたすら黙って食べるのは悪い習慣です
子供のころに「食べながら喋らない!】と両親から注意を受けて育った人も多いと思います。喋りながら食べるのは行儀が悪い、消化に良くないと言われてきました。
しかし、みんなで雑談を交えながら、ワイワイ食事をするほうが、脳のいろんな回路がいっせいに使われるため、脳を若返らせることができます。反対に、黙って食べる習慣を続けることは、脳の老化につながってしまうかもしれません。