温活⑤|冷えを改善し血流を良くする食事の食べ方

ここでは「血流をアップする食べ方」を紹介していきます。しっかり食べて、体温を上げて冷え症を改善しましょう。

血流を抑止、体温を上げる食べ方とは?

代謝が良くなる食材

冷え性の解消には食べ物のパワーが欠かせません。食生活の習慣が変われば、血流が良くなり、身体がポカポカと冷えない体質に改善されます。

ここでは、血流を上げるために効果的な食材や食べ方で効率よく血流を上げる食生活の習慣を身に付けましょう。 

血流をアップする食べ方とは?

食べることは健康と密接に関わっています。冷え症もしかりです…。食べ物だけで改善するわけではありませんが、根本的な対処法として、食べ物は欠かせないものです。

ここでは、冷え性の大きな原因である、「血流の低下を改善」するための食べ方の知恵を紹介します。

冷えの解消、改善、予防には血流の流れを良くすることが必須

私たちの体は自分が食べたものでできています。これはもはや疑いのない事実です。体脂肪は脂質の滞りすぎでも増えるし、筋肉はたんぱく質をしっかり摂ることで増強できます。

では、血液を増やし血流を良くするにはどうしたらいいでしょうか?もちろん、血液も食べ物から作られるし、血液を支えているのも食べ物です。

血流が体温に大きな影響を与えることは、このブログのシリーズの中で繰り返し説明している通りですが、それ以外にも私たちの体を維持する上で「血液」と「血流」が重要な働きを担っています。

健康な血液が全身を巡らなければ、体の組織を構成する細胞に栄養が行き渡りません。 細胞が活性化しなければ、体温の上昇を望めないことは言うまでもありません。

血流の流れを良くする

血液と血流に続くもう一つのキーワードは代謝です

代謝が悪くなると血流は悪化し、冷えをはじめとする様々な不調を引き起こします。さらに巡っていけば、代謝を支えてているのが筋肉です。

その筋肉を作るのはタンパク質、という具合に行き着くところはやはり食べ物なのです。つまり、冷えの解消予防の土台作りには血流をよくするための食生活の習慣が不可欠なのです。

食生活の習慣

血流を促進する食べ物の紹介

血流アップには、代謝を上げる成分も有効的です。ご飯を食べたら汗が出た、足の先まで暖かくなった、食後に疲れたなど、誰しもが経験があるであろうこれらの現象は、血流アップ、体温上昇、エネルギー生産の現れです。

これは食べるという運動と、食べ物に含まれる成分が身体に働くかけた結果です。中でも特に注目したいのは血流を促進する成分です。

成分を大まかに分けると、2種類あります。ひとつはズバリ!血流を改善する成分でビタミンE、n-3系脂肪酸、カプサイシン、辛味成分のほか、蕎麦に含まれるムチンやみかんに含まれるヘスペリジンなどのポリフェノールが該当します。

もうひとつは代謝を上げる成分である、クエン酸、ビタミンB群(不足すると3大栄養素の代謝が滞ってしまいます)。代謝は健康の要です。代謝を上げる食材を欠かさず、血流をアップする食材を合わせて摂ることが大切です。

これが血流の良いカラダ作りへの近道です。

食べ物が血流と関係する理由を紹介します。

◆POINT1: 食事という運動によって血流がアップします

食事は内臓の運動を促します。消化管は食べたものが通ることで刺激を受けて動き始め、これによって血流がアップします。

◆POINT2:熱を生み出す力=代謝は食べ物によって支えられています

 代謝が上がると熱の生産力が増します。代謝はビタミンB群の不足で滞る他、ショウガなどの辛味成分はクエン酸などによってアップします。

◆POINT3:食べるだけで血流アップに直接作用する食材があります

血管を拡張する熱を発生させるなどして血流を上げる成分を持つ食材を食べるだけで体に作用します。 

血流を改善する成分の食材とは?

ここでは血流を良くする食材の成分を紹介しますので、自分に足りない成分の食材を摂取するように心がけましょう。

ビタミンEを含む食材

 かぼちゃ、アーモンド、ほうれん草、小松菜、コーン油、うなぎ、ゴマ、タコ、鮭…など

ビタミンEを含む食材

カプサイシンを含む食材

ししとう、タバスコ、唐辛子(七味唐辛子)…など

カプサイシンを含む食材

n-3系脂肪酸を含む食材

アマニ油、青魚、キウイ、マグロ、わかめ…など

n-3系脂肪酸を含む食材

ポリフェノール類を含む食材

ほうれん草(ルチン)、みかん(ヘスペリジン)、そば(ルチン)

ポリフェノール類を含む食材

辛味成分を含む食材

コショウ、からし、わさび、にんにく、ショウガ、玉ねぎ

辛味成分を含む食材

代謝を上げる成分の食材を紹介します

ここでは代謝を良くする食材の成分を紹介しますので、自分に足りない成分の食材を摂取するように心がけましょう。

ビタミンB群を含む食材

豚肉、小松菜、ぬか漬け、レバー

ビタミンB群を含む食材

クエン酸を含む食材

レモン、梅干し、お酢

クエン酸を含む食材

上記を参考にしていただき、冷え性のあなたに足りない成分の食材を意識的に摂取して冷え症を改善しましょう!

▶冷え性の記事一覧

▶日々のまめ知識記事一覧

イーバランス整体院院長

『資格:整体師』
整体師歴26年
〈略歴〉
1998年3月 ナショナル整体学院卒業
1988年4月 天祖鍼灸整骨院勤務
2000年6月 オアシス整体院勤務
2010年1月 ラクシア整体院勤務
2013年6月 イーバランス整体院開院
現在に至る
志木駅東口イーバランス整体院は骨盤矯正や骨格矯正で腰痛や肩こりを改善します。特に産後の骨盤矯正は好評です。

『皆様の症状を親身に考え心を込めて整体や骨盤矯正を致します』お気軽にご相談下さい。

関連記事

最近の記事

  1. 冷房で体の冷やしすぎは体調不良を招く?原因と対策とは?

  2. あなたの抱っこは間違ってる?身体の負担を減らす3つのポイント

  3. 身体の不調を軽減!外回りが多い女性に気をつけほしいベスト3

  4. 前脛骨筋(ぜんけいこつきん)はどんな筋肉?偏平足との関係は?

  5. 頭のツボ②「翳風(えいふう)」はどんなツボ?見つけ方と効果

  6. 頭のツボ①百会(ひゃくえ)はどんなツボ?その効果とは?

  7. 足底筋の触診方法とほぐし方を紹介

  8. 足底筋はどんな筋肉?作用や起始停止|移植の理由とは?

  9. ヒラメ筋の触診方法とほぐし方を紹介

  10. 下腿三頭筋(ふくらはぎ)のヒラメ筋はどんな筋肉?

カテゴリー一覧

過去の投稿

PAGE TOP