寒さもピークですね。今の時期は風邪を引いて体調を崩される方も増えてきています。
実は体調を崩してしまうと身体も全体的に凝り固まってしまい、肩や背中や腰に違和感がでたり、痛めてしまう方も多いです。
今回はそんな体調不良になった時に、身体はどのような負担がかかってくるのか?アフターケアをどうすればいいのか…?を詳しく解説していきたいと思います。
①咳やくしゅみや鼻をかむ
体調を崩されると、咳をしたり、くしゃみが出たり、鼻をかんだりが繰り返されると思います。
実はそれらを繰り返し行なっていると、呼吸に関わる筋肉に負荷がかってきます。
それに伴い呼吸に関係する筋肉が多くある肋骨の周りの筋肉にも負担がかかる事により背中や肩なども凝り固まってしまう事があるのです。
また、呼吸に関係する筋肉が固まる事により、呼吸が浅くなり疲れやすくなったり、鎖骨の下部が痛くなったりする方もいます。
②身体を丸めてしまう
お腹が痛かったり、咳が酷くなったり、寒くて寝込んでる時の姿勢を思い返してみて下さい。
自然と身体が丸くなっていませんか?
実は人間の身体は無意識に身体を丸めて苦しさを軽減させようとします。
苦しさを軽減させるために仕方ない動作なのですが、姿勢を丸くする事で背骨が歪み、背中や肩首の筋肉が硬まってしまう事があります。
③長時間寝込んでしまう
高熱がでてしまったり体調を崩してしまうと、長時間身体を休めて横になって寝てしまいます。
身体は同じ体勢で長時間動かなくなると、筋肉が凝り固まってしまうのです。
そのため、横になって寝る時間が増える事により腰が固まり腰痛を悪化させてしまう方も多くおられます。
このように風邪を引く事により様々な要因から全身は固まり、痛みの症状がでてきたりします。
実際に体調を崩された後に来られた患者さんの体の状態をみてみると、首や背中、胸部、お腹側の筋肉の緊張が強かったり姿勢バランスが崩れたりしている場合がほとんどです。
そのため、体調が回復した後の身体のアフターケアも大切になってきます。
全身運動のウォーキングやラジオ体操、全身のストレッチなど…風邪症状の回復後には無理なく身体を動かしてあげることが効果的です。
また、ゆっくりお風呂につかり身体を温めてリラックスさせてあげる事も良い方法です。
セルフケアでも調子が戻らない方は、整体院へご相談をされる事をオススメします。
風邪により身体は大きなダメージを受けています。
是非、体調不良の後は身体のアフターケアもお忘れなく行ってあげて下さい。