坐骨神経痛(梨状筋症候群)の原因とは
坐骨神経が梨状筋に追われて走行している部分で、坐骨神経が圧迫され神経障害により神経伝達がうまくいかず、お尻や足がしびれてしまう症状のことを坐骨神経痛・梨状筋症候群といいます。
骨盤バランスが悪く、お尻の筋肉の梨状筋の他に上双子筋、下双子筋、内閉鎖筋の硬さ、これらの筋肉の筋力低下により坐骨神経の圧迫、外傷や梨状筋の先天的な異常が原因で起こります。
坐骨神経痛(梨状筋症候群)の症状について
臀部痛や下肢痛が主訴になることが多く、運動麻痺は知覚麻痺をきたすことは少ないです。
股関節を他動的に内旋させると梨状筋が緊張し、痺れがより強く出て症状が増強します。
坐骨神経痛(梨状筋症候群)坐骨神経バリエーションと頻度
A:正常型(90%)
B:脛骨神経部分と腓骨神経部分に分かれ、片方が筋肉を貫いています(7.1%)
C:筋を挟んで出ている(2.1%)
D:二筋に分かれた梨状筋間より出る(0.8%)
坐骨神経痛の改善方法は
坐骨神経痛の改善方法は、梨状筋、内閉鎖、下双子筋、上双子筋が硬ければ、しっかりほぐして坐骨神経の神経圧迫を開放します。また、上記の筋肉群が再び硬くならない様に、骨盤矯正の整体で骨盤の歪みを改善しましょう。
お尻の筋肉の筋肉量が足りなければ、ウォーキングやスクワット等で、お尻の筋力を強化しましょう。
坐骨神経麻痺について
坐骨神経の知覚…支配部分としては下肢外側以下を支配しています。
坐骨神経の運動…足関節以下の運動を支配しています。
坐骨神経麻痺の原因とは
坐骨神経麻痺の原因としては外傷、注射針などによる医療性損傷や股関節脱臼、大腿骨すべり症による圧迫損傷、または神経圧迫による神経障害、そして梨状筋症候群があります。
坐骨神経麻痺の症状の出かたとは
坐骨神経が麻痺すると、足関節は尖足位なり、膝関節の屈曲もほとんど不能となるため、歩行は腸骨筋と大臀筋の作用で可能であるが、鶏歩となってしまいます。