体幹(インナーマッスル)を鍛えることは 姿勢を変え 体を燃焼させて代謝を良くするために重要なことです。
内臓や脂肪を正しい位置で支えてくれるので、姿勢も保たれて内臓を圧迫せず動作をスムーズに行えるようにしてくれます。
今回は体幹(インナーマッスル)と骨盤の動きのお話をしていきます。
骨盤を支えているのはどんな筋肉
骨盤と背骨を支えてるのが主に、大腰筋 ・腸腰筋・骨盤底筋群です。
大腰筋の役割
大腰筋は背骨と骨盤 両足をつなぐ 唯一の筋肉です。つまり、上半身と下半身をつないでいるのです。大腰筋は姿勢を保ってくれる役割をします。
腸腰筋の役割
腸腰筋は骨盤と両足をつなぐ筋肉で、姿勢を維持する役割や股関節を動かす役割があります。
骨盤底筋の役割
そして、骨盤底筋群は骨盤上部や骨盤の底部にある子宮や膀胱、大腸や小腸などを下から支える女性には大切な筋肉です。
体幹力があると骨盤が歪まない
これらの体幹(インナーマッスル)の筋肉がしっかりしていると、骨盤も歪みづらく、ウエストもシェイプされてスタイルも綺麗になります。
しかし、逆に言うと骨盤周辺の体幹(インナーマッスル)が衰えていると骨盤が歪み、スタイルが崩れて下半身太りとなり、内臓機能を低下させることにもなるのです。
さらに欧米人に比べてとても大きくしっかりしてる日本人の骨盤は、この大きな骨盤を支えるためにも、しっかりと内側から支えてあげなければいけません。
骨盤矯正と体幹の筋トレ方法
骨盤矯正をして骨盤の歪みを矯正しバランスを整えると、正しい姿勢をとりやすくなります。外見が同じに見えても、インナーマッスルがあるとないとでは大きく違ってきます。
体幹(インナーマッスル)を鍛えるには小さな負荷をくり返すことが大切です。正しい姿勢を保つだけでも、鍛えられるのでぜひ習慣にしてみましょう。
体幹(インナーマッスル)を動かすスイッチ
体幹(インナーマッスル)でも、力こぶのようなアウターマッスルでも多くの筋肉は収縮することで、様々な仕事をしてくれています。しかし、筋肉は何もしなくても収縮性を保ち続けられるものではありません。
肩を動かさずにいると凝り固まってしまうように。筋肉もじっとしていると硬くなり柔軟性を失ってしまいます。スポーツの世界では「3日運動しないと運動したことを忘れてしまう」といわれるくらい筋肉は怠けものなのです。例えば、頑張って筋トレをして鍛えたい腹筋を六つに割ったとしても、そこで運動をやめてしまったらせっかくつけた腹筋もどんどん弱ってしまいますよね。
だからこそ、できるだけこまめに動かしてあげることが大切なのです。筋肉をきちんと動かすためには、日々「動かしますよ!」というスイッチを入れてあげる必要があります。運動する時にストレッチをするのはこのためです。しっかりとストレッチをし、「私はこの筋肉を使っています」と筋肉に伝えることで、血流が良くなり筋肉そのものもしなやかになります。
一度、柔軟性を失ってしまっているとしても、ゆっくりと一度ゆっくりとストレッチをすることでスイッチが入り、また弾力を取り戻して伸びたり縮んだりしながら、力をつけてくれるのです。
年齢を重ねると、筋肉量も衰えていきますが、それは 使う筋肉が限られていくからです。筋肉そのものはきちんとスイッチを入れさえすれば、いくつになっても 柔軟性や筋力を取り戻すことができるのです。