今回は女性の悩みである骨盤と重い生理痛、生理不順や生殖器についてお話ししていきます。
骨盤と生理痛や生理不順の関係性
子供を産める年齢の女性には、本来は毎月必ず生理がやってきます。「面倒だし体が不調になるからいや」とか「生理痛がいつもつらすぎる」なんて話をよく聞きます。
もし、過剰なストレスやダイエットで体に影響を与え続けて生理が止まったらもっと重要な悩みになってしまいます。生理痛のわずらわしさも、生理の面倒くささもなくていいわ」だなんて言ってられません。どんなに仕事が忙しくても、人間関係が大変でも、まずはきちんと生理が来るような生活を送りましょう。
骨盤の歪みや可動が悪いと重い生理痛に
そんな女性たちを悩ませる生理の痛みは、実は可動域の狭い骨盤と骨盤の歪みから来ていることが多いのです。生理は月に一度骨盤が最も大きく広がる時です。そのため生理が近くなると、骨盤は徐々に広がっていきます。
ところが、可動域が狭く動きの悪い骨盤はスムーズに広がらないと一生懸命動こうとして、骨盤周りの関節にストレスや負担をかけます。それらも生理痛の一部の症状と思ってください。そして骨盤の歪みで前傾した変位をすると子宮の角度が変わります。そうすると生理痛が重くなったり、生理不順にもつながります。
骨盤の動きが悪いと肩こりや頭痛にも
しかも、骨盤の動きは肩甲骨や頭蓋骨ともつながっているので、生理の時は体全体が開きます。しかし、体がこわばっていると うまく 広げられないので、頭痛や肩の痛みまで引き起こすこともあります。
過食や甘いのを欲するのは生理前
骨盤がうまく広がらないと、体は開くために様々なことを要求してきます。例えば、肝臓が疲れてベロンと広がった感じになると、骨盤が広がりやすくなるので、こってりしたものや、甘いものが食べたくなったりします。
きちんと動く骨盤になると、生理前の過食やむやみに甘いものを食べたくなる気持ちも、生理痛も軽減します。それどころか 経血もスムーズに出て4日ぐらいで早めに終わることもあります。
生理痛やめんどくささで嫌いだった生理が骨盤次第で心も体もスッキリできる楽しい時間になるのです。骨盤の歪みや可動域が気になる方は、骨盤矯正で正しい骨盤のバランスにするのをおすすめします。
生理痛を軽減する足首のケア
男性は足首がキュッと引き締まった女性が好きとよくいいますよね。実はこれには、ちゃんと理由があるのです。足首の動きは股関節の動き、そして骨盤の動きに関係が深いので、足首の周り可動域で骨盤がよく動くかどうかはすぐにわかります。
さらに、卵巣は股関節のすぐそばにあるので、股関節をしっかりと動かして歩くだけで、骨盤の動きが良くなるのはもちろん、卵巣、そして卵巣にくっついている子宮も温まり元気になります。生殖器が元気になると女性ホルモンの分泌も整い、女性の心身がどんどん元気になります。足首は動くとキュッと引き締まります。
足首の動きがいいのは骨盤や生殖器、そして心と体が元気な証拠です。だから男性は足首が引き締まった女性が本能的に好きなのです。足首は太さが問題ではありません。ただボーンとしているのか、キュッと引き締まっているのかが問題です。
引き締まった足首にするには、動きと重心のかけ方が大事です。足首の動きは足首をくるくると回してみれば、足の重心のかけ方はくるぶしを見ればすぐに分かります。スムーズに回れば動きは大丈夫です。くるぶしは外くるぶしが内くるぶしより極端に下がっていると、卵巣の動きが悪いと言えます。
バランスよく体重をかけられるようにエクササイズをするといいでしょう。嬉しいことに、足首はエクササイズの効果が出やすいのです。ボーンとしていた足首も丁寧にケアをするとどんどん引き締まり、2週間ほどで効果が実感できると思います。