季節と気温で変わる骨盤のセルフケア術を紹介

季節により気温や湿度、気圧変化によって開いたり閉じたりと、一定のリズムがある骨盤。

ささいなことで乱れがちな自然の骨盤リズムを崩さないよう、生活を整えることがとても大切です。
ここではその季節により骨盤がどのように変化をするのか?また、その対策を紹介したいと思います。

自然の骨盤リズム

骨盤は気温によって開閉を繰り返します

骨盤には気温が上がるにつれ開き、寒くなるにつれ閉じていくという、自然のリズムがあります。

ところが、一年中エアコンの効いたオフィスの中でデスクワークを続けたり、昼夜逆転の生活を送っていると、骨盤も開閉リズムを忘れてしまいます。

こうなると血行が悪くなり、老廃物も滞りがちになります。自然のリズムにしたがった生活が送れているか、もう一度見直してみましょう。

骨盤の開閉周期は24時間です

骨盤の開閉周期は24時間です

骨盤は朝起きた時がもっともう閉まっていて、就寝を境に少しずつ開き続けます。
そして、寝るときは開ききった状態になり、就寝と同時に再び閉まり始め、閉じ切った状態で朝を迎えます。

この骨盤の開閉リズムが気分や感情に影響を与え、骨盤が閉まっているほど気分が高揚し、骨盤が開いているほど気分が下がります。
頭を使う仕事は脳が覚醒している午前中に行うと効率がアップするので、ぜひお試しを。

毎月変化する骨盤の開閉リズム

毎月変化する骨盤の開閉リズム

女性の体は生理周期に従い毎月微妙な変化を繰り返しています。同時に、骨盤は一か月周期で開閉を繰り返しています。

一番が開いてる時は老廃物がスムーズに出やすくなる反面、体調はイマイチになります。
老廃物が出てしまうと骨盤はゆっくりと閉じ、体調も好調になります。

女性は生理中と生理前後で骨盤が開閉します

女性は生理の始まる時が最も骨盤が開き、排卵に向けて閉じていくのも、骨盤の自然な開閉リズムとなっています。
また、お尻の形も生理周期で変化します。お尻の形は一定でなく、生理周期によって変化します。

まず、生理が終わってから2週間はお尻が立体的になり、キュッと引き締まった小尻になります。
そして排卵を境にお尻大きくなり始め、排卵から2週間前は横に広がったお尻になります。
これは、生理周期にしたがって骨盤が開閉しているためです。 ジーンズを買う時などは注意しましょう。

女性は生理中と生理前後で骨盤が開閉

春夏秋冬でも違う骨盤開閉リズム

骨盤は一年中変化しています。骨盤は暖かくなるにつれ開き始めて熱を発散し、涼しくなるにつれて閉じて寒さに備えるというサイクルがあります。
正しい骨盤リズムは健康の基本です。毎月の開閉サイクルをして、体に自然のリズムを取り戻しましょう。

・春の骨盤の変化:桜の開花宣言とともに骨盤も開き始めます

寒さが和らぎ春の気配が感じられるころ、体もゆっくりと目覚め、3月までには冬の間に溜め込んだ老廃物を追い出します。
春に風邪や下痢などの体調不良を起こすのは、体が大掃除をしている証拠です。

肘から先を温める腕湯などで肩や首を温めて緊張を取り除き、老廃物を流して体のケアをしましょう。

・夏の骨盤の変化:汗をいっぱいかいて代謝のいい体にしましょう

夏の骨盤の変化

夏の健康は汗が決め手です。たくさん汗をかくからこそ、筋肉の緊張がほぐれて骨盤も緩み、老廃物や毒素を排出できるというものです。
ところがエアコンで冷やしすぎると、汗をかかないため、老廃物を上手に排出できなくなります。

また、冷えを溜め込んで腎臓などの調子を悪くすることもあります。汗をかきにくいという自覚がある人は、首の付け根に蒸しタオルを当てて温湿布し、発汗を促してください。また、ゆっくりお風呂に浸かるのも有効的です。

・秋の骨盤の変化:心身ともに充実の季節です

秋の骨盤の変化

体の中からパワー全開夏の暑さで緩んだ筋肉が、寒さに備えてゆっくりと閉まり始める秋は、一年のうちで最もを心身ともに充実する季節です。

この時期に体調を整えておくと、につらい冬を乗り切ることができます。そのためにはまず乾燥対策をしましょう。
就寝時や目覚めた時に冷えを感じたり、唇や肌にかさつきを感じたら、たっぷりと水分を補給しましょう。雑炊や野菜スープなどの温かいメニューがお勧めです。

・冬の骨盤の変化:寒さで体が縮こまり、空気の乾燥でますます冷えが加速する季節

冬の骨盤の変化

体が芯から冷えると、どんなに水を飲んでも体が水分を吸収しづらくなってしまいがちです。水分不足の体は骨盤の働きも悪くなってしまいます。

そのためには冬は上手な水分補給が健康管理の決めてと言っても過言ではないでしょう。
湯船につかりながら、水を飲むと吸収が良くなりますので実践してみてください。口に水を含み、噛むようにして出来と混ぜてから飲むと水分吸収がさらにアップします。

季節に合わせた「月ごとのセルフケア」

季節が変わるにしたがって、私たちの体の中も大きく変化します。ここでは季節(月ごと)体調にあったセルフケアやトラブル対策を1か月ごとにカレンダーにまとめてみました。自分の体調と相談しながら当店を表してみてください。

・1月のセルフケア:マッサージで腰痛を予防

特に年末年始お正月で過ごしてしまった人は、腰痛などにに悩まされることもあります。
おすすめなのが足の指間をさすってマッサージしてみましょう。
指の間を広げ、気持ちいい強さでゆっくりとマッサージします。
太ももの内側と外側を、下から上にゆっくりマッサージするのも有効的です。

・2月のセルフケア: 熱が出たら上手に毒素を排出しましょう

2月のセルフケア

温度がぐっと下がるこの時期、風邪で熱を出してしまう人も多いはずです。
その時は、逆に体内の毒素を排出するチャンスだと思って、上手に熱を発散させるようにしましょう。
首の下や背中にカイロを貼ったり、腰湯などでたっぷりと汗をかくのがおすすめです。

・3月のセルフケア:骨盤を動かすことを意識しましょう

3月のセルフケア

気温が徐々に上がってくると、今まで閉まっていた骨盤も少しずつ開いていきます。
そんな時は、骨盤をよく動かして開閉をスムーズにする手助けをしましょう。
一日一回からの体操を行って、骨盤の歪みを取れば、骨盤の開きも良くなります。

・4月のセルフケア:骨盤も衣替えの時期です

4月のセルフケア

4月は冬から夏に向けて、骨盤も大きく変化する大切な時期です。
この時期に骨盤が歪んでいたり、左右のバランスが悪いと腰の張り、肩こり、不眠など様々な体調不良の原因になる可能性があります。
骨盤体操や入浴方法を実践し、骨盤の衣替えをサポートしましょう。

・5月のセルフケア:交感神経を休ませる工夫を

5月のセルフケア

「五月病」という言葉もあるように、この時期は精神的に負担がかかることが多く、神経が張り詰めてしまっています。
そんな時は、足湯や腰湯でリラックスしたり、後ろ手を握って肩甲骨を寄せ上げ、ストンと落とす体操を繰り返せば交感神経も静まりリラックスできます。

・6月のセルフケア:足裏を刺激してマッサージを…

6月のセルフケア

気圧の変化が激しい5月の下旬から6月は、頭痛や不眠などに要注意です。
消化器系にも影響が出て、足裏のこりも併発してしまうことが多い季節です。
青竹踏みや足裏マッサージをおこなって足裏の筋肉を緩めたり、循環をよくすれば、他の症状の改善にも役立つでしょう。

・7月のセルフケア:冷房のかけすぎは要注意です

7月のセルフケア

どこへ行ってもエアコンの冷房がかかっているこの時期は、逆に寒さ対策が大切です。
特に関節を冷やさないよう、肘当てやサポーターなどで 寒さから守ってあげましょう。
汗を出すことも大切なので、肘湯や手首にお湯をかけるなど、こまめなケアを心がけてください。

・8月のセルフケア:夏の名前は体を温めて予防しましょう

8月のセルフケア

夏に体調を崩す原因は、実はエアコンの冷房による体の冷えがほとんどです。
冷えた体をよく温めるのが鉄則でしょう。
お風呂に入るときもシャワーだけではなく、しっかりと湯船に浸かったり、梅干しに番茶を注いで醤油を垂らす「梅干番茶」もおすすめです。

・9月のセルフケア:腰を温めて腰痛胃痛を予防しましょう

9月のセルフケア

夏場に体を冷やしすぎると、ぎっくり腰や消化器の不調に悩まされることもとても多くなります。
腰が痛い時はお腹を、胃が痛い時は腰の上部をカイロなどで暖め、症状が悪化しないよう気をつけてください。
肘や手首などの関節を温めるのも忘れずに行いましょう。

・10月のセルフケア:筋肉痛対策は万全に行いましょう

10月のセルフケア

スポーツの秋です。体を動かすのは確かに気持ちが調子に乗ってやり過ぎると、待ってるのはつらい筋肉痛です。
筋肉痛は痛い部分を強く押さえてはだめです。
皮膚を動かさないように指で押さえとできるように体を動かすのが筋肉痛を和らげるコツです。

・11月のセルフケア: 日常的に関節のケアを行いましょう

11月のセルフケア

寒くなってくると当然なかなか布団から出づらくなってきます。
そんな時は、まず関節から目を覚ましてあげましょう。
布団の中で手首と足首を回し、ついでに肩もグルグルと回します。仕上げに首も回して関節をほぐせば、スッキリと目覚めることができるでしょう。

・12月のセルフケア:足首を利用して背骨の歪みを整えます

12月のセルフケア

何かとバタバタ忙しい12月…。ついつい早足になることも多いはずです。
そんな時は、ついでに背骨の歪みを調節してあげましょう。
歩幅をやや大きくして、スタスタと早歩きするだけで、骨盤が大きく動きと背骨の歪みも徐々に整っていきます。

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骨盤矯正・骨格矯正

イーバランス整体院院長

『資格:整体師』
整体師歴26年
〈略歴〉
1998年3月 ナショナル整体学院卒業
1988年4月 天祖鍼灸整骨院勤務
2000年6月 オアシス整体院勤務
2010年1月 ラクシア整体院勤務
2013年6月 イーバランス整体院開院
現在に至る
志木駅東口イーバランス整体院は骨盤矯正や骨格矯正で腰痛や肩こりを改善します。特に産後の骨盤矯正は好評です。

『皆様の症状を親身に考え心を込めて整体や骨盤矯正を致します』お気軽にご相談下さい。

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