背中や骨盤の歪みやアンバランス改善に効果のある、呼吸体操を朝と晩におこなって、ゆがみや不調の少ない体をキープしましょう。
このページでは「朝に行う呼吸体操」と「夜に行う呼吸体操」をご紹介します。
骨盤と背骨の歪みが取れる呼吸体操―【朝編】
・STEP①:目が覚めたらまず布団の中で大きく伸びをしてあなたを目覚めさせます。
布団の中で仰向けになり、両手を上に、足のかかとを下に、それぞれ思いっきり引っ張られるようなつもりで全身を伸ばします。
「おはよう!」と声を出しながらするのもより良いでしょう。
・STEP②:四つん這いでせ胸をそらし、「猫の伸び」をします。形としては四つん這いになり、腕をしっかりと伸ばし、腰を下に落とすようなつもりで背骨を伸ばします。
このとき、顎を上げて首筋も伸ばすとより効果的です。
・STEP③:体を大きく右に傾けて体の横を伸ばします。
続いて右肩を思いっきり外側に倒しながら、状態を右に傾け、重心を右肩に乗せます。この時、体の側面が伸びてることを意識しながら行います。
・STEP④:左にもを傾けて上半身をしっかりとほぐします。
今度は右肩に重心を移動して、上半身を左側に傾けていきます。
体の側面が伸びて目がすっきりと覚めてくるはずです。
これを感じたら、右・左を何回か繰り返しても良いでしょう。
・STEP⑤:お尻を後ろに突き出して背骨を伸ばします。
最後に、両手で上半身を後ろに押し出し、背中は伸ばすように上半身を後ろに下げます。
お尻を突き出し、体の側面から背中全体を伸ばすような感覚で行うとよいでしょう。
骨盤と背骨の歪みが取れる呼吸体操―【夜編】
・STEP①:全身に新鮮な空気を送るつもりで大きく伸びをしましょう。
足を肩幅くらいに開いて立ち、両手の指を組み、 大きく息を吸いながら頭上に手を伸ばし、かかとをつけたまま伸び上がります。
息が苦しくなったら 当店一気に息を吐き出し、全身の力を抜きます。
両手のひらを上に向けて2回、それぞれ行いましょう。
・STEP②:息を吐きながら上半身後スイングします。次に、両肘を軽く曲げ、「フッ,フッ,フッ」と息を吐きながら、リズミカルに左の肘、左の腰を後ろにねじるようにして2回、上半身をスイングさせます。
次に右の肘、右の腰のスイングを1セットにし、5セットおこないましょう。
・STEP3③:スクワットで足腰を強化しましょう。
足を大きく開いたら、背骨をまっすぐにキープしたまま、息を吐きながら腰を落とし、両手のひらを軽く膝につけましょう。
・STEP④:肩入れスクワットのストレッチで背中の筋肉をほぐしましょう。
スクワットの体勢のまま右肩を前に突き出すようにして、背中を伸ばします。
右・左ともに2回ずつ行いましょう。
・STEP⑤:肩幅くらいに開いて立ち、両手を後ろで組みます。
そのまま息を吸いながら両手を上げていき、肩甲骨を寄せます。
息が苦しくなったら一気に息を吐いてストンと力を抜き、腕を降ろします。
この時のポイントとしては羽を作るように肩甲骨を寄せましょう。