お子様が産まれてから身体の不調を訴える方が多く、その中でも『抱っこ』がママさん & パパさんにとって大きな負担となってきます。
1日に抱っこをする時間も多く、間違って負担をかけてしまう抱っこをしてしまっていると身体を壊してしまう事もあるんです。
今回は『整体の観点からみた、抱っこの時に注意をしていただきたい3つのポイント』をお話ししていきたいと思います。
①お腹を突き出す抱っこは腰痛に
お腹を前方に突き出してお子様を抱っこしていませんか?
お腹を突き出す抱っこは腰が反りかえって抱っこをしてしまうため、腰に負担がかかり骨盤も歪んでしまいます。
この抱っこの仕方はお子様が重たくなると頻度が多くなり身体にも大きな負担をかけてしまうため注意しなければいけない悪い抱っことなります。
お子様が重たくなってくると身体全体で支えて抱っこをしてしまうため、自分のお腹を突き出し上半身を後ろに反りかえるような抱っこになってしまいます。
このような抱っこだと腰や背中に大きな負担をかけてしまい疲労がたまりすぎる事で腰痛やギックリ腰や背部痛などが誘発してしまいます。
できるだけ、長時間の反りかえる抱っこの時間を減らす事も大切ですが、腰部や背部を柔軟よくさせるストレッチや腹部の筋トレなどのセルフケアも大事になってきます。
セルフチェックとしては仰向けの状態で腰に隙間ができてしまう方は骨盤が歪みすぎてる可能性がありますのでチェックをしてみて下さい。
②片方の抱っこは骨盤バランスを崩す
お子様が2人3人と増えていくと抱っこをしながら家事をされる事が増えていきます。このような抱っこが多い方は骨盤の左右バランスが崩れてしまい片側にだけに痛みがでてしまう方が多いのが特徴的です。お子様に自我が芽生えると抱っこをする時間が増えてしまい家事をしながら抱っこをする『ながら抱っこ』が増えてきてしまいます。
右手に掃除機、左手にお子様がいるとした場合に左手だけではお子様を支えるがキツいため自分の左の骨盤に乗っけるような感じで抱っこをしてしまうと思います。
このような抱っこが多くなってしまうと骨盤の左右バランスが崩れてしまい骨盤の歪みにつながってしまい、片側の腰痛や股関節痛や膝痛などが誘発してしまいます。
できるだけ、ながら抱っこを減らす事も大切なのですが、抱っこをしている側の腰部や臀部を硬くなってしまうためストレッチなとで柔軟性をつけてあげるセルフケアが大事になってきます。
セルフチェックとしてうつ伏せの状態で左右の足の長さがそろっていない方は、骨盤の左右バランスが歪みすぎてる可能性がありますのでチェックをしてみて下さい。
③巻き込み抱っこは背中に負担
赤ちゃんを包み込むような抱っこをしてしまっていると身体に負担をかけてしまいます。
この抱っこは生後わずかなお子様の時期に多く、お子様が落ちないように自分の肩を巻き込みながらホールドして抱っこしてしまっていると、背骨が歪んできてしまい背中の痛みや肩の痛みや首の痛みを誘発してしまいます。
自分の目線が下がりすぎてしまうと肩は自然と巻き込んできてしまうため、目線が下がりすぎないように注意が必要です。
セルフチェックとしては抱っこをしている時に肩が巻き込み、目線が下がり首が前斜していないかでチェックができます。肩を巻き込みながら抱っこをしてしまっている方は自分では自覚されていない方が多いため、ご夫婦でチェックしてもらうと良いです。
これらの抱っこは無意識でやってしまう事が多いため、意識をして悪い抱っこをやりすぎないように注意が必要です。すでにクセずいて沢山やられてる方は骨盤や背骨が歪んでいる可能性が高いため、早めに専門院での矯正が必要になってきますので、当院にご相談下さい。