足を組む、猫背、反り腰、肘をつくなど、普段の姿勢がそのまま体型に結びつきますが、これは普段の生活のしかたとも言えるでしょう。
ママさんにとっては体に負担のかかる育児ですが、これも体を作り上げるダイエットやトレーニングと言い換えることができます。
ここでは育児をそのまま体の矯正やトレーニングダイエットを行うための方法を紹介していきます。
赤ちゃんと一緒にダイエット
なるべくストレッチや筋トレの時間を確保したいと思いますが、そうはなかなか計画通りには進まないのが育児です。それならば、育児を利用することができれば、時間の確保など必要なくなると思いませんか?
産後の体を組直す時に必要なのは「正しい姿勢」ですが、そのときに、少しばかり負荷を体にかけると、その効果はより高くなります。一昔前のカンフー映画の主人公がトレーニングに重りのついた腕輪(パワーアンクル)などをつけていたように、あなたは赤ちゃんを抱っこしています。赤ちゃんの抱っこの仕方には、たくさんのバリエーションがあります。
また、育児の時には普段あまりしないような姿勢をたくさんとりますから、それだけ使わない筋肉をたくさん使うようになります。
これだけでも、十分な効果を期待できることがお分かりいただけると思います。
疲れた育児は体型をさらに崩す
育児と体型には一つの法則があるのご存知ですがあるそれは、「元気な育児をしている時、綺麗な体型」になるというものです。
育児大喜び、育児を楽しみに、そして、育児に積極的なお母さんというのは、見た目も若々しくて、綺麗な体型の方が少なくはありません。
しかし、育児に嘆き、育児に疲れ、育児に消極的なお母さんというのは、覇気が無く、見た目も老けて見えてしまう傾向にありますね。元気な育児をすることが、骨格の組み直しの成功の秘訣といえるのです。
しかし、それはどうすれば、元気な育児をするすることができるのでしょうか?最近は高齢出産も珍しくなくなりましたが、疲れた育児は高齢出産の方に限りません。
年齢が高いとか、体力的に厳しいというのは、疲れた育児の大きな原因にはなりません。多くは、家庭内の人間関係によって、育児に疲れたり、元気になったりするのです。
元気でポジティブな育児の秘訣とは?
イーバランス整体院にいらっしゃった患者さんで、「丸1日休みの日というのはほとんどありません…」というはなしを良く聞きます。「常に育児と、夫が帰って来れば、夫の世話、丸1日とは言わず、せめて半日だけでも自分の時間が欲しい…」というグチです。
ほとんどのママさん達が感じるこの現状は、ママさんたちの体を蝕み気持ちも衰退させてしまいます。育児をする上で重要なのはと「愛してる」をどう子供に伝えるかです。そのためには言葉だけでなく行動が伴わなければなりません。
ですから、どんなに眠くて辛くても、幼稚園に連れて行くのはほとんどがママさんの役目なのです。元気でポジティブな育児は、「愛している」が関係しているのです。子供に愛をなげかかければ、子供からも愛がが帰ってきます。
言葉とともに行動の伴った育児を心がけると、自然に元気でポジティブな育児を行うことができるようになるのです。
赤ちゃんと一緒に運動ですっきりダイエット
赤ちゃんおに愛を伝えるには、言葉とともにあやす動作が必要です。しっかりと赤ちゃんの目を見つめ、心持ち高めの声でゆっくり、はっきりと話しかけてあげましょう。そうすれば、赤ちゃんは笑顔になり、それを見てあなたも元気になります。
赤ちゃんとの時間で楽しみながら行うストレッチや運動は格別です。
赤ちゃんを抱っこで背中のお肉がすっきり
ラッコの姿勢で同点にことになったり、背中の綺麗な骨格になったりします。
赤ちゃんの大好きな抱っこで、綺麗なお母さんを目指していきましょう。
①赤ちゃんを抱っこします。 頭が天井に向かって少し伸びをするようにします。
② この状態で、腰が動か動かないように、ゆっくりと体を左右に倒します。
これを10回繰り返して行きましょう。
ストレッチの際の注意点!
・赤ちゃんの顔がお母さんの肩の高さに来るように抱っこを意識しましょう。
・ 産後まもないころは座って行ってもいいです。
授乳しながらバストアップの運動・体操
授乳をするとバストが垂れるというのは本当でもあり、嘘でもあります
。授乳姿勢がバストの形を決めていますので、この機会にバストアップを目指しましょう。
①椅子に座り、お尻と太ももの外のお肉を下側にしまい込みます。
太ももと赤ちゃんの間に枕などを入れて、抱き飲みの姿勢を作ります。
②乳首を吸わせたら、乳頭の位置がいつもより少し高い位置で授乳するのを意識しましょう。
反対側も同様に、赤ちゃんに吸わせてこれを繰り返して行きます。
運動の際の注意点!
・授乳の際に、乳頭が下に引っ張られないように行います。
・バストを出す際に、外側に押し広げるような形にならないように気をつけましょう。
二の腕をスッキリさせる運動・体操
二の腕はなかなかすっきりしない場所のひとつです。
ところが、抱っこの仕方ひとつで二の腕をスッキリさせることができます。
① 椅子に座り、お尻と太ももの外側のお肉を下にしまいこみます。
赤ちゃんを胸の真ん中で抱っこします。
②下半身が動かないようにして、腕だけで赤ちゃんをゆっくりと大きく左右に振りますまるこれを10回繰り返していきましょう。
運動の際の注意点!
・授乳の際に首を竦めないように気を付けます。
・赤ちゃんの頭が大きく揺さぶられないように気をつけましょう。
あやしながらウエストのダイエット
赤ちゃんはゆったりとしたリズムが大好きですまる特にお母さんに密着しながらのリズムは、むずがっている赤ちゃんでもニコニコ笑顔になります。
①赤ちゃんと向かい合って抱っこします。
②赤ちゃんの顔が、お母さんの肩の高さに来るように頭に向かって少し伸びをします。
③この状態で、腰や下半身が動かないように、ゆっくりと身体を左右にねじります。
これを10回繰り返していきましょう。
運動の際の注意点!
・産後まもない頃は座って行うことをお勧めします。
・赤ちゃんの頭が大きく揺さぶられないように気をつけましょう。