あなたは間違った情報や知識を信じていませんか?
情報が多すぎる昨今、それを信じてダイエットを色々試しても効果がないばかりか、体の害になるものも多々あります。
正しい知識で、あなたの身を守って効果のあるダイエットをおこないましょう。
ダイエットのためにはカロリーを制限するべきは間違い
果物だけでダイエットするのは間違い
果物も摂り過ぎれば肥満の原因になります。果物にはビタミンCやA、抗酸化物質のポリフェノール、腸をきれいにする食物繊維など、体にいい栄養素が豊富です。
でも、甘味成分の「果糖」はブドウ糖よりも中性脂肪になりやすく、内臓脂肪として体にたまります。同様に肝臓にも脂肪が溜まり、「脂肪肝」になります。
危険なのは果物だけを食べるダイエット(朝は果物だけもNGです)タンパク質を取らず運動もしないと筋力が衰え、病気に対する免疫力も弱まってしまいます。
コラーゲンでお肌がプルプルになるのは間違い
コラーゲンを食べても、そのままコラーゲンは肌に移行しません。コラーゲンはタンパク質の一種で、皮膚の下で肌を支えています。骨や軟骨、血管などに弾力性があるのも、コラーゲンのおかげです。
コラーゲンは消化される時、アミノ酸に細かく分解され、そこから体に必要なたんぱく質が再合成されるので、全てが皮膚のコラーゲンになるとは限りません。
コラーゲンに頼りすぎず、良質なタンパク質をバランスよく摂るようにしましょう。もちろん基本は清潔と保湿が一番ですね!
ココナッツオイルを摂取すれば認知症を予防できるのは間違い
健常者がココナッツオイルを摂りすぎると、肥満の原因になります。脳の主なエネルギー源はブドウ糖です。しかし、アルツハイマー病などの認知症にかかると、脳の神経細胞はブドウ糖をしっかり回すことができなくなります。
そのため、脳がガス欠を起こしてしまい、認知機能が低下してしまうのです。ところが、認知症を発症した脳でも、「脂肪からつくられるケトン体」なら代替エネルギーとして活用できることが分かっています。
ココナッツオイルは、主成分が「中鎖脂肪酸」がケトン体にすばやく変わって脳に届くので、認知症の症状を軽減できるということで、注目されていることもあります。
ただし、糖質を制限していない健常者がココナッツオイルを取っても、実はそれほどメリットが期待できません。中鎖脂肪酸は燃えやすくても、その分だけ余剰エネルギーになるので、取り過ぎは肥満の原因になります。
お肉は太るから食べない方がいいというのは間違い
調理の工夫で脂肪分は落とせてダイエットにもつながります。お肉は体に必要な大事なタンパク源です。
また、筋肉を形成するのにも大事な栄養素です。筋肉がやせ細れば脂肪を燃焼しずらくなるので、筋肉量は短オア苦言を摂取して、なるべく維持するように心がけましょう。
お肉でも、蒸す、茹でるなど調理の工夫で脂肪分を落として食べれば、肥満を心配する必要はありません。ただし、お肉ばかりを大量に食べ続けると、大腸がんのリスクがアップしてしまう可能性があります。
赤身肉を加熱した時にできる成分の一部に、発がん作用があるためです。アジ、イワシなど背中の青い魚は、「動脈硬化」を防ぐオメガ3系の脂が豊富な健康食材です。肉と魚を交互に食卓に乗せて、バランスよくとりましょう。
ダイエット中でも低カロリー飲料なら安心というのは間違い
これはかえって太ってしまう可能性があります。ダイエット中にまず注意したいのは。スポーツ飲料です。500ミリリットル中に、20から30gの糖質が含まれ、80から120カロリーに相当します。
低カロリー飲料も、表示に要注意しましょう。熱量が5カロリー未満なら、「カロリーゼロ」、糖質も0.5g未満なら「無糖」と表示できるので、飲みすぎると肥満のもとになってしまいます。
また、砂糖の代わりに使う人工甘味料の強烈な甘味に慣れると、余計甘いものが欲しくなり、かえって太る人が多いことも見逃せません。