子供はみるみる成長していきます。成長と共に体重も増えていき、我が子も1才をすぎましたが、まだまだ抱っこ抱っこの「抱っこ魔」状態です。今回は負担のかからない抱っこの仕方を紹介します。
産後のママさんの腰に負担がかからない抱っこは
産後から抱っこが増えていくと、まず気をつけたいのが腰痛です。イーバランス整体院でも抱っこの回数が増えて腰を痛めてしまったママさんが来院されるケースがとても多い気がします。
そんな時、「良い抱っこ」 &「悪い抱っこ」 を知ってるか知ってないかで、未然にギックリ腰などの急激な痛みを予防する事も可能です。
今回 そんな “良い抱っこ” &“悪い抱っこ” を、ご紹介したいと思います。
産後赤ちゃんの抱っこで腰痛が多い理由
まず、なぜ抱っこが腰痛を引き起こすのか原理をご紹介します。
腰は通常S字のカーブをしているのですが、このS字のカーブが強くなりすぎると腰を圧迫してしまい負担が大きくかかり、腰痛を引き起こしてしまうんです。
ギックリ腰、ヘルニアなどなど腰の代表的な痛みは腰のカーブがどれくらい強いかによって、腰への負担が変わってくるんです。
負担のかかる悪い抱っこは?
まず悪い抱っこからご紹介します。先ほどご紹介した通り、腰のカーブが彎曲しすぎてしまう事が良くありません。
抱っこに当てはめると、腰を反りながらする抱っこです。反りながらの抱っこは腰の骨が大きくカーブする為、腰へ大きなストレスをかけてしまいます。
お子様が6ヶ月くらいになると平均6-9キロと子供の体重は重たくなり、抱っこもどんどんと大変になってきます。そのため、自分の状態を少し反りながら子供を上半身にのっける抱っこになってしまう事が多くなり、これがまさしく“悪い抱っこ” になってしまうのです。
確かにそのときはカラダ全体を使って抱っこできる為 楽なのですが、腰にとっては大きなストレスをかけてしまい腰痛がでてしまう事が多いんです。
負担の少ない良い抱っこは?
「反らないで抱っこをして下さい」と言う事なのですが、お子様を多く抱っこする時期に『 全く反らないで抱っこをする』 というのは不可能だと思います。特に女性の場合、男性に比べても筋肉量が少ない為、長時間 反らないで抱っこをしていると逆に腰以外の部分が疲れてしまう為、どうしても反りながらの抱っこをしてしまうと思います。
そのため、皆さんにアドバイスさせてもらう時は「少し生活の中で意識をして、たまにでも反らない抱っこを入れてみて下さい。」とお話ししています。
全く意識をしていないで生活をしてしまうと、常に抱っこをする時は 100% 反りながらの抱っこになってしまい腰に常に負担をかけてしまいます。「反る抱っこは腰に良くないんだ」と頭で理解をして、少しの時間でも反る抱っこを軽減する事が大切になってきます。
もし、長時間の抱っこをしないといけない時は、一旦お子様を降ろしたり、肩あたりに持ち上げるなどして、反らない抱っこを合間合間にいれてあげてみて下さい。
抱っこで腰痛にならないためには
日常の積み重ねで腰への疲労がたまりすぎると、急な腰痛となってしまう事もあります。
少し意識をして30〜40%くらい、反る抱っこが減らせられるだけでも腰へのストレスは軽減できます。
是非、頭の片隅でもいいので意識をして実践してみて下さい。
骨盤バランスがどうしても歪んでいて腰痛が良くならない産後のママさんはイーバランス整体院の産後の骨盤矯正をお試しください。