避妊してるわけでもないのに、結婚して3~4年経っても子供ができない場合は、不妊症を疑います。
妊活として、色々食生活や産婦人科で不妊治療をしている女性も多いと思いますが、今回は自分でできる不妊症に効果のあるツボを紹介します。
不妊症は男性の問題もあります
男性の精子の異常など、男性側に原因がある場合もあります。仕事でのストレスや深夜残業、不規則な生活、大きなストレスなどで、精子の数の低下がある場合は、男性の生活改善や治療が必要となります。
また、女性側の原因としては、卵巣、子宮、ホルモン分泌などの異常が考えられます。婦人科の臓器に障害がない場合でも虚弱体質や冷え性などの人に多く見られているようです。
不妊症に効果のあるのツボのポイント
婦人科系の症状があると、背中や足腰が冷えて凝りやすいので、まずは背中や足腰の各ツボを指圧しマッサージを行います。
そのツボの箇所のお灸もとても効果的です。特に胞肓(ほうこう)復溜(ふくりゅう)三陰交(さんいんこう)は下半身の冷えを取り、月経周期を順調にする効果が高いツボです。すぐに中脘から中極にかけての腹部の各部のツボを優しく指圧し、腰骨に沿って下腹部もよくマッサージします。
臀部のツボ「胞肓」について
胞肓のツボをよくもみほぐすと、腰の冷えを和らげ、赤ちゃんのできにくい体質を改善し、不妊症に効果のあるツボです。
【胞肓の位置】臀部の平らな骨、仙骨にある上から2番目のくぼみの指幅3本分ほど外側にあるツボです。
【胞肓のツボ療法】施術者は、うつぶせに寝てもらった患者さんの腰に手のひらをつき、お尻を抱えるようにして、右左のツボを親指でやや力を込めて押します。
これは腰のだるさや冷えを和らげるのに非常に効果的です。指圧やマッサージの前によく温めると、さらによく赤ちゃんのできにくい体質を改善できます。
足のツボ「復溜」について
足の血行を良くし不妊症の原因となる冷えをとるのに効果的なツボですので、有効的に活用しましょう。
【復溜の位置】内くるぶしの中心から、指幅2本分ほど上の辺りに、復溜のツボがあります。
【復溜のツボ療法】 足首を手のひらで包むようにして、しっかりと自分の親指で指圧します。
グイグイと押し込むようにしても効果的です。これは、足の血行を促進し、冷えを和らげる効果もあります。上記の不妊症の特効ツボのツボも同様に押しもんでおくと、さらに効不妊に効果的です。
足のツボ「三陰交」について
体の冷えを抑えか腹部の不快な症状を和らげる不妊症に効果のあるツボです。
【三陰交の位置】足の内くるぶしから、指幅3本分の上のところに、三陰交のツボがあります。
【三陰交のツボ療法】施術者は、患者さんのツボの位置に親指をあてて、患者さんのすねを手のひらで包み込むようにして、親指に力を込めます。
体が冷える、婦人科系の病気が悪化しやすくなりますが、この三陰交への刺激が、冷えを抑え、腹部の突っ張るような不快感も和らぎます。