腰痛に効果のある改善ツボ
腰痛の症状
デスクワークでずっと座りっぱなしや接客業でずっと立ちっぱなし、子育てでおんぶに抱っこで腰が痛い方は多いと思います。
不自然な状態を維持してその形でいると、どうしても腰の筋肉や腰椎、骨盤に負担がかかります。
時間が無くマッサージやリラクゼーション、整体院に行けない場合に自宅で出来るツボのセルフケアを書きますのでお試し下さい!
腰痛の緩和のポイント
腰と背中を良く温め、三焦兪、腎兪から関元兪、膀胱兪などの各ツボをご家族や、友人に親指を使ってもらいじっくり指圧をしてもらいましょう。
これによって腰から背中の筋肉の緊張がかなりほぐれます。ツボによっては指圧するとかなり痛みを感じる場合がありますが、この場合はあまりゴリゴリ押さない様にし、軽く指圧をするようにします。
腰痛は腹筋と大きな関係があるので、中脘、天枢などの各ツボもしっかり指圧します。これにおなかののマッサージもするとより効果があります。
足の痛みをとるような場合は足の三里、丘墟、血海、陰陵泉、承山、三陰交などをもみほぐすとより効果的です。
腰の痛み、コリのツボ
三焦兪
腰から背中へかけてのこわばりをほぐすツボ
《位置》腰の中央当たり、第1腰椎の両側へ指幅2本分ほど外の場所。
《ほぐし》うつぶせに寝てもらい腰をつかまえるようにして指圧する。腰から背中へかけての痛み・こわばり・だるさ和らげます。このツボの位置から膀胱兪まで腰椎に沿って丁寧にマッサージを加えるとの効果的です。
腎兪
腰のコリと痛みをほぐし、体力増強にもつながる大切なツボ
《位置》肋骨の一番下(第12胸椎・肋骨)の先端と同じ高さのところで背骨をはさんだ両側
《ほぐし》うつぶせに寝てもらい両手の親指でツボを押す。これは腰の緊張と痛みをほぐし、体力回復にもつながります。
関元兪
痛みやしびれなど、腰と下半身の症状を和らげる
《位置》一番下の腰椎(第5腰椎)の両脇あたり
《ほぐし》うつぶせに寝てもらい両手の親指でツボをとらえ優しくもみほぐす。腰の痛みと下半身の症状を和らげます。
膀胱兪
腰の血行を促進し、冷えからくる腰の痛みに良く効きます
《位置》臀部の中央に位置する仙骨にある上から2番目のくぼみから指幅1本分外側
《ほぐし》うつぶせに寝てもらいお尻を包み込むようにし、両親指でツボを指圧します。腰の血行を促進し、冷えからくる腰の痛みやだるさに効果的です。
中脘
臀部マッサージとの併用でお腹の緊張をとる
《位置》腹部の中心上で、みぞおちとおへその中間あたり
《ほぐし》仰向けに寝てもらいます。みぞおちの両手を重ね、中指の先で優しく押す。腰が痛いと前かがみになっており、お腹の筋肉が緊張するが、ここからおへそのまわりかけてマッサージをすると、かなり楽になる。
天枢
腹筋の機能を高め腰痛のために崩れた姿勢を正す
≪位置≫おへその両脇、指幅2本分外側あたり
≪ほぐし≫仰向けに寝てもらい両手の中指で左右のツボを同時に、腹部の脂肪が軽くへこむ程度に指圧します。腹部のマッサージと併用するとより効果的で、腹筋を強くし腰の痛みをかばうためかかがみ込んで歪んだ姿勢を正しい位置に戻します。