肩甲骨の動きを良くして肩こり予防
肩甲骨の動きが悪いと肩がこる

人間が二足歩行になってずいぶん経ちます。
その事により両腕がフリーになり他の動物より器用に手を動かす事ができるようになりました。

しかし、その進化の負担となるものが首と肩で思い頭を支えなければいけなくなりました。

現代人の頭の重さは男女異なりますが、体の重さの役10%位を占めています。
4,5キロ~6キロくらいでボーリング玉位の11ポンドから13ポンド程の重さがあります。

更に昨今は、PC作業は当たり前でスマホの出現により仕事以外の時間も画面を見続ける時間が更に多くなりました。
肩に頭を乗せる代償として、肩に負担やストレスがかかります。

PC作業、スマホも肩こりの原因

肩甲骨の動きが悪いと慢性的な肩こりになります

PC作業とスマホを見続ける事により頭を垂れ下げている状態が多くなり、猫背になります。
首や肩、肩甲骨の筋肉を必要以上に酷使しています。

長時間繰り返していると肩甲骨の周りの筋肉が硬くなり首や肩、肩甲骨との連動がうまくいかなくなります。
その事により慢性的な肩こりになってしまうのです。

スマホを見続けると腕も疲労します

スマホを見ている状態は必然的に腕が少し上がっている状態になります。
その時に負担がかかっているのは首や肩以外に腕の後ろ側にある上腕三頭筋です。

肩甲骨に付いている筋肉の一部ですがその上腕三頭筋が凝り固まると肩甲骨の動きも悪くなり肩こりにつながります。

肩甲骨周りの主な筋肉は?

僧帽筋、三角筋、棘上筋、棘下筋、小円筋、大円筋、肩甲挙筋、小菱形筋、大菱形筋、上腕三頭筋 等…
小さな肩甲骨の周りに付着している筋肉は数が多くひしめきあっているんですね。

肩甲骨周りの筋肉
肩甲骨周りのコリやすい筋肉

肩甲骨のストレッチで肩こり解消

肩こりや猫背にならない様に姿勢を意識する時に胸を張って背筋を伸ばそうと意識するのは間違ってはいません。
しかし意識しすぎることにより僧帽筋や背骨と肩甲骨間にある小菱形筋や大菱形筋を無駄に酷使してしまい逆効果になることもしばしば…

ストレッチは肩甲骨と肩甲骨の間を広げることを意識していきましょう。
そして、肩甲骨をぐるぐる回すのも効果的です。

肩甲骨を広げる
肩甲骨を回す

わきの筋肉もほぐしていきましょう

肩甲骨の外側にある小円筋、大円筋、広背筋を自分でほぐすのも肩甲骨の動きを良くして肩こり、首コリの予防になります。

肩こり・首の症状

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