妊娠してから出産までに 骨盤は広がります。無事に出産が終わって、産後の骨盤のベルトで不安定な骨盤を閉めるのですが、「骨盤ベルトを締め付けすぎる」とあまり良くないです。今回は産後につける骨盤ベルトや夫婦仲が悪くなる産後のクライシスについてお話ししていきます。
産後すぐの骨盤はゆっくり見守る
出産で広がった骨盤を元に戻したいと、出産後すぐに頑張っている女性をよく見かけます。でもベルトだけで外側からぎゅうぎゅうと締めるだけというのは おすすめできません。
産後の3週間はゆっくり過ごし、いわゆる「床上げ 3週間」を過ぎたら10分でもいいので下半身をしっかり動かして歩き、筋肉の力で引き締めるようにしましょう。
骨盤ベルトは無理なく使用する
そもそも産後の骨盤は出産前までとは広がることにより違う形になり、1～2サイズ大きくなるのは当たり前です。赤ちゃんを産む前と同じ骨盤の大きさにしようと、焦って無理に骨盤ベルトを締めると、視野も心も狭くなってしまいます。
これから子育てで数年間は、想定外のことが山のように起きるというのに、骨盤を強引に締めて視野も心も狭くしては子育ては辛く苦しいものになってしまいます。
1か月過ぎてから産後の骨盤矯正を
産後は骨盤が大きくなって当然です。今の状態は皆さんが経験する当たり前の状態なので悩むことはありません。「産後の床あげげ3週間」が過ぎて内臓が落ち着いてきたら、産後の骨盤矯正をじっくり 受けるのをおすすめします。
体重も骨盤の形もじっくり構え、ゆっくり元の状態に戻していきましょう。
出産した友達を助けてあげましょう
もし、お友達が出産したら、お祝いの品を持っておしゃべりに行くのもいいのですが、それよりも10分か15分でいいのでお友達を外へ外出させて、赤ちゃんを見ていてあげるお手伝いをしてください。
その出産したお友達は寝不足や抱っこで疲れているかもしれませんが、赤ちゃんがいるママさんは下半身が運動不足になっていることがほとんどです。ほんの10分でも大股でしっかりと歩いてくるだけで、血行もよくなり気分もスッキリするでしょう。
骨盤のためには いいのはもちろん外の空気を吸うことにより、たまった心身の疲れや重くなった気分もスッキリするでしょう。
産後の骨盤と産後クライシスの関係
赤ちゃんが生まれてから夫婦の仲が険悪になってしまうという「産後クライシス」というのを聞いたことがあると思います。「夫が子育てに関心がない」、「夫が仕事を言い訳にして子育てを手伝ってくれない」という不満や「夫に男性としての魅力を感じなくなった」という問題などが重なって起きる気持ちの変化です。
実はよく動く可動域が広い骨盤と骨盤内の筋肉がしっかりしていれば、この問題は避けることができるのです。
どうして産後クライシスになるのか
産後は広がった骨盤を早く締めたいと思って焦るママさんﾝも多いかもしれません。もちろん、骨盤がずっと開きっぱなしではスタイルも体重も元には戻りません。産後にやってほしいのは、まず骨盤底筋をキュッと引き締めることがとても大切です。
旦那さんに魅力を感じたくなったという人は、骨盤が出産後にそのまま伸びきっている状態でいることがほとんどです。産後の骨盤を緩んだまま放置すると、旦那さんとの関係は ギクシャクしてしまいます。
産後クライシスの改善方法とは
産後クライシスを回避したいからといって、骨盤を無理やり骨盤ベルトで一生懸命 締めすぎてしまうのはいけません。 外から無理に締め付けた骨盤は、心も締め付けてしまいます。産後の骨盤が広がってしまうのは仕方がないことです。重要なのは、骨盤内の骨盤底筋の体操で筋力アップと、産後1か月過ぎてからの産後の骨盤矯正です。そして骨盤周りの関節の可動域を広げることが非常に重要になってきます。
産後の骨盤矯正で家族円満に
今までお話ししてきたように、骨盤が締まったところからしっかりと開くと女性は幸せを感じられます。そして、骨盤が大きく開くと視野が広がり、大きな心で物事を受け止められるようになるのです。
子育ては想定外の出来事の連続ですが、骨盤がしっかりしていれば、想定外のことに動じなくなるばかりか、仕事で疲れた旦那さんにも優しく接してあげることができるでしょう。
産褥期のこの時期は、骨盤内の骨盤底筋をしっかり鍛えてしなやかによく動く骨盤を取り戻すことで、楽しい子育てと旦那さんへのときめきを両立できる幸せな体になれるでしょう。
産後の骨盤矯正はお任せ下さい
