育児|産後のママの日々の習慣③|子供の上手なほめ方3

大人でも子供でも人は誰でも心の奥に「人から認められたい」という気持ちを持っています。

子供が転んでしまっても、すぐに「痛かったでしょう」と助け起こしてしまうより、立ち上がるまで少し待って「頑張ったね」と褒めてあげた方が、そのこの欲求をダイレクトに出してあげることができます。

叱るのはほんの少しだけで、たくさん褒めてあげましょう。

「痛かったでしょう」のではなく「頑張ったね」を使う

痛かったでしょうのではなく頑張ったね

イーバランス整体院の患者さんに聞いた話ですが、娘さんが歩き出した頃、旦那さんにも協力してもらって徹底してきたことがあるそうです。心理学を通して、娘さんが転んだ時にすぐに助けを起こさず、少し待って自力で立ち上がった時に、その前向きな気持ちを褒めてあげることだそうです。

それは人の心のカラクリを知ったからこその提案でした。 人は誰でも心の奥底に「人から認められたい」という強い欲求を持っています。幼少期となともなれば、何よりも大好きなママに認めてもらいたいという気持ちでいっぱいです。

例えば、歩き始めたばかりの赤ちゃんは、とにかく歩くのが大好きです。自分の新しい能力を試したい気持ちもありますが、歩いている勇姿をママに見てもらいたいという欲求の現れでもあります。「ボク(ワタシ)ってすごいでしょ!」と自慢したいわけですね。だから、転んでしまったとしても、すぐに「痛かったでしょう」と助けようとしてしまうより、立ち上がるまで少し待って「頑張ったね」とほめてあげた方が、その子の欲求をダイレクトに満たしてあげることができるのです。

立ち上がって歩き出すという達成感と「大好きなママに認めてもらえた」という最高にハッピーな気持ちなのです。この二つを味わうことができるので、さらに自信をつけて、また歩こうとします。 初めのうちは心配だと思いますが、すぐに、ちょっと転んだくらいでは、すくっと立ち上がり、何事もなかったように歩き出すようになるので、我慢して待ってあげてください。

大好きなママに認めてもらえた

時には我が子の隠れた応援者になる

他にも次のような場合などに、このカラクリが使えます。

●積み上げていた積み木が、ガラガラと崩れ落ちてしまったとき
●ボタンがもう少しでハマりそうでハマらないとき
●寝返りがあと少しでできそうなとき
●ズボンを一人ではこうとして、片方だけに足を突っ込んでしまったとき
●お菓子の空き箱のフタを、顔を真っ赤にして開けようとしているとき

我が子の隠れた応援者になる

「自分でやりたい」という気持ちが強く出ているとき、何かに没頭しているときは、あえて手を出さず、ママはそっと見守って応援してあげましょう。

もちろん、すぐに助けてあげたほうがいいこともあります。大胆に転んで、大泣きしてしまったとき(歩きたいという)気持ちを超えるほどの痛みがあるとき、心が折れてしまうほどのショックを受けた場合などは、すぐに駆け寄って「痛かったね」「つらかったね」と声をかけ、その気持ちをしっかりと受け止めてあげてください。

それによりお子さんは「ママは分かってくれている」「ちゃんとボク(ワタシ)のことを見てくれている」という気持ちになります。とはいえ、子供たちは、たくましいものです。生まれてからの数年の、劇的な成長を見れば分かるように、失敗しても失敗しても立ち上がる「七転び八起き」の精神が子供には備わっています。

なので、「今、この子は助けてほしいのかしら?」「それとも、認めて欲しいのかしら」と悩んだ時はちょっと様子を伺って、見極めてから行動すると良いでしょう。ママにたくさん認めてもらった子は自分に自信を持った、自立心のある子供に成長していきます。放任・放置ではなく、常に黒子として子供を見守り続けてあげましょう。

叱るのは少しだけ、褒めるのはたくさん

カナダのある大学で、子供たちを2つのグループに分け、それぞれに物語を読み聞かせ、反応を見るという実験が行われました。

1つのグループは、おなじみイソップ寓話の「オオカミ少年」のお話です。狼が来たぞと繰り返し嘘をついた少年が、本当に狼が来た時には信じてもらえず、誰も助けに来てくれなかったため、狼に食べられてしまったというストーリーです。

もう1つのグループは「ジョージ少年と桜の木」の話です。ジョージ少年が父親の大事にしている桜の木を斧で切り倒してしまい、それを正直に父親に告白します。それを聞いた父親は「お前が正直に木を切ってしまったことが何より嬉しい。千本の桜の木を持つ以上に、お前の正直さは価値がある」と言ったというストーリーです。

さて、ここで質問です!どちらの話を聞いた子供が、嘘をつきにくくなったと思いますか?
正解はダントツで「ジョージ少年と桜の木」でした。実に、グループのうち43%の子供達が嘘をつかなくなったそうです。

狼少年の話にはウソを減らす効果は全くなかったのです。つまり、何が悪いことをしたら痛い目にあうよ(オオカミ少年の展開)と悪い見方を示すよりも、正直であることは素晴らしい(ジョージ少年と桜の木の展開)と理想のお手本を示す方が、子供達の気持ちや行動を変える力があるということです。

仮に前者がその場で効いたように思えても、残念ながらその時だけの効果である可能性が大きいです。実は、犯罪心理学の数々の研究からもこのことはわかっています。

回りに道になっても真の成長を大切にするのがポイントです

真の成長を大切にする

先ほどの実験は「正直なのはいいことだよ」と伝えることで、その真逆の存在であるウソを減らしましたが、日々の子どもの行動の中には、良い事と悪い事が同時に発生するケースもあります。その時は、しからずに、駄目だったことは大目に見て、よかった部分、頑張った部分を認めほめてあげましょう。

そうすることで、子どもは真の成長(フリではなく、気持ちから変えてくれること)を見せてくれます。認める、褒めるには、叱るを上回るパワーがあるのです。5回、だめでも1回うまくいったなら、その1回をほめ、「いいことをすると気持ちいい」という感覚を伝えていきましょう。

育児には「ちょっと回り道に見えるけれど、実は一番の早道」がたくさんあります。少し時間はかかっても、子供の両親を上手に育めたら、それに勝るものはありません。一緒に歩めるママさんであって欲しいと思います。

ママの習慣①ストレスをためない1 》
ママの習慣②ストレスをためない2 》
ママの習慣③上手な叱り方1 》
ママの習慣④上手な叱り方2 》
ママの習慣⑤上手な叱り方3 》
ママの習慣⑥上手なほめ方1 》
ママの習慣⑦上手なほめ方2 》
ママの習慣⑧上手なほめ方3 》

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