夏も終わり秋、冬へと変化する季節に1番気をつけていただきたいのが『温度差』です。
暑かったり寒かったりと温度差があると身体の不調を招いてしまう原因にもなります。
そこで今の時期に気をつけていただきたい『温度差』についてお話ししていきたいと思います。
温度差で身体は疲れる?その原因は…
まず温度差があると身体にはどんな変化を及ぼすでしょうか?
人間の体は暑い時には汗をかくことで体温を下げます。そして寒い時は血管を収縮させ体内の熱を放出させないように筋肉を硬くさせて自然と体内の体温調整をしています。
そのため気温差がある時期は、これらの働きが体内で過剰に活動する事で身体に負荷をかけすぎて疲労を溜めこんでしまいます。
日中は暖かいけど夜は寒い日や、昨日は気温が9℃あったのに今日は18℃だったり、暖かい部屋と寒い外を行ききしたりするなど過度な温度差を感じてしまうといつも以上に疲労をためこんでしまう原因になってしまいます。
季節の変わり目に身体が疲れやすい方、風邪を引きやすい方、今の時期に急激に肩こり腰痛などがひどくなってしまう方は温度差を感じさせない対策が必要です。
温度差で疲れない対策と改善方法
温度差で身体に過度なストレスをかけて疲労を溜めこみやすい今の時期に、とても大切な4つのポイントご紹介していきたいと思います。
①身体を冷やさないようにする
急激な温度変化を避けるために身体を冷やさないようにしましょう。身体を温める時のポイントとしては「足首」「手首」「首」の3つの首を温める事が大切です。
この『3つの首』の部分には血流の多い血管が皮膚近くを走っているため、その部分を温める事で全身を温めて身体を冷やさない対策には大きな役割をしてくれます。
そのため厚めの靴下や手袋やマフラーやレッグウォーマーなどを使って身体を冷やさないようにしておく事で寒暖差での疲労の対策をしましょう。
その他、毎日お風呂につかり体の奥まで温まり、全身の血行をよくしておく事も効果的です。
②マッサージやストレッチをする
身体は疲労を溜めこみすぎる事で筋肉がコリ固まります。血液の循環も悪くなり体が冷えてしまう事で温度差を感じやすくなります。
そのため秋から冬の季節は寒さで筋肉がとてもコリやすいため、マッサージをして柔軟性のある筋肉にしておく事が大切になってきます。
軽度のコリであれはセルフケアでのストレッチやマッサージ機でほぐしてあげるだけでも改善する事もありますが、重度のコリの場合は一度しっかり整体院で筋肉を柔らかくしたり骨盤バランスや骨格バランスを整えて血行を良くする事をオススメします。
③運動をして体を動かして改善
運動で体を動かすて筋肉を使い体内の代謝を上げて身体を温める事で体も冷えづらくなります。ですから適度に体を動かしておく事は温度差を感じにくくするためにとても重要と言えるでしょう。
どうしても寒いと外出や外での運動もおっくうになりがちですが、軽いウォーキングでも良いので冬の季節も毎日適度に体を動かす事を心がけていただく事が温度差対策にもつながっていきます。
④日頃から身体を温める温め食材を摂取
食物には体を温める食材と体を冷やす食材があります。ですから体を温める食材をとる事で体内温度を上げ温度差に強い身体になるでしょう。
一般的に生姜やネギは身体を温める食材として知られてますが、温める食材をパッと判断する事は難しいかと思います。できるだけ旬の食材を意識して取り入れていただけると分かりやすいかと思います。
冬に旬の食材は身体を温め、夏に旬の食材は身体を冷やす作用があります。ですから冬に旬の根菜類を鍋料理に入れると身体を温めてくれる作用もあり良いので、体を温める食材を積極的に摂取するよう心がけてみて下さい。
今年は温度差がとても激しいため当院に来られる方も身体の不調を招いている方が増えています。日々の生活からこれらの事を心がけて温度差に負けない身体作りをしていきましょう。
『身体の体質改善をしたい』『代謝を上げていきたい』などお身体の事でお困りの方はお気軽に当院までご相談下さい。