
乳幼児は何もしなくていいなぁ~と思ってる方はいませんか?
小さいながらも赤ちゃんは色々な事をしてくれています。
泣いているだけと言うけれど、泣き方によって子供がママやパパに一生懸命メッセージを伝えているのです。
小さいけれど決して無力ではない

皆さんは赤ちゃんって、どういう存在だと思いますか?一人では何もできない、周囲に全てを依存している、無力な存在…そう思われがちです。
ところが、関わってみると、赤ちゃんは全て受け身か?と言うと、そうではありません。赤ちゃんは要求によって鳴き声を変えています。最初はなんで泣いてるのか全然わからないのですが、付き合っていくうちに、この泣き声はお腹が空いたのか、おむつなのか、甘えてるのか…少しずつ分かるようになってきます。
泣くだけというけれど泣き方によって、子供がメッセージを相手に伝えているのです。
赤ちゃんの微笑みもそうです
赤ちゃんの2ヶ月くらいの微笑みは、ほとんど反射のように生理的なものです。しかし、それを見ることで、親の方に嬉しい気持ちが生じ、親も笑います。それを見てまた赤ちゃんも笑う…。
親が赤ちゃんに愛情をかけるだけでなく、赤ちゃんの側も親の愛情を引き出す力を持っているのです。

答えは赤ちゃんが知っている
「生まれるまでは不安だったけれど、何が必要かは赤ちゃんが教えてくれた」と言った人もいます。なぜなら、何をしたらいいかは、どんな育児書よりも、今、目の前にいる赤ちゃんの方が良く知っているからです。
赤ちゃんは嬉しいと笑うし、何かあれば泣いて教えてくれます。大人のように無理をして顔を作ったり、おなかが空いたのに我慢したりすることはありません。だから泣けば抱っこしてよしよしする、ミルクを飲ませる、おむつを替える…。
そんな日々当たり前のようなことをするままが、ちゃんと赤ちゃんのサインを感じ、応答し、その成長を導いていることになります。

自分に必要な行動を引き出す
こうした赤ちゃんの持つ「自分に必要な行動を引き出す力」は母親だけでなく、あらゆる人に向かって発せられています。
そんな力を知れば、子育てはどんなマニュアルや周りの意見よりも、まず、「今目の前で成長している、赤ちゃんそのものの姿を見る」ということの大切さが分かってくるのではないのでしょうか。
