高齢妊娠は出生前診断を受けるのはどうして

2年前に長男を出産し、そろそろ2人目が欲しいと考えていますが、今年で35歳になるママさんのお悩みです。

一人目の時は全く気にしませんでしたが、最近テレビやネットで高齢妊娠の人は、赤ちゃんの異常を調べる血液検査や羊水検査が必要というのを見ました。

私の場合、もし2人目を妊娠したら検査を受けた方がよろしいのでしょうか?検査方法についても教えてくださいというご相談です。

高齢妊娠の出生前診断とは

妊娠中に胎児の異常の有無をチェックする「出産前診断」は最近テレビなどで取り上げられるようになりました。

一般の方に広まりつつあるこの検査は、もともとは1960年代の終わり頃から1人目のお子さんがダウン症だったり、カップルのいずれかが染色体以上の保因者(外見的には異常がないが、一定の確率で染色体異常児を妊娠する可能性のある素因を持った人)であるために、不安から出産を諦めていた場合に、そのカップルや夫婦が安心して健康のお子さんをもてるように他の目的で研究された健康方法でした。

出生前診断

高齢妊娠とともにダウン症が多くなる

したがって初期はごく限られた方を対象とした検査であったのですが、時間が経つにつれて 母胎の年齢とともに、ダウン症の確率が高くなることが広く知られるようになったことと、晩婚化傾向から高齢妊娠の割合が増加したために、特に染色体異常の既往のない方が単に35歳以上からだったからという理由で検査を希望されるようになってきたのです。

出生前診断の相談

高齢妊娠の出生前診断の問題点

最近では一部で35歳以上で妊娠したら、検査を受けるのが当たり前のような表現すら見聞きすることがあります。まず検査には次のような問題点があることを十分に理解してください。

1:出生前診断には、異常児を選別するという考え方との区別がつきにくい面があり、年齢的に解決が難しく、個人の価値観や人生観と密接な関わりがある。

2:羊水検査の場合、胎児の異常の全てがわかるだけではなく、ダウン症などの染色体の数の異常だけしかわからない。染色体の異常によらない他の異常は分からない。

3:羊水検査の場合、お腹に針をさして羊水を抜いて行うので、約300分の1の確率で破水、感染、流産の可能性がある。

4:血液検査の場合、結果は確率で示されるので、正常か異常かについての確定診断はできない。

このようなことから、検査を受けるかどうかは担当医ではなく、あくまでも夫婦やカップルの自由な意思で決めることが大切です。また、年齢やこれまでの妊娠、出産歴など人によって事情は大きく異なります。あらかじめ一般的な検査の方法、意義、リスクについて十分 説明を受け、あなたにとってはこの検査がどういう意味を持つのかを理解した上で、お決めになるとよろしいでしょう。

出生前診断の結果

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