
出産して病院から退院し家に帰って来てから1ヶ月も経つと赤ちゃんもそろそろしっかりしてくるころです。
赤ちゃんらしくだんだん丸みを帯びた体つきになってくることでしょう。この時期は目や耳が発達してきて、あやすと何らかの反応が現れます。
1ヶ月の赤ちゃんは赤ちゃんらしい丸みがでてきます

1ヶ月を過ぎる頃になると皮下脂肪もついていかにも赤ちゃんといった感じの丸みが出てきます。身長や体重が急速に増える時期でもあります。
順調にいけば生まれた頃よりも体重は1 kg、身長は4㎝ ぐらい増えていることでしょう。
正しい身長や体重の伸びはあくまでも個人差がありますから気にしすぎる必要はありません。
体重計で体重を測るのは一週間に一回程度で十分です。
特に小さめに生まれた赤ちゃんは成長がゆっくりですからあまり焦らないようにしましょう。
運動の機能も発達してきて盛んに体を動かすようになります。気がついたらかけていたはずの肌掛けを足元まで蹴っ飛ばしていた…
なんていうのもよくあることになります。赤ちゃんが風邪をひかないようにも注意してあげましょう。
1カ月を過ぎると視力、聴力がめざましく発達してきます

これまではせいぜい暗い、明るいと言ったことぐらいしか分からなかった赤ちゃんの視力も大分発達して1ヶ月を過ぎる 頃になるとぼんやりと周囲の物が見えるようになります。
視力だけでなく聴力の発達もめざましいものです。大きな音がするとびっくりして泣き出したり声をかけると反応するのは耳がよく聞こえるようになった証拠です。
オルゴールメリーなど動いたり音が出るおもちゃにも反応を示すようになります。
ママの気配にも敏感になってきます

せっかく寝たのに音を立てると、目を覚まして泣いてしまうからとあまり神経質になる必要はありません。普段の生活で出る音には徐々に慣れていくことでしょう。
このころになると赤ちゃんもママの気配を感じることができるようになります。
また、ごく近い距離ならママの顔を少し見えてきます。赤ちゃんの目を見て優しく語り掛けてあげてください。
生活のリズムも規則的になってきます
生まれたばかりの赤ちゃんは、おっぱいを飲んでは寝るの繰り返しでした。このころになると授乳以外の時間にも目を覚ましていることも多くなります。
授乳のリズムがバラバラだった新生児期に比べると、段々規則的になってきて2~4時間おきに1日6~8回で安定してきます。

赤ちゃんの中には夜中に、かなりぐっすり寝て一回起きるかどうかという子も出てくるでしょう。
もちろんこれも個人差ですから、「うちの子は相変わらず授乳のリズムが不規則だし夜中もまだまだ起こされる」というママも焦らずに…。
もう少しすればきっと規則的になってくるはずですので心配しないで大丈夫です。
