30代・40代になって「最近、体型が崩れてきた」「腰や肩の不調が気になる」と感じ始めてきていませんか?それらのお悩みはもしかすると骨盤のゆがみが原因かもしれません。
若い頃には気にならなかった体の変化は、ライフスタイルや出産などが大きく影響して骨盤を歪みすぎてしまっている方が多いです。当院は骨盤矯正専門院として沢山の方々の骨盤を整えてきましたが、30・40代からの骨盤矯正は非常に大切です!
今回は30・40代の方が骨盤を整える大切さや骨盤を整えて健康と美しさを取り戻す秘訣などを紹介します。

なぜ30・40代に骨盤を整えることが大切?
骨盤矯正はどの年代でも大切な矯正ですが、30・40代の時期は仕事や育児が忙しくなり姿勢の悪化や運動不足などにより
骨盤が歪みすぎてしまう方がとても多いです。
この年代の方が骨盤を歪めてしまう原因として大きく3つに分けられます。
1.日常生活での骨盤への負担が増加
30・40代の方は仕事や育児など多忙な時期のため長時間同じ姿勢でいることが多くなり骨盤に負担がかかりやすい生活習慣が増えてしまう時期です。
座りっぱなし、立ちっぱなし、抱っこの姿勢は特定の部分に負担をかけ骨盤周りの筋肉をアンバランスにさせてしまい、骨盤が大きく歪んできてしまいます。

2.出産経験の影響
年齢を重ねて出産経験が多い方ほど骨盤は歪んでしまいます。
妊娠すると骨盤が大きく広がってしまう、腰が反って骨盤が捻れて歪んでしまったりと産後は骨盤がとても歪んでしまいます。産後に歪んだ骨盤は自然と整わないため、骨盤矯正をしていない方は特に骨盤の歪みが原因で長年の体の不調につながってきたりします。

3.加齢による筋力の低下
30代後半から40代にかけて、特に骨盤を支えるインナーマッスル(深層筋)が衰えはじめてしまう方が多くなります。インナーマッスルが衰えると外側の大きな筋肉(アウターマッスル)ばかりを使って姿勢を保とうとします。
これが筋肉の左右差を生み、骨盤を引っ張って歪ませてしまいます。そのためインナーマッスルの衰えにより骨盤は歪みやすくなってしまいます。

骨盤がゆがむと起こる5つのサイン
あなたの体にこんなサインはありませんか?
1:慢性的な腰痛や肩こり
2:下半身太り(下半身のシルエットが大きい、ポッコリお腹、お尻のたるみ)
3:姿勢の悪化(猫背や反り腰)
4:むくみや冷え性
5:生理痛の悪化や便秘
この中から3つ以上当てはまる方は骨盤が歪んでいる可能性があります。
骨盤の歪みは血行不良や内臓機能の低下にもつながり、健康面だけでなく美容面にも悪影響を及ぼしてしまいます。


骨盤矯正で得られる3つのメリット
骨盤を正しい位置に戻すことで、以下のような嬉しい変化が期待できます。
①痛みの改善と予防
骨盤が整うと全身のバランスが改善され、筋肉や関節への無理な負担が軽減されます。
それによって長年悩まされていた腰痛や肩こりが軽減したり改善する方も多いです。
②スタイルアップとダイエット効果
骨盤が綺麗に整うと内臓が正しい位置に戻りポッコリお腹の解消に役立ちます。
また、内臓の動きが良くなり血流やリンパの流れが促進されることで代謝がアップし、痩せやすい体質へと導かれていきます。

③自律神経の安定
骨盤周辺には自律神経に関わる重要な神経が通っています。
骨盤のゆがみが改善されることで、自律神経のバランスが整い、質の良い睡眠やストレス軽減にもつながります。
自宅でできる!簡単な骨盤ケア
まずは日常生活の中で、できることから骨盤ケアを始めてみましょう
1.座り方や立ち方を見直す
椅子に座る時は、深く腰掛け、左右のお尻に均等に体重をかける意識を持ちましょう。
あぐらをかく癖や足を組む癖や片足に重心をかけて立ってしまう癖も骨盤をゆがませる大きな原因なので、できるだけやめていきましょう。
2.軽いストレッチを取り入れる
●骨盤周りをゆるめる「ワニのポーズ」
①仰向けに寝て、両膝を立てます。
②両腕は左右に広げ、手のひらを床につけます。
③息を吐きながら、両膝をゆっくり右側に倒します。顔は膝と反対の左側を向くとより効果的です
④反対側も同様に行います
ポイント: 肩が床から浮かないように意識しましょう
股関節と腰まわりの緊張をとり骨盤の捻れてを調整してくれます
●お尻の筋肉を伸ばす「4の字ストレッチ」
①仰向けに寝て左膝を立てます
②右足のくるぶしを左膝の上に乗せます(数字の「4」を作るイメージ)
③左太ももの裏側に両手を回しゆっくりと胸の方へ引き寄せます
④右側のお尻が伸びているのを感じながら30秒キープ
⑤反対側も同様に行います
骨盤を支える大臀筋をほぐし骨盤を正しい位置に戻しやすくしてくれます。
骨盤周りの筋肉を動かして血行を良くしておく事も骨盤には良い効果がでてきます。
血行を良くし骨盤周りの筋肉を緩めていきましょう。
3.インナーマッスルを鍛える
骨盤底筋を意識した軽い腹筋運動
①仰向けに寝て、膝を立てます
②鼻から息を吸い、口からゆっくり吐きながら、おへそを背中にくっつけるイメージでお腹を凹ませます
③そのまま、お尻の穴をキュッと締める感覚(トイレを我慢する感覚)を数秒キープ
これを1日5〜10回繰り返すだけで、骨盤の土台を支えてくれる筋肉の強化になります。
骨盤を支えてくれるインナーマッスルは骨盤を歪みすぎないためには大切になってきます。
骨盤底筋群を意識した軽い腹筋運動は骨盤を内側から支える力を養ってくれるため非常に大切です。
骨盤が歪みすぎてる方の場合はセルフケアだけではなかなか改善しないため、整体院での専門的な骨盤矯正が最も効果的です。プロの施術で根本的な原因を探り、あなたに合った矯正プランを見つけていきましょう。
30・40代は、体の土台である骨盤を見直す絶好の機会です。体の不調を「年齢のせい」と諦めずに継続的なケアで健康的で美しい体を手に入れましょう。


