ポッコリお腹や半身太りを改善する運動の「実践編」を紹介していきます。
とにかく簡単な基本ポーズとは?
チェックポイントも簡単です。続けやすさに意味があります。「改善運動①」で説明した、ぽっこりお腹の原因となる骨盤の歪みやひらき…。
そもそも人は、右に回転しながら生まれてくるため、9割以上の人は、元々右上がりの骨盤になっています。
さらに年を重ねていくとどんどん歪んでいくため、骨盤は毎日継続して整えていきたいものですね。
そこでぽっこりお腹改善運動はとにかく簡単に、毎日行うことを目標に、続けるのが苦にならない1日に1つの運動を基本にしています。
間違ったやり方のまま続けていた、ということがないように、チェックするポイントも分かりやすくなっているので、誰でもすぐに実践できます
鏡で自分を見て体型をチェック
・正面、横、背面すべての位置を確認してみましょう。下っ腹改善運動を始める前に、まずは現状を把握しておくことが大切です。自分の姿を鏡でチェックし、立ち方姿勢のクセを確認しましょう。
まずは正面から見て、お尻が左右にはみ出ていないかなどをチェックします。次に横向きの自分をチェックし、猫背や反り腰になっていないかを見ます。理想の正しい姿勢は前回お話ししたように、耳の下、肩、腰、くるぶしが一直線であることが大切です。
胸より下っ腹が出ていたら、「 歪んだS字」のバランスですので、要注意体型となります。膝が曲がったりアゴが出ていないかなども確認しましょう。自分の曲を意識してから運動を行えば効果もぐっと高まります。
正しい呼吸が成功のカギです!
●鼻から息を3秒で吸います
楽な状態から、3秒かけて鼻から息を吸います。腹式呼吸をして、お腹を膨らせます。
●一気に口から吐き出します
お腹の中の空気を一気に吐き出し、お腹がペタンコになった状態で7秒キープします。
ぽっこりお腹改善運動「基本編」
1日1分のこの運動が体型をスリムにします。
1:かかとを付けて真っ直ぐに立ちます
体が傾いていたり肩が上がっていないかも気をつけましょう。ヒザはしっかりと閉じ、両手は楽にします。
2:両腕を上げて、両手を重ね、鼻から息を吸います
頭を締めるように腕をしっかりと組んだら、勢いよく、鼻から息を3秒で吸い込みます。
3:息を吐きながら伸びあがります
つま先立ちをして、全身を上に伸ばしながら、息を一気に行きましょう。
4:息を吐ききったらそのまま7秒間キープしましょう
かかとをあげた姿勢をキープしたまま、7秒間静止します。
※一回で15秒間 合計1日1分 朝晩の合計2回ずつで行うといいでしょう
夜の骨盤リセット運動「夜編」
▶寝る前にすると骨盤がリセットされます
一日を終えて、疲れて開いた骨盤を整えるためにやるのがこの運動です。体のゆがみをリセットするのに最適です。
骨盤が締まるので、お尻の位置が高くなったり、ちぐはぐになった左右の足の長さも整います。
・朝の基本ポーズと合わせると効果がアップします。
ポイントとしては
・顔の向きは足に合わせます
・足首は直角に曲げます
・足は真上に上げます
1: うつ伏せになり、顔を横にかけます
顔はあげる足の方向に向けます。両手は体の横に自然に置きます。
2:片足を45度に開き、ヒザとかかとを直角に曲げます。
開いた方の足の膝かかとを、直角を意識しながら折り曲げます。
3:足を持ち上げてそのまま5秒間キープします
足裏を天井に向けたまま、太ももから持ちあげるようにかかとを突き上げます。
そのまま5秒間キープしましょう。
※上記の二つの運動は朝と夜にすると効果的です
これだけの運動でスリムになる
下っ腹運動は朝と夜に2回ずつ行えばオッケーです。1ポーズで1日1分間、夜の骨盤リセット運動と合わせても1分30秒です。朝と夜が難しい場合は朝だけでも構いません。
起床後にすることによって、骨盤ととともに内臓機能も活発になり覚め、整い、その後の活動に 燃焼量を上げて「痩せやすい体質」にしてくれるのです。
骨盤を整えれば疲れた体全体を正しい状態に戻せます。下記のNGポーズだけ気をつければ、きちんと効果の出る運動です 。是非してみましょう。
NG POINT:
・かかとがついていない、両足が離れている
・前のめりに伸びている、顔が下を向いている
・腕が伸びていない、呼吸法をしていない
自分でできる骨盤矯正です!
骨盤のゆがみが、身体の不調を呼び起こします。骨盤の歪みは、姿勢や体のバランスを崩し、内臓機能の乱れを招きます。
それにより体にさまざまな不調が生じるのです。便秘、下痢、むくみ、生理痛や生理不順、肩こり、不眠、慢性疲労など多くの女性を悩ますこれらの症状は、骨盤のゆがみや肩甲骨を開きから来ています。
骨盤と共に姿勢身体のバランス内臓機能が整うと、自然と基礎代謝が上がり血行が良くなり、慢性的な不調もなくなっていくでしょう。
一人でも間違えずに骨盤矯正が
重力がかかった状態で生活している限り、骨盤のゆがみは避けられませんプロの整体師が施術をしてもキープできるのは限界があります。簡単な運動だからこそ、毎日続けられるように間違えようがないくらいに簡単な運動です。
他にも骨盤矯正できる運動はたくさんありますが、時間がかかったり、本を見みながらでないとできなかったり…。 ですが、下腹ポッコリ改善運動なら、毎日継続して行うことができます。
一つのポーズで全身を伸ばすストレッチ、身体の軸を取る体幹トレーニング、骨盤の歪みや開きを改善し全身を整える姿勢矯正を間違えずに正しく行うことができます。
肩甲骨と骨盤の両方に働きかける
「骨盤回し」という骨盤を整える運動がありますが、ただ骨盤を回してしまっているだけというものが非常に多いです。効果があってもこれは骨盤が締まったというよりは骨盤周りの仙腸関節や股関節が、多少柔らかくなった程度の感覚でしょう。
ぽっこりお腹改善運動では両足はしっかりとかかとをつけて固定、両腕も頭上でしっかりと固定されています。これで骨盤と肩甲骨という体を支える、上下の大切なポイントをしっかりと固定することができます。
その状態で腹式呼吸をしながら伸ばすことで、骨盤と肩甲骨が正しい位置に固定されたまま圧をかけられ、しっかりと矯正されます。全身をしっかり固定した状態で、圧をかけるこれが一番効果的な方法なのです。
美しい姿勢の人は不調無し
前に述べたように、骨盤の歪みを整えることで、女性に多く見られる様々な不調が改善されていきます。ぽっこりお腹改善運動で、美しい姿勢をキープすることによって、今までの慢性的な不調がなくなっていくのです。
骨盤の歪みが取れて、全身の代謝があがったのが大きな要因ですが、心も大きく関係しています。
いつも背中を丸めて暗い顔をしている…。何か背筋がシャキッとするようなストレッチはないかと相談されました。そうなのです!背中を丸めていては前向きな気持ちになれないのです。
逆を言えば背筋を伸ばしてまっすぐ前を向いてる人がどんより落ち込んでいることがあるでしょうか?前向きな美しい姿勢の人は不調になりづらいのです。
まっすぐ伸ばすのがとても大切
ぽっこりお腹改善運動は、全身を縦にまっすぐ伸ばしていきます。 これはほっそりとした体つきにしたいからです。特に胸の下からお腹にかけてグーと伸ばすのが、下っ腹をぺったんこにする最も重要なポイントです。
筋肉は、りきむ方向に寄り添うようについて行きます。ボディビルダーの方が筋肉を見せるために取るポージングを思い出してみてください。腕や足に思い切り力を入れて、隆々となった筋肉を魅せつけています。
体を丸めるようにして力を入れたら、肩や背中に筋肉がたっぷり付くでしょう。外側に反るように力を入れれば肩や腕がパンパンになるでしょう。
ぽっこりお腹改善運動が上まっすぐ伸びるポーズになっているのは、横方向に筋肉をつけたくないからです。思いっきり力を入れる必要はないのです。腕も足もお腹もまっすぐまっすぐ伸びるよう、筋肉に教えてあげる気持ちで運動をしていてください。
改善運動① 基本編はこちら 》
改善運動② 実践編のページ 》
改善運動③部分やせ編はこちら 》
改善運動④はこのページ
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