セルライトの4種類の原因|脂肪との違いは?

女性にとって下半身の脂肪は気になるものですね。上半身はスリムなのにお尻は大きく足が太く見えて悩んでいる女性は少なくはありません。今回は下半身太りの原因や脂肪とセルライトの違いを紹介します。

お尻の脂肪

このようなスタイルになってませんか?

スリムなズボンを買うときにウエストで合わせるとお尻や太ももが入らない、お尻で合わせるとウエストがゆるい経験はありませんか?

それは上半身はスリムなのに、それに対してお尻や太ももの下半身が太いスタイルだからです。いわゆる下半身太りという状態です。

間違ったダイエットをしていると

下半身をスリムにしたくて運動しダイエットをしても、やせていくのは上半身ばかりで逆に下半身はごつくなる、太くなってしまった女性がいると思います。それは上半身に脂肪がつく理由と下半身に脂肪がつく理由が違うからです。

もう下半身のダイエットを失敗しないためにも正しい原因を理解しておきましょう。

下半身太り

セルライトは単純な脂肪ではない

セルライトはそのほとんどが脂肪ですが単純な脂肪ではありません。体内の器官がきちんと動かなかったことによって傷が付いてしまった脂肪組織です。

セルライトは皮脂の浅い所に出来てしてしまうため、やせ型の方でもセルライトは出来てしまいます。

セルライトと脂肪の違い

セルライトの特徴

・ほぼ女性ばかり
・やせている人にでもできる
・体の表面にできやすい
・お腹、お尻や太ももにできやすい
・運動や食事制限では落ちづらい
・セルライトにより冷えやむくみになる

セルライト

脂肪の特徴

・男女ともに脂肪は付く
・肥満の人に付きやすい
・表面だけでなく内臓にも付く
・運動や食事制限で減る
・脂肪は運動不足や食べ過ぎで付く

脂肪は男女とも付く

代謝が悪いと脂肪細胞が膨らむ

人間の成人の皮膚のすぐ下にある脂肪細胞の数は約300億個と言われています。脂肪細胞は線維組織により結合していてその脂肪細胞が必要以上に蓄積されると肥満になります。

肥満の人ですと脂肪細胞は400~600億個になるそうです。そして各々の脂肪細胞の中には脂肪が詰め込まれているのです。代謝により常に脂肪細胞は分解と合成を繰り返します。

その人の代謝が悪くて脂肪の運び出される量よりも運び込まれる量が多ければ脂肪細胞はどんどん膨らんでいきます。300億個~600億個もある脂肪細胞が膨らめば太く大きくなってしまうのですね。

皮下脂肪層の役割について

皮下脂肪は真皮の下に存在しています。その役割としてエネルギーを体内に脂肪として蓄える役割があります。その脂肪は体がエネルギー不足になったり飢餓状態になると生命維持のために燃焼されます。

また、体を外気から守り、熱さや寒さから守っています。皮下脂肪は熱を伝えにくい特性があるのですね。そして外部からの衝撃を吸収するクッションの役割もしています。血液中の余分な糖や脂肪を取り込んでエネルギーとして蓄える役割もあるのです。

レセプター(受容体)が脂肪をコントロール

脂肪細胞の表面にはレセプター(受容体)がついていて脂肪の取り込みと放出をコントロールしています。レプチン受容体とG12シグナル型受容体の2つがあります。

女性の下半身に脂肪がつきやすくなるのはこのレセプターが男性よりも下半身に多く配置され存在しているからです。

上半身より下半身は6倍太る

脂肪放出レセプターと脂肪貯蔵レセプターの存在する割合としては脂肪放出レセプター1個に対して、脂肪貯蔵レセプターは6個もあるのです。ですから下半身は上半身にくらべると6倍も脂肪を蓄えやすい状態になるわけです。

下半身太り

セルライトが下半身太りの原因に

大きく太くなった部分の表面にボコボコしているのはセルライトと呼ばれるものです。男性は気になりませんが女性のお尻や太ももに存在しています。

セルライトをそのままにしておくと皮下脂肪組織が脂肪、水分や老廃物などをスポンジのようにどんどん溜め込んでしまいお尻や太ももが下半身太りの原因となってしまいます。

背wるライトは下半身太りの原因に

セルライトの4種類の特徴は?

実はセルライトには種類があります。大きく分けて4種類で各々その特徴を説明します。

種類その1:脂肪型セルライト

脂肪型セルライトは肥満によって蓄えられた脂肪が老廃物と結合してしまって出来るセルライトです。種類の中では50%でセルライトの中でも一番多い種類と言ってもいいでしょう。

10代でも60代でも幅広い年齢層の方にでき、お腹周りからお尻など女性にとって気になる箇所にかけてこの脂肪型セルライトができます。

脂肪型セルライトの原因は?

・食べ過ぎによる肥満
・脂っぽい食べ物(揚げ物や甘い食べ物)
・運動不足による筋力の低下
・加齢による基礎代謝の衰え
・飲酒や喫煙

種類その2:線維型セルライト

線維型セルライトは脂肪細胞とコラーゲン線維が結合して大きくなったセルライトのタイプです。脂肪細胞型セルライトやむくみ型セルライトを長い期間そのままにしておくと、この線維型セルライトになる傾向があります。

皮膚の表面が凸凹になっていてつまむととても痛いです。どんどんセルライトの厚みが肥大化していき、ダイエットやマッサージをしてもしつこいセルライトで解消されないのがこの線維型セルライトの特徴です。

線維型セルライトの原因

・脂肪細胞型セルライトやむくみ型セルライトを長い期間そのままにしておく
・筋力の衰えや基礎代謝の衰え
・女性ホルモンのバランスの乱れ
・出産によるもの
・ストレスで自律神経が乱れる

種類その3:むくみ型セルライト

ひえやむくみが原因で脂肪細胞が付いてしまうのがむくみ型セルライトです。その特徴は女性に多く、太ももやふくらはぎに付いてしまう事がとても多いです。

肌の凸凹がとても目立ちやすくはっきりしています。また、たくさん脂肪がついてしまったのが原因ではありません。それは体がむくんでしまってしまうことにより表面に追いやられてしまうのですね。女性にとっては気になるセルライトですね。

むくみ型セルライトの原因

・水分を摂取しすぎたため
・体や四肢(手や足)の冷え
・下半身の圧迫で血行不良
・筋肉量の衰退

種類その4:筋肉質型セルライト

筋肉質型セルライトは他のセルタイトと違い、少数のタイプと言えます。線維型セルライトと同じ傾向でしつこいセルライトで落としづらいです。

しかし有酸素運動量や筋トレで筋肉量をアップすると代謝が良くなり改善される傾向になります。

線維型セルライトの原因

・多いのは学生時の部活やスポーツなどをやめたことにより筋肉量が落ちる
・筋肉に柔軟性がなく硬い
・脂肪と老廃物が結びつく

イーバランス整体院院長

『資格:整体師』
整体師歴26年
〈略歴〉
1998年3月 ナショナル整体学院卒業
1988年4月 天祖鍼灸整骨院勤務
2000年6月 オアシス整体院勤務
2010年1月 ラクシア整体院勤務
2013年6月 イーバランス整体院開院
現在に至る
志木駅東口イーバランス整体院は骨盤矯正や骨格矯正で腰痛や肩こりを改善します。特に産後の骨盤矯正は好評です。

『皆様の症状を親身に考え心を込めて整体や骨盤矯正を致します』お気軽にご相談下さい。

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