【医師監修】手首に痛みが出るガングリオン|症状と原因、検査方法や治療

手や指の関節近くに発生する豆粒大から親指の爪位の大きさになる軟部腫瘤のことです。20代から40代の女性に多く認められ、よく発症する部位としては手関節の背側で50から70%を占めます。

ガングリオンは出っ張ったゼリー状の内容物を吸引できれば、触断(触って分からなくなる事)が確定できます。

ガングリオンの誘引や原因とは?

ガングリオンの誘引や原因

・靭帯や滑液包懸賞のある部位に発症すると考えられていますが発症の原因は不明です。高齢者や手首をよく使う人が発症するとは限りません。

・2次的に起こることもあり、外傷や長時間にわたる関節部の伸展などが原因とされています。

・その他にも、骨や筋肉神経に発症するガングリオンもあります。

骨や筋肉神経に発症するガングリオン

ガングリオンの症状・臨床所見とは?

・痛みを生じることもありますが、無症状であることが多い傾向です。発症部位により、肘の周囲であれば神経圧迫を生じる事があり、腕や手にシビレや痛みを発症させます。

また、腱鞘では腱鞘炎などを生じることがあります。この発症したガングリオンは、皮膚との癒着はありません。

ガングリオンの症状・臨床所見

ガングリオンの検査・診断・分類方法とは?

・穿刺でゼリー状の内容物を吸引できれば診断が確定できます。

・超音波で底エコー所見、MRIではT2強調像で高信号が認められる。

ガングリオンの検査・診断・分類

ガングリオンの治療方法とは?

・穿刺により内容物の除去を行います。再発することもあり、繰り返すようであれば外科的摘出を考慮することもあります。

・良性であることから経過観察で消滅する例があります。

ガングリオンの治療方法
イーバランス整体院院長

『資格:整体師』
整体師歴28年
〈略歴〉
1998年3月 ナショナル整体学院卒業
1988年4月 鍼灸整骨院勤務
2000年6月 整体院勤務
2010年1月 整体院勤務
2013年6月 イーバランス整体院開院
現在に至る
志木駅東口イーバランス整体院は骨盤矯正や骨格矯正で腰痛や肩こりを改善します。特に産後の骨盤矯正は好評です。

『皆様の症状を親身に考え心を込めて整体や骨盤矯正を致します』お気軽にご相談下さい。

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