どうして自分の腰が痛いのかわかりますか?なかなか自分で判断するのは難しいですよね。
今回は「見える腰痛?見えない腰痛?すべての腰痛には原因や理由がある」を解説します。

椎間板ヘルニアは「見える腰痛」
椎間板ヘルニアが「見える腰痛」といわれる理由として画像検査のMRIやレントゲンに映っているので診察の判断でき、原因が“見える形”で原因を特定できる数少ない腰痛の1つだからです。
どうして椎間板ヘルニアは見える?
椎間板ヘルニアは脊柱の椎骨と椎骨の間に「線維輪」というクッションがあります。その中心には髄核という核があります。
その線維輪や髄核が外に飛び出した椎間板の状態が画像で確認できるので「見える腰痛」と表現されます。
椎間板ヘルニアは必ず腰痛にはならない
椎間板ヘルニアと診断されても必ず腰が痛くなるとは限らないです。「痛くならないヘルニア」と「痛くないヘルニア」があります。


痛いヘルニアの原因は?
・飛び出した椎間板が神経そのものに触れたり、圧迫している場合
・圧迫された神経が炎症をおこし、痛みやしびれが起きている
・坐骨神経痛を併用すると足のもも裏やすねの横に痺れが出ることも多いです。
痛くないヘルニアって何?
椎間板はつぶれて飛び出しているけれど、神経には触れていない、圧迫していない状態ならば腰やお尻、もも裏やすねの横にしびれや痛みは出ないのです。
もしくは、神経を圧迫していても神経が炎症を起こしていない場合などは痛みやしびれは出ません。
➡ 最大の違いは「神経の炎症があるかないか」
レントゲンなどで診断できる腰痛
■1. 変形性腰椎症(腰椎の老化・変形)
・椎体の変形・骨棘(棘状の外骨腫)・椎間板のの狭さ
■2. 腰椎すべり症
椎骨が前後にずれる症状
大きく「変性すべり症」「分離すべり症」の2種類
■3. 腰椎分離症
激しいスポーツや部活などでなることが多く、椎弓にひび(疲労骨折)が入る状態でレントゲンで欠損が確認できます。
高齢者に多く椎体が潰れる骨折のことです
多くの腰痛は見えない腰痛です
腰痛になっても多くの人は病院(整形外科)に足が向かず我慢したり、マッサージに行ってその場しのぎで腰痛を回避していると思います。
病院(整形外科)に行っても「特に異常無し」「しばらく様子を見ましょう」と言われた方もきっと多いと思います。
腰痛の85%以上は「見えない腰痛」
腰痛の原因の85%は「非特異的腰痛」と呼ばれています。
腰痛でお悩みでしたら何回か聞いたことがあると思いますが「その腰痛は原因がわからない」と多くの人が言われたと思います。

レントゲンに映らない腰痛とは?
腰痛で病院に行っても「原因がわからない」「異常無し」と言われた人は多いと思います。なぜかを紹介します。
多くは筋肉の疲労や硬さ
・筋筋膜性腰痛といわれる腰痛で、腰痛の中では一番多いタイプです。
腰回りの筋肉や筋膜にストレスがかかる時間が長いことにより、緊張、負担、損傷、炎症などが起因で腰痛が発症します。

骨盤の歪みやアンバランス
・骨盤の歪みやアンバランスは筋筋膜性腰痛につながります。
椎骨周辺の少しの炎症
・激しい運動や部活や突発的な動きで椎間関節に炎症が起こります。炎症が起因で腰痛になることがあります。
猫背や姿勢の悪さ
・デスクワークで姿勢が悪い、スマホを見ているときに猫背になっていると背中の筋肉にはもちろん腰の筋肉にも負担がかかります。
自律神経からの腰痛
・自律神経のバランスが乱れると交感神経が優位になります。寝つきは悪くなり、天候や生活環境に身体は左右されます。
疲労は取れず、筋肉は緊張し硬直します。背中・腰まわり(特に腰方形筋・脊柱起立筋)が硬くなりやすいです。
ストレス性の腰痛
・身体的に器質的(骨・椎間板・神経の異常など)に異常がないのに、精神的ストレスや、心のアンバランスが原因で腰痛が起こる状態をいいます。
このような腰痛はMRIやレントゲンには映らないので原因がはっきりしないのです。

筋膜性腰痛や骨盤矯正は整体院がいい
当院は整体院ですが多くの腰痛の方がご来院いただいております。ほとんどの方が腰痛が楽になり喜んでいただいております。腰痛のお悩みはイーバランス整体院の腰痛改善の骨盤矯正にご相談ください。



