若い女性の中には体重増加や肥満を恐れ、無理な間違ったダイエットでからだを壊す人がいます。今回はその体に起こる症状を紹介します。
ダイエットに成功するためには?
カロリー制限や激しい運動による減量ダイエットで体を壊す人が増えています。減食やカロリー制限が激しい運動などをするから太るのです。体に必要なものをしっかり食べる、姿勢を正しくし、ゆったりとした動作で体の力を抜き、リラックスして生活し、適度な運動を毎日実践すれば適正体重になります。
ダイエット症候群で起こる症状
ダイエット症候群で起こる症状は下記の様なことがあります。
- 生理が止まる
- 骨粗鬆症
- 冷え症
- 貧血
- 便秘
- 低血圧などの栄養不良症候群
ダイエットという急な減食、カロリー制限、激しい運動などをおこなう方が多いです。これを「ダイエット症候群」と呼びます。
激しく無理な運動や減量は逆効果
このような過激なダイエットを続けると、私たちの体はどう変化していくのかを、断食経験をした女性から話を聞いたことがあります。もちろんダイエットは断食ほどの刺激ではありませんが、体にとっては同じことです。
過激なダイエットでなる症状
過激なダイエットをすると次のような体のトラブルを招きます。
生理がとまる可能性がある
まず生理がとまってしまいます。もし、月経が来たとしてもPMSがあったり、強くつらい月経痛に苦しめられることがあります。体は栄養が足りなくなると、栄養を外に出さないようにします。つまり、栄養を外に出さない状態が月経停止の状態です。
筋肉の中の栄養がなくなる
次に筋肉内の栄養がなくなり、筋肉が細くなり、体重が減ります。内臓を正しい位置に保っているのも筋肉の力ですから、過激なダイエットをすると内臓が下垂して便秘になり、さらに大腸が子宮を圧迫することで、月経困難や不正出血などを引き起こします。内臓下垂はお腹周りの代謝が悪くなり逆に脂肪が付きやすく落ちづらくなります。
内臓下の垂改善でダイエットはこちら
筋肉内の栄養が不足する
筋肉内の栄養が不足すると骨に栄養を送れず骨密度は低下し、激しい運動をすると疲労骨折になったりします。また筋肉が体温を作るので、筋肉が少ないため重度の冷え性になります。
関節周りの筋肉が緩む
筋肉が少なくなると、骨盤や頭蓋骨を結んでいる筋肉が緩んできます。そうなることで、骨盤がずれて体のバランスが崩れて不調をきたしたり、慢性的な腰痛 なったり、お尻から足の後ろ側にかけてしびれる坐骨神経になったりします。
また、頭蓋骨がずれて頭痛になりやすくなります。
過激で無理なダイエットをした結果
これだけの苦しい ダイエットを行っても実は体脂肪はほとんど 減らず、減るのはほとんど 筋肉と骨だけです。
食事制限、カロリー制限、激しい運動による減量は人間にとって必要な栄養である糖分を減らし、減らしたい脂肪は減らないのです。筋肉や骨は痩せ細り、脂肪は減らないのが現実に行われている間違ったダイエット なのです。