内反肘と外反肘って何?(がいはんちゅう・ないはんちゅう)症状、原因と対処方法

外反肘はどういう症状?

肘関節を伸展させ、前腕回外位の状態での上腕骨軸と尺骨軸の角度を、肘外偏角(carryinng angle:CA)といいます。
正常肢位は10度前後であり、上腕に対して前腕が軽度外反しています。

内反肘はどういう症状?

正常肢位と比較して、内に向いてる場合を内反肘(cubitus varus)、外に向いてる場合を外反肘(cubitus valgus)といいます。

内反肘、外反肘角度

内反肘の原因は?

小児上腕骨顆骨折後に多く見られ、内反変形治癒を発生しやすいです。

内反肘原因

内反肘の症状について

内反肘の症状としては整容面だけでなく、屈曲制限があることが多く、関節可動域、肘後外側回旋不安定症が見られます。

また、遅発性尺骨神経麻痺をきたす場合があります。

内反肘の治療方法

軽度の場合は経過観察でいいですが、問題のある場合は、矯正骨切り術を行います。

手術時年齢は10歳前後が多いです。

外反肘の原因は?

小児上腕骨顆骨折後の偽関節が原因で生じることが多いです。

外反肘の原因と対応

外反肘の症状とは?

可動域制限があっても、許容範囲で痛みはなく、特に機能障害を認めていないが、成長とともに肘外偏角が増強して、外反変形が見られますます。

外傷後、数年後に遅発性尺骨神経麻痺を発症します。進行性であるため、手術的治療の適応がいいと一般的に言われています。

外反肘の治療方法とは?

小児の場合は、偽関節手術を行います。

イーバランス整体院院長

『資格:整体師』
整体師歴26年
〈略歴〉
1998年3月 ナショナル整体学院卒業
1988年4月 天祖鍼灸整骨院勤務
2000年6月 オアシス整体院勤務
2010年1月 ラクシア整体院勤務
2013年6月 イーバランス整体院開院
現在に至る
志木駅東口イーバランス整体院は骨盤矯正や骨格矯正で腰痛や肩こりを改善します。特に産後の骨盤矯正は好評です。

『皆様の症状を親身に考え心を込めて整体や骨盤矯正を致します』お気軽にご相談下さい。

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