妊娠がわかるとママさんもパパさんも出産に向けて様々なイメージを持つと思います。しかし、皆さんがいきなり立派なママさんやパパさんになる事はないでしょう。不安なことも多々あると思いますが、ゆっくり段階を踏んで親へと成長していきましょう。そのための5つの心構えを紹介します。
初めての妊娠出産は不安だらけ
妊娠し、赤ちゃんを迎えるにあたってとても幸せな気持ちになっていると思います。しかし出産に向けての不安もあると思います。無事に健康な赤ちゃんが生まれてくれるだろうか?出産しても未経験な事ばかり訪れるでしょうから、不安な事も多いと思います。
①出産までの理想を考える
まずは2人で生活をしていたころとは生活のリズムが劇的に変わるでしょう。特にママさんは妊娠してから少しずつ変化が起こり、出産したら赤ちゃんに付きっきりで出産で疲労困憊している体にムチを打って育児をしなくてはなりません。
最近は育休を取ってくれるパパさんも多くなってきました。ママとパパは初めてのことばかりですが、それを経験して乗り越えてこそママとパパへと成長するのです。小さな命がこの世に現れ、その我が子をとても愛おしく守らなくてはいけないと思う親の気持ちは誰も同じです。
そんな気持ちがママとパパになるための階段の一段目になるでしょう。周りの素敵で立派なママやパパもその階段を一段一段上がってその雰囲気を醸し出しているのです。焦らずゆっくり子育ての階段を上っていきましょう。
②家族の希望や夢を話し合う
一生で1回、もしくは数回しか経験しない妊娠と出産は多くの希望や幸せをイメージするでしょう。出産は無痛分娩にしたい、女の子が欲しい男の子が欲しい、赤ちゃんは優しい子に育ってほしい、赤ちゃんの為に家を建てたい、子供は大学まで行かせたい、幸せな家族にしたい…などなど多くの希望や夢があると思います。
ママとパパはゆっくり時間をかけて話し合い、希望や夢を実現できるようにコツコツ階段を昇っていきましょう。
③出産後の生活はうまくいかないことばかり
出産後は生活のリズムが大きく変わってきます。育児が最優先になり時間やメンタルに余裕がなくなってきます。
赤ちゃんの夜泣きがひどく次の日の朝の予定が狂ってしまう、無痛分娩で出産する予定だったのに緊急帝王切開になってしまった、パパは出産に立ち会いたかったのに間に合わなかった、睡眠時間が少なるなり体調を崩してしまった、赤ちゃんの急な発熱で会社を休まなくてはいけない、もしくは勤務中に保育園から熱があるので迎えに来て欲しい…など赤ちゃんの都合で日々の生活の流れが狂ってしまう。
その他、急な出費でマイホーム用の貯金ができなかった、4月に保育園に預けて働くつもりだったのに落ちてしまい働けない、子育てを最優先にするつもりだったが会社を辞められなかった、パパが育児休暇を取ろうと思っていたのに人員が少なくて育児休暇が取れなかった…。
それはそれは計画していることが思い通りいかないことが多々あるでしょう。しかし必ずそのような事は起こりますので、めげずにうまくコントロールしていきましょう。
④無事に出産をするためにすべきこと
妊娠すると周りからの助言で「もう一人だけのからだではないので気を使って生活してね」とよく言われると思います。出産を経験したママにはわかると思いますが実際にそうなのです!
妊娠してから出産するまでお腹にいる赤ちゃんの健康はママの生活の仕方で大きく変わってきます。ママの不規則な生活、大きなストレス、偏った食生活…。
それらはお腹の赤ちゃんに大きな影響を与え健康状態が良くない赤ちゃんを出産する可能性もあります。また、早産や流産へつながる要因になってしまう可能性もあります。
食事はバランスよく摂り、ストレスを溜めずに軽いストレッチや運動をして健康な赤ちゃんを出産できるように日々意識しましょう。
⑤パパはママの体や心のサポートに徹する
妊娠するとママの体の急激な変化で体調不良になっている事も多くあると思います。また、ホルモンの影響でメンタル的な部分でも不安定にもなっていることでしょう。
そんな時にパパがすべきこととはママのことをよく観察し、やって欲しい事を聞いたりして、ママのサポートに徹しましょう。
ママの体をマッサージする、重い物は持ってあげる、料理や洗濯、掃除をするのは当然の時代と変化しています。パパのお腹に赤ちゃんがいるわけではないのでパパになる事を実感しづらいので、ママの妊娠前より更に意識してママをサポートしていきましょう。