出産は家族が増える素晴らしい瞬間ですが、それに伴いお母さんの身体にはとても大きな負担がかかってしまいます。当院は志木市で開業させていただき沢山のママさんの方を施術させていただきましたが、出産をきっかけに身体のバランスが大きく崩れてしまい痛みや倦怠感などを引き起こしてしまっている方がとても多くいらっしゃいます。
初めての出産される方はこれらを聞いて不安なお気持ちになったかもしれませんが、しっかりと産後にケアをしておけば大丈夫です。
そこで今回はランキングで『産後にケアしておくべきベスト3』をご紹介します。
第3位 背中が丸くなり猫背になる
背中が丸く猫背ぎみになってしまうのは出産後に歪みやすい一つです。赤ちゃんが産まれてからの生活はどうしても下を向く事が増えていきます。授乳の姿勢やおむつ替え、お子様と遊んだりと目線が下がる動作が増えてくる事で背中が丸く猫背がひどくなってしまいます。
産後に肩こりや首こりが酷くなった、背中の違和感を感じる事が増えた、頭痛やめまいやしびれがでてきた、呼吸がしづらくなってきたなどの症状がでてきたママは猫背の改善が重要になってきます。
鏡に対して横向きに立った状態で自分の横向きの姿勢を見てみて下さい。頭の耳の位置が肩よりも前方にあり目線が下がっているなら猫背気味です。自分では分からない場合は旦那さんに横向きの姿勢をチェックしてもらうといいかと思います。
日常生活でも目線が下がれば頭も下がり背中も丸くなってしまうため、できるだけ目線を下げてしまう時間を減らしていく事も大切です。
第2位 腰のカーブが強く反り腰になる
腰のカーブは妊娠中お腹が前方にでれば出るほどカーブが強くなってしまうため、産後の歪みとしてとても多い歪みです。妊娠後期のままを横から見てみると、お腹が前方にでてきてしまい腰のカーブは必然的に強くなってしまいます。
そのためお腹が大きくなりやすい男の子を出産したママや双子ちゃんを出産したことのあるママ、お腹の筋力が弱いママは腰のカーブが強くなりやすい傾向にあります。
産後もお子様を抱っこする時に腰のカーブを強くした状態で抱っこすると、今までより腰を反らす動作が増えてしまう事も産後の歪みとして多い原因と言えるでしょう。
仰向けで寝て腰とベットの間に隙間ができていると腰が強くなりすぎているサインなのでチェックしてみて下さい。腰のカーブが強い反り腰の影響で腰痛や股関節痛や膝痛なども引き起こしやすくなるので早めのケアがオススメです。
第1位 骨盤が広がって歪んでしまう
骨盤の広がりは出産されたママのほとんどの方が歪んでしまう事が多い部分になります。
『出産方法が帝王切開だから骨盤は広がらない』と思われている方もいらっしゃるかと思いますが、帝王切開でも骨盤広がりは妊娠中にお腹の中のお子様の成長と共に広がってしまいます。ですので帝王切開の方でも自然分娩の方と同じように広がり歪んでいってしまいます。
骨盤の広がりが原因となり内臓下垂を引き起こし痩せづらい体質になるため、しっかりと骨盤矯正で骨盤の引締めが必要になってきます。
体重がなかなか落ちない、下半身にお肉がついた、ズボンがきつくて入りずらい、ガニ股ぎみになってきた、仰向けで寝た時に足の向きが広がってしまう、下っ腹が出た、など…。産後に骨盤が広がる事で見た目からも目に見え変わってきますので、ご自身のお身体でも骨盤をチェックしてみて下さい。
今回は『産後にケアしておくべきベスト3』をご紹介しました。
産後にいろいろなお悩みをご相談されますが、これらの歪みを良くしていく事で身体の不調の軽減や改善する事が多い部位ですので、産後でお悩みのある方はお気軽にご相談下さい。