産後に椅子に座った時仰向けに寝たとき尾てい骨(尾骨)が当たる…

産後に尾てい骨が当たって痛いママさんは少なくありません。
硬い椅子に座った時、仰向けで寝た時、お風呂の湯船に浸かった時、尾てい骨が当たるのには原因があります。
今回は産後に尾てい骨が当たってしまう原因と改善矯正とセルフケアを紹介します。
尾てい骨(尾骨)はどこ?

尾てい骨はお尻のところにある いわゆる 尻尾の場所です。
左右の骨盤に挟まれた仙骨の下の方に存在する3個から5個の結合した小さな骨です。
尾てい骨(尾骨)の役割は?

①骨盤底筋の支点になる
尾骨には、恥骨尾骨筋・腸骨尾骨筋などの骨盤底筋(こつばんていきん)という筋肉が付いています。
骨盤底筋は、
・子宮
・膀胱
・腸
などを支える“ハンモック”のような筋肉です。
そのため尾骨は、「内臓を支える土台」として重要です。
※排便時のいきみや腹圧調整にも重要な役割を担っています。
②実は姿勢も保持している
尾骨は仙骨(せんこつ)の先端とつながっていて、
・骨盤の傾き
・背骨のカーブ
・座る姿勢
に関係しています。
その他、座る・立つ・体を起き上がらせるなどの動きで、尾てい骨(尾骨)安定性を補助します。
尾骨の動きが硬くなると、
・猫背
・反り腰
・骨盤のゆがみ
につながる可能性があります。
③座った時の衝撃を分散する
座ったとき、尾てい骨はクッションの役割をし、体重を分散して座った時の安定性を助けています。
※長時間座っていると痛くなるのはその負担が影響しています
座る時、実際には
・坐骨(ざこつ)
・骨盤周囲
・尾てい骨周辺
で体重を支えています。
姿勢が崩れると尾骨に負担が集中し
・尾骨痛
・腰痛
・お尻の違和感
が出ることもあります。
出産後に尾てい骨が当たってしまう原因は?
妊娠中にお腹が大きい時期に上半身が抜け反り腰のカーブが強くなっていたと思います。その時骨盤が前傾しているのが原因になります。
左右の骨盤に挟まれている 仙骨… その先端には 尾てい骨があります。
骨盤が前傾すると、間に挟まれている仙骨も一緒に前傾します。仙骨の上部は前にずれ、下部の仙骨から尾てい骨(尾骨)は後ろにズレます。
そのズレは斜め前側の角度にぞんざいする尾てい骨(尾骨)が垂直に近い角度になります。垂直の角度になることによって、硬い椅子に座る、仰向けに寝る、お風呂の浴槽に浸かるときに尾てい骨(尾骨)が当たって痛いのです。
産後の尾てい骨の矯正方法

★当院の尾てい骨矯正で正しい位置に
●正常な骨盤、仙骨と尾骨の状態 骨盤が正常な状態は仙骨と尾骨が内側に向いています
●骨盤が前傾した仙骨尾骨の状態 骨盤が前傾すると仙骨と尾骨は垂直に近い状態になります
●同時に反り腰矯正で反り腰も改善します
産後の尾てい骨(尾骨)のセルフケア
座っている時、 仰向けで寝た時、お風呂に入った時の尾てい骨の痛みなどを改善するセルフケアを紹介します。
歪んで突き出た尾てい骨(尾骨)を背中から腰で改善するのが一般的です。
①仰向けで膝を立ててお尻を浮かせる

・向けになり、手のひらは床につけましょう。両膝を立てて、両足と両膝は肩幅に開いておきましょう。
・お尻を床から浮かせて首から膝までが斜め一直線になるようにキープします。
②首に近い方から胸を一つずつ下す

・首のほうからゆっくりと背骨を一つずつ丁寧に床に下していきましょう。
・腹筋から力が抜けないように意識します。
③最後にお尻を床から下ろします

背骨を丁寧におろし最後にお尻を床につけましょう。
・せり上がっていた 尾骨が内側に収まるために床に当たっていたいという状態から解放されます。
・腰もストレッチされるので産後の腰痛の予防になるでしょう
産後の尾てい骨痛まとめ
●産後の反り腰で骨盤が前傾し、尾てい骨が後ろへ突き出しやすくなる
●尾てい骨は内臓を支える骨盤底筋や姿勢保持に重要な役割がある
●骨盤がゆがむと尾てい骨が垂直に近づき、椅子や仰向けで痛みが出やすい
●硬い椅子・仰向け・お風呂で尾てい骨が当たる痛みは産後ママに多い
●当院の尾てい骨矯正では、尾骨を正しい位置へ戻し反り腰も改善する
●仰向けブリッジ運動で背骨・骨盤を整えると、尾てい骨の負担軽減につながる
産後の骨盤矯正はしましたか?


