0ヶ月の赤ちゃんの育児、初めてばかりで悩みますよね…
今回は生まれたばかりの0カ月の赤ちゃんについて詳しく解説していきます。
母乳の大切さ…やっぱりママのおっぱいが一番いい
この時期の赤ちゃんにとってママのおっぱいに勝る栄養はありません。
母乳はこんなに凄いんです!
生まれたばかりの赤ちゃんにとってなんといっても母乳は最高の栄養です。母乳には次のような利点があります。
病気に対する抵抗力を高める
母乳にはウイルスや細菌などを体内に入りにくくする働きがあり、母乳を飲むことで赤ちゃんは病気にかかりにくくなります。
特に生後23日に出る『初乳』という黄色い母乳には赤ちゃんの粘膜を守るタンパク質が含まれています。
栄養バランスも良くしかも消化が良い
赤ちゃんの発育に必要な栄養素がバランスよく含まれていて、消化が良いので、内臓に負担をかけずに済みます。
アレルギーを起こしにくい
ミルクは牛乳を原材料にしていますから人間からしてみれば違う種の動物のタンパクです。
アレルギーの素因を元々持ち合わせている赤ちゃんですとミルクが元ででアレルギーを引き起こすこともありますが、母乳ではその心配も減ります。
ママと赤ちゃんとの絆が深まる
スキンシップで母子の絆を授乳のたびにママの乳腺が刺激されて、赤ちゃんの方にも安心感が生まれて親子の絆が深くなります。
その他赤ちゃんの咀嚼力(顎の噛む力)が強くなったりママの子宮の収縮が早まって体の回復も早くなるという利点もあります。
母乳は欲しい時に欲しがるだけあげましょう
新生児期は母乳の出も安定しないし、赤ちゃんの飲み方も下手です。また親友のリズムもまだまだ定まりません。
ママにとっては辛いと思いますが、この時期は赤ちゃんが欲しい時に欲しがるだけ母乳をあげてください。
ただしあまり頑張りすぎてママが疲れすぎるのは禁物です。
お部屋の中は快適に、お部屋の環境にも気配りを!
生まれたての赤ちゃんは体温の調節が苦手です。お部屋の湿度に気をつけましょう。
暑すぎ、寒すぎに注意しましょう!
病院では室内の温度など、気を配らなくても快適に守られていましたが、退院してからはお部屋の環境もパパやママが心配してあげましょう。
僕に皮下脂肪の発達が悪く嘔吐中枢の働きの未熟な新生児は体温調節がうまくいきません。部屋の温度に気をつけましょう。
また、冬の時期に風邪をひかないようにと、洋服を規制しすぎてしまうことがあります。
背中に手を入れてみて汗ばんでいたり、 手のひらに汗をかいているような時には一枚脱がしてあげましょう。
音には神経質になりすぎずに
生まれたばかりの赤ちゃんにはなるべく静かな環境で寝かしてあげたいものですが、だからといって一緒に音を立てないように…というのはやりすぎです。
人が歩く音や話し声、掃除機、洗濯機、電話やテレビの音など生活にかかる音は気にしすぎることはありません。やがて赤ちゃんの方も慣れて平気になってしまいます。
肌が黄色いみたいで大丈夫?新生児の黄疸について
生まれて数日後に赤ちゃんの肌が明るい黄色に見えることがありますがこれは生理的なものです。
新生児黄疸を知っておきましょう
生まれたばかりの赤ちゃんは赤みを帯びた顔で実に元気そうです。ところが生後23日頃から徐々に赤ちゃんの肌が黄色みになってくることがあります。
これは『新生児黄疸』と呼ばれる生理的な症状です。
胎児の時に活躍した赤血球が壊れ分解してできたビリルビンという黄色い物質が増えるから、外見上でも黄色く見えるのです。
大人ならこのビリルビンは肝臓で処理されるものですが赤ちゃんは肝臓の働きも発達のため処理が追いつかず黄疸となって現れます。
新生児黄疸は生後5から6日目辺りがピークで大体2週間もすれば消えるのが一般的です。母乳だけでずっと育てている赤ちゃんの場合にはもう少し長く続くこともあります。
時には新生児黄疸は治療が必要なこともあります
黄疸の色があまり強い場合重症黄疸と言って赤ちゃんを裸にしたまま光を当てて皮膚の下のビリルビンを破壊して尿に出してしまう光線療法をする場合があります。
また、生まれてから24時間以内に黄疸が現れてどんどん酷くなったり、光線療法によっても良くならない場合には、高濃度のビリルビンが脳細胞に悪い影響を与えないように交換輸血をする場合があります。
生後1ヶ月以上経ってから、ややダークな色の黄疸が現れてきて便の色が白っぽくなってきたら、胆道(胆汁を流す管)に異常が起こっている可能性がありますから、早急に医師にかかることをお勧めします。
いずれにしろ黄疸が強くあまり長い時間消えない前には医師に相談してみましょう。
出産後のママは何だか不安なことばかり
産後のママさんの心と体は不安定です。でも、必ず落ち着くことができますので安心してください。
出産後のママの体はどうなってるの?
出産という大事業を体験した後ですから体の方もそう簡単には妊娠前に元通りというわけにはいきません。
まず悪露は、出産後数日間は褐色色で大量だったものが2~3週間もすれば最も少なく色も薄くなってきます。
また、膣、外陰部の違和感や、髪の毛が抜けやすくなった、汗をかきやすくなった、目が悪くなった気がするといった症状が現れる人もいますが、これらも大体産後1ヶ月ぐらいでは落ち着いてきますので心配し過ぎないようにしましょう。
マタニティーブルー…ママの心は不安がいっぱいです。
赤ちゃんが生まれて嬉しいはずなのに、悲しかったり不安になったり…
産後は赤ちゃんの世話に加えてホルモンの急激な変化で心が不安定な、いわゆる『マタニティーブルー』になる時期でもあります。
でも絶対大丈夫です!赤ちゃんの生活にリズムが出て自分の体も回復してくる産後1ヶ月ぐらいの間に自然と落ち着いてきます。
それでもどうしても不安なら周りの人に気持ちを伝え少し育児を手伝ってもらうなどママの負担も軽くしましょう。
マタニティブルーについて
出産の後の一か月ぐらいまでの時期に母親の心が不安定になる状態をマタニティブルーと言います。
産後のうつ病のことですが産後のママはだけではなく2人目、3人目でも経験します。
分娩後はホルモンの分泌が急激に変化します。そこにお産の疲れや赤ちゃんの世話という大仕事が加わって、母親が環境に適応できなくなってしまい、気力が出ないイライラするなどの症状が現れるのです。
程度の差はありますが、マタニティーブルーを経験する人は大勢います。でも、ほとんどの方が一過性のもので心配は要りません。
ママさんの体と心を休めることを優先して、赤ちゃんとの新しい生活のリズムにゆっくりなれる気持ちでいれば自然と通り過ぎてしまいます。
それでもどうしても辛い時は無理をせず、医師に相談してください。少しの治療で驚くほど良くなることがほとんどです。
マタニティーブルーはこんな症状があります
・気分が落ち込む
・イライラする
・理由もないのに涙が出る
・何もしたくない・倦怠感
・子育てが不安になる
・子供に触れない
・子供が可愛いと思えない
いつのまにか赤ちゃんに湿疹ができてしまった
生まれてからしばらくは赤ちゃんの特有の湿疹ができやすい時期です。
脂漏性湿疹と乳児湿疹とは?
この時期には眉毛や頭皮の中に皮脂腺の目詰まりによる、黄色い湿疹ができやすい時期です。
これは『脂漏性湿疹』と呼ばれるもので、赤ちゃんの盛んな新陳代謝による分泌物が溜まるのが原因です。
まず、オイル浴なので目詰まりを落としてあげてください。顔にも乳児湿疹と呼ばれるポツポツした、湿疹ができやすくなります。
特に顔には汗腺の数が多いので厚着させると汗をかきやすくすぐ湿疹ができてしまいます。
オイル浴:脂漏性湿疹ができている時は入浴前にベビーオイルを塗って柔らかくふやかしてからベビー石鹸で洗いましょう。
0ヶ月の赤ちゃんの育て方のポイントまとめ
ママさんの初めての母乳はとても大切なのが分かりましたね。
部屋の中は常に赤ちゃんにとって良い環境に快適に過ごせるように、またお店よりも赤ちゃんの体温は高いので赤ちゃんの頭皮や背中などを触って体温の状態を観察しましょう。
生まれた時と違って肌の色が黄色く変化したら焦ってしまいますがじっくり観察して見守っていきましょう。
赤ちゃんの肌はとっても敏感なんですね。湿疹もよくできますがオイル浴やローションなどでいつも清潔にしておくことを心がけましょう。
産後のママの心と体は不安定です。出産の大きな体への負担や初めての育児で不安定な心…初めてづくしなので自分を追い込まずゆとりを持った育児をしていくのを心がけていきましょう。
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