妊娠が確定してから出産するまでの日々の8ヶ月生活をマタニティライフと呼びます。無事に出産を迎えるまで日々の過ごし方はどうしたらいいのでしょうか?赤ちゃんを迎えるまでの「ママの生活の仕方」と「無事に出産するためのポイント」を紹介します。

よいマタニティライフで安産に
妊娠は病気ではないのであまり力むことはありませんが、仕事や家事、趣味などは少し抑えぎみで無理のない毎日を過ごしましょう。赤ちゃんを迎えるころのママたちは職場で家庭で好きな事の場で頼りにされていることも多いと思います。
そんなママはついつい頑張ってしまう事も多いのでつい無理をすることもあるかもしれません。でも妊娠がわかった日からママの体を一番大事にして安産のための毎日を過ごしていきましょう。

無理をせず体をいたわる毎日を
妊娠する前は仕事や家事などで忙しい毎日を過ごしていたママも多いと思います。時間に追われた仕事や遅くまでの残業、ご飯の用意や洗濯に掃除などいつも頑張っていることでしょう。
しかし妊娠がわかったら無事に赤ちゃんを出産するために毎日の生活環境を整え始めましょう。
遠出や旅行、趣味はほどほどに
妊娠経過がよく胎児も順調に成長するまでは慎重に行動しましょう。時間や体に余裕があるならば遠出や旅行も大丈夫です。
しかしそれは妊娠35週までにしましょう。そして趣味のゲームはほどほどに…。睡眠時間や規則正しい食事の時間が崩れてしまいます。

睡眠時間を見直して早寝早起きを
まずは睡眠から見直しましょう。マタニティライフの時は早寝早起きなど睡眠をとる時間のリズムを見直して整えることから始めましょう。
リズムよく十分に睡眠をすることによりママの体は強くなり心もリフレッシュされてより安産に近づきます。つわりがひどく辛い時は日中でも横になり寝ても大丈夫です。
体重のコントロールは怠らない
妊娠中の体重の増加はママたちにとっては大きな悩みの種ですね。体重が増えすぎると腰痛の原因になることも多々あります。それは出産後にも改善しない事もありますので、この時期から注意しましょう。

妊娠中の大きな病気とは?
ママによっては妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群なども注意しなければなりません。体重が増えすぎてしまった場合は産婦人科の先生に相談して、アドバイスをもらいましょう。日中についつい食べてしまうお菓子やデザートは控えめにしましょう。
妊娠中に食べておくべきタンパク質は?
良質のたんぱく質を摂取するには何を食べればいいのでしょうか?タンパク質は妊娠中のママが無事に出産するために大切な栄養素です。そしてママ自身の体を形成するために必須栄養素です。
それは妊娠中に必要なホルモンの分泌を促進し、酵素や抗体などもママと胎児に必要とされています。
・牛肉(もも肉)
・鶏肉(むね肉)
・魚類(鮭)
・大豆
・卵類
・牛乳や乳製品
どのくらい摂取すべきかは1日に妊娠中期で約5g摂取、妊娠後期で約25g摂取するのがお勧めです。とりのささ身でしたら約2本分で、卵なら小さめの1個分です。

妊娠中に重要となる野菜は何?
野菜も忘れずに意識的に摂取しましょう。妊娠前からはもちろん妊娠初期にママの体に重要なのはビタミンです。特にお勧めなのは「葉酸」です葉酸はビタミンB群の水溶性のビタミンです。
その摂取効果はママ本人にはもちろん胎児の細胞分裂に不可欠だからです。また赤ちゃんの「神経管閉鎖障害」という先天性の発症リスクを軽減させます。
葉酸の含まれている食べ物は緑黄色野菜
・ほうれん草
・ブロッコリー
・アスパラガス
などで、ゆでたり炒めたりして摂取しましょう。

果物の
・マンゴー
・バナナ
・イチゴ
・アボカド
・ライチ
など旬のものを選び摂取しましょう。

妊娠中に摂取を避ける食べ物や飲み物
・アルコール
・生肉(レアのステーキ、生ハム)
・生の魚(刺身)
・生の魚卵
・生卵
・ナチュラルチーズ
・栄養ドリンク
体重の減らしすぎは禁物
逆に体重が増えてしまう事を意識して体重を減らしすぎてしまう事はご法度です。体重が減りすぎてママの体のエネルギーがなければ胎児に栄養を供給することができません。体重が減りすぎると赤ちゃんが小さく生まれ、将来赤ちゃん自身が「高血圧」や「糖尿病】などの生活習慣病になるリスクが高まるといわれています。妊娠中のママと胎児に必要な栄養分を摂取し、適度に体重を増やすことをお勧めします。ママの体型にもよりますが標準体型の人なら妊娠前から12キロが目安です。食事のメニューを工夫して体重をコントロールしましょう。つわりがひどくてなかなか食べられない場合は小分けにして1日6食にしても構いません。
仕事をしているママは抑えて仕事
妊娠中にも仕事をしているママはよくいますがして無理をしてはいけません。内容を効率よく濃い仕事をして残業は減らして早めに帰りましょう。

妊娠中はパパと家事の役割分担を
妊娠中でなくてもストレスが溜まる家事!毎日の食事、洗濯、掃除、買い物などその他にもたくさんあります。
パパと相談して家事の役割分担をしましょう。もちろんパパができる限り担当した方がよろしいかと思います。

ママの心地いいは胎児にもいい
赤ちゃんのためにと頑張りすぎて知らず知らずストレスを溜めてはいけません。赤ちゃんが健康で元気に生まれるにはマタニティライフをリラックスして過ごすのがコツです。
家だけにこもらずに友達とランチをしたり、好きな音楽を聴いてストレス発散しましょう。
