仕事中に長く椅子に座っていたり、通勤中の電車で座っていると お尻の尾てい骨(尾骨)や坐骨が当たって痛い。また、湯船につかっていると痛い方いませんか?
上記以外で痛くなる方で、もっと痛く感じるのはフローリングの床、公園などにある固い木や石、プラスチック製のベンチ、自転車の硬いサドル、居心地の悪いパイプ椅子などは長く座っていなくても早くお尻の尾てい骨 (尾骨) や坐骨が痛くなると思います。
ここではお尻(尾底骨や坐骨)が痛い方の原因を探っていきます。
まずは尾底骨(尾骨)とは、どこ?
「尾底骨」は整体師的には「尾骨」と言います。
左右の骨盤に挟まれた逆三角形の仙骨の連なった骨の最下部のとがった骨の事です。
いわゆる、動物でいうとしっぽの部分ですね!
人間の尾てい骨、は今となっては退化してしまい外見には目立つことはありませんが、犬・猫・サルなどでもわかるしっぽの部分ですね!
そして坐骨(ざこつ)とは、どこ?
尾底骨をわかる方はまあまあ多いと思いますが、坐骨はいったいどこの事を言うのでしょうか?
普段、正しく座れていない方はあまり実感できていないと思います。正しく座れている方は当たっている個所がよくわかっていると思います。
坐骨の位置は。骨盤にを形成する骨の一部の事です。骨盤に挟まれた真ん中に仙骨があり、仙骨の下部に尾骨があり、さらにその左右に2つある骨が坐骨です。
「尾骨と坐骨はイメージとして間違えて覚えている方もいますが、お尻の下部を手で触ると左右に2つ感じることのできる骨が坐骨です。骨盤を立てて座ってみるとお尻の左右の下部が当たる箇所です。
尾てい骨はその間にあるいわゆるしっぽの部分です。
尾底骨 (尾骨) や坐骨が当たって痛い原因は?
骨盤周りの痛みはやはり骨盤が原因で、骨盤の左右バランスや骨盤の前後の歪みによるものがとても多いのです。骨盤の歪みでバランスが悪いと、座った時の尾てい骨(尾骨)や坐骨の当たり方が通常と変わってしまい、他の骨への負担が掛かり痛みなどにつながります。
初めは坐骨神経痛(梨状筋症候群)や椎間板ヘルニアを考え整形外科や接骨院に行った方も多いと思います。
イーバランス整体院にご来院頂いている方は整形外科や接骨院で改善しなかった方が多くいらっしゃっています。