妊娠中のつわりと上手につきあう方法と対処法とは?

つわりの症状はママにより様々です。妊娠初期にほとんどのママが悩まされるつわりにはどんな症状があり、どう乗り越えればいいのか知っておきましょう。

妊娠するとどうしてつわりになるの?

つわりがどうして起きるのかまだはっきりとした原因が分かっていません。

妊娠初期に胎盤からhCG(ヒト絨毛正ゴナドトロピン)というホルモンが大量に分泌されるからという理由が有力だそうです。

妊娠初期のつわり

つわりはいつまで続くのか?

つまりは妊娠してから5から6か週頃に始まり、7から11週でピークになります。そして胎盤が完成する15から16週ぐらいでだんだんと楽になる人が多い傾向があります。

つわりの症状や重さは人によってだいぶ変わってきます。軽い症状で終わるママもいれば、食欲減退で食事を接種できず点滴をするママもいます。そして出産直前までつわりの症状が続くママもいます。また、ストレスなどのメンタル的な部分からつわりの症状がひどくなることもあります。

仕事をしているママは無理をしないことが大切です。つわりは病気ではありませんが 、脱水症状が重く体重が極端に減るなど重症な場合は すぐに受診しましょう。

人それぞれのつわりの症状を紹介

つわりは妊娠した際のママの体や心におこるサインです。つわりの症状は人により違い、重い日で苦しむ日々もあるし軽い日もあり、全く気にならない日もあります。

次はよくあるつわりの症状を紹介します。

吐き気がする、胃もたれムカつき

妊娠初期から中期にかけて多くのママが経験する症状です。その割合は約8割といわれています。吐き気がする、胃もたれムカつきの症状ですが、空腹時や朝起きた時が気持ち悪いというママが多いです。

何度も吐いてしまう人がいればムカムカする状態がずっと続く人、 何かしら 口に入れていないと気持ち悪い人など 症状も程度も様々です。 

吐き気や胃もたれ

臭いに敏感になる

ご飯の炊ける匂いが気になるなど食べ物の匂いだけでなく、洗剤や香水の匂いなどあらゆる 匂いに敏感になる人もいます。部屋はできるだけ換気をして生活臭がこもらないように心がけましょう。

また料理をする際にはマスクをするのもいいでしょう。外出する時にも同様にするのをお勧めします。

食べ物の好みの変化

好物だった食べ物が急に食べられなくなったり、逆に今まで嫌いだった食べ物が無性に食べたくなったりと、食の好みが急激に変化するママがいます。それはホルモンの変化(特にエストロゲンやプロゲステロン)の影響です。

また、妊娠したことにより体が特定の栄養素を補給するために欲するという専門家もいます。例えば妊娠すると鉄分を多く摂取した方がいいのですが、お肉や緑黄色野菜が無性に食べたくなるのもそれが原因だということですね。

食べ物の好みに変化

ひどい眠気やだるさ

その他に妊娠初期に多いのが経験したことの無いような眠気やだるさに襲われることもあります。それは赤ちゃんにとって居心地のよい子宮を維持するため、何種類ものホルモンが放出されるためです。それによりいくら寝ても眠気が取れない、日中も夜も体がだるいなどの症状になってしまうのです。

妊娠中は本能におもむくまま無理せずに寝れるだけ寝ましょう。だるさは軽い運動やストレッチをしてリフレッシュをしましょう。目安としては16週ごろには段々と落ち着くことが多いようです。

眠気やだるさ

頭痛やめまいがおこる

頭痛は頭の片側あるいは左右のこめかみや側頭部にズキズキというような頭痛のことです。それはエストロゲン(卵胞ホルモン)の変化によるものが原因です。

それにより血管が拡張され必要以上に血液の流れがおこってしまうからです。どうしてもつらく薬を飲みたい場合は必ずお医者さんに相談してからにしましょう。

こんな時は病院でお医者さんに相談

・1日に何度も吐いてしまう
・水分をほとんどとれない
・短期間に体重が減った
・尿の量が減ったり出ないときがある
・めまいがひどい
・頭痛がひどすぎる
・日々の生活がひどすぎる

産婦人科医に相談

つわりを乗りきる対策方法とは?

ほとんどのママが経験するつわり…ここではつわりの時期を上手に乗り切るポイントや対策方法を紹介していきます。

こまめに水分を補給する

妊娠すると子宮に羊水を溜めるためママの体内の水分が必要です。また妊娠初期のつわりがひどく嘔吐してしまう場合は、体内の水分が体外に放出され脱水症状になりやすくなります。

脱水症状を防ぐためにも水分だけはこまめに体内に取り入れましょう。脱水症状がひどくなると内層の動きが悪くなり衰弱してしまう他、心拍数の上昇や不整脈、ママによっては血栓症になる可能性もあります。

この時期はリンゴジュースやミカンジュースでもいいと思います。水分が取りにくいママは氷を口に含んで水分を摂取すると手軽に水分補給できます。

こまめに水分補給

食べるのがつらい場合は小分けに

妊娠初期の症状で子宮が大きくなり胃が圧迫されて、胃もたれや胃がムカムカする症状があります。胃の働きが悪くなり消化不良になりがちで低血糖になってしまう傾向にあります。

一回にいつもの食事量を食べれない場合は、食事を小分けにして食べるのをお勧めします。それによりつわりの気持ち悪さが軽減されるでしょう。

炭酸水を飲んでサッパリする

水分は照れなくても炭酸水なら飲みやすいというママの話を良く聞きます。なるべく含有量に糖分が少ない物と強炭酸を避けて選びながら、妊娠中の体重のコントロールをしながら水分を摂取しましょう。

つわりの時は炭酸水

酸味のある酸っぱい物を食べる

妊娠初期のつわりの時は「酸っぱい物を食べると楽になる」というのは一番良く聞く話です。それは胃のムカムカを抑える成分のクエン酸が酸っぱい物には含まれているからです。

クエン酸が多い食品の代表としてレモンやオレンジ、お酢や梅干しなどがあげられます。意識的に摂取しましょう。また、クエン酸を摂取するその他の効果として、鉄分の吸収率を上げる効果があります。

妊娠初期には鉄分が不足になりがちですから、意識的に鉄分を摂取して血行を良くしむくみを改善しましょう。また、年齢を重ねた将来には骨粗鬆症の予防にもなります。

つわりの時は酸味のある酸っぱい物を食べる

アメやグミを持ち歩く

アメやグミを口の中に入れておくと気持ち悪さが軽減したり気持ち悪いのがサッパリするので常に持ち歩いておくのをお勧めします。

食事は冷ましてから食べる

食べ物は暖かいとにおいがきつくなりがちです。その匂いにより気持ち悪さが増すママさんは多いはずです。ご飯やおかず、お味噌汁などは冷ましてから食べるとつわりがひどくならない傾向になりますので工夫しましょう。

パパの手伝いがママのつわりを楽にする

妊娠中のつわりの時期はパパの出番です。パパの手伝いがママの辛さを楽にしてくれます。ママに出来ることとはいったい何でしょう?

パパが家事を手伝う

掃除や洗濯などの家事を手伝う

部屋の掃除や洗濯などは率先して手伝いましょう。洗濯はもちろん干す、取り込む、たたむ、しまうまでが洗濯です。

臭いに気を付ける

料理や食べ物のにおいに気を付けるのはもちろんですが、生活臭もママは気持ち悪くなってしまいます。パパ自身の体臭にも気を使って帰宅したらすぐに着替え、シーツやまくらカバーもこまめに選択しましょう。

スーパーへの買い物はパパが行く

スーパーでは色んな匂いがあちこちに発生しています。ママが気持ち悪くならないようにパパ一人で行くことをお勧めします。ママと行ったとしても重い荷物を持つのはパパの役目です。

ママの体をマッサージ

肩を揉んであげる、背中をさするだけでもママの体はスッキリします。疲れや痛みを和らげてママを癒してあげましょう。

イーバランス整体院院長

『資格:整体師』
整体師歴26年
〈略歴〉
1998年3月 ナショナル整体学院卒業
1988年4月 天祖鍼灸整骨院勤務
2000年6月 オアシス整体院勤務
2010年1月 ラクシア整体院勤務
2013年6月 イーバランス整体院開院
現在に至る
志木駅東口イーバランス整体院は骨盤矯正や骨格矯正で腰痛や肩こりを改善します。特に産後の骨盤矯正は好評です。

『皆様の症状を親身に考え心を込めて整体や骨盤矯正を致します』お気軽にご相談下さい。

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