妊活は妊娠するための活動の事です。妊娠をしたい方が妊娠するために身体を整えたり、妊娠しやすい体づくりを志す活動です。
ここでは一言に妊活といっても、妊娠しずらい要因が多数あります。今回は妊娠しずらい原因や妊娠しやすい身体づくり、食事方法や必要な栄養素、妊娠しやすい運動なども紹介します。
骨盤の歪みにより妊娠しづらい体質の可能性
骨盤が広がっていたり左右バランスが悪い、骨盤の前後の歪みにより、子宮の位置や角度が悪く本来の動きや機能を引き出せないと妊娠する確率が低下します。
妊活の前に食事や体質改善と共に【骨盤の歪みを整えておく必要】があります。
イーバランス整体院にご来院いただいている患者様の中に、悩んでいる方は少なくはありません。
初めての妊娠に向けて、2人目以降の赤ちゃんが欲しい…
実際、骨盤矯正をして なかなかできなかった赤ちゃんを妊娠した女性の患者さんは少なくはありません!
女性にとってナイーブな事柄ですので専門的な当院にご相談いただいた方がよろしいと思います。
不妊の原因が女性だけではない
【不妊の原因の約3割は男性側の体質】
不妊の原因が女性だけにあるという時代はもう終わりました。
最近は男性側にも原因があることが広く知られるようになり、検査を受ける男性も年々増えてきています。
実際に不妊の原因は41%が女性側、24%が男性側、そして24%が男女両方にあるというデータが発表されています。実に全体の48%は男性側の問題にあるということがわかっているのです。
男性側の問題の場合は、精子が作られる機能の低下や障害があったり、精子の通り道に問題があったり、精子そのものの運動状態や授精する機能が低下していたり、心理的原因による勃起の機能低下や肉体的な障害などがあります。
女性側の問題の場合は、排卵の問題、卵管の問題や着床の問題、頸管の問題などがあります。
また、男性と女性の双方共に問題が見つからない場合もあり、原因を特定することすら困難な場合もあります。
妊娠しやすい女性の身体の環境
ずばり「心も身体も健康的」だと妊娠がしやすいといわれています。心も身体も健康に限りますよね。
心の健康の場合
大きなストレスは抱えない事です。ストレスが溜まりすぎると血管が収縮し、体に栄養を吸収する機能が低下し、妊娠する確率が下がってしまいます。そして、ストレスは不眠になる傾向があり緊張状態が続き、最終的に身体への影響も大きく、これも妊娠する確率が下がってしまいます。
身体の健康の場合
太りすぎ、痩せすぎ、体が冷えているなどが主な原因です。
太り過ぎだと女性ホルモンの分泌量が体重に対しておいつかず、痩せ過ぎだと分泌量が足りないということもあるようです。
冷え性は血流が悪くなる一番の原因です。血行が滞ると摂取した栄養素や酸素が十分に運搬されません。子宮の健康状態が低下して、女性ホルモンが世情に分泌されにくくなります。また、冷え性は卵巣の機能にも影響を及ぼします。卵子の発育状態の低下や排卵の機能低下、着床する機能低下など不妊の原因となってしまいます。
妊娠するためには心の健康と身体の健康はどちらかが低下しても問題が出てくるのですね。心も身体も健康であることを心がけましょう。
妊娠に重要なことは何でしょうか?
妊活に重要①:睡眠について
妊活において、深い眠りで良質な睡眠はとても重要です。それはなぜでしょうか?
主な理由としては「女性ホルモンの分泌を促し、妊娠をしやすい体にしてくれる」「自律神経が整とで血流がよくなり、子宮や卵巣の機能を正常にする」などがそうです。
妊活する上で睡眠時間はなるべくなら6時間以上はとるようにするといいと思います。また、部屋の温度も整え、寝やすい寝具や寝やすい服装などを見直して、毎日深く眠れるよう睡眠の質も意識しましょう。
妊活に重要②:食事いついて
妊娠に効果的であるとされる代表的な栄養素としては、タンパク質、鉄、亜鉛ビタミンD、ビタミンEなどが妊活に必要な栄養素です。各栄養素が妊娠しやすい身体づくりにどのような効果をもたらすのかについてみてみましょう。
[ビタミンE]
ビタミンEの効果:卵子の状態を良くする。
ビタミンEには抗酸化作用が高くあり、卵子を活き活きとさせる効果があります。また、女性ホルモンの放出の機能を高め、子宮の内膜や卵巣の機能をよくしたりする機能もあります。
ビタミンEを多く含む食材:アーモンドが代表のナッツ類・豚のレバー・魚介類(缶詰でも効果はあります)
[ビタミンD]
ビタミンDの効果:着床をサポートしてくれる。
ビタミンDには着床をサポートする効果が期待されます。また、卵子を成熟させる期待もあります。
ビタミンDを多く含む食材:卵・魚介類・きのこ
[鉄・亜鉛]
鉄・亜鉛の効果:子宮の粘膜をつくる効果がある。
鉄や亜鉛は、子宮の粘膜をつくる材料になるため、受精卵は鉄分が不足すると着床しにくい傾向があります。
鉄や亜鉛を多く含む食材:赤身肉・レバー・煮干し・カツオ
[タンパク質]
タンパク質の効果:卵子や精子の材料になる。
タンパク質は人間の体を作るために必要な栄養素です。体はもちろん卵子や精子にも必要です。そして、妊娠にも不可欠な栄養素であるとされています。
タンパク質を多く含む食材:卵類・肉類・刺身・豆類
これらの栄養をやみくもに摂取するのではなく、自分に不足している栄養素を理解して摂取することで、妊娠のための道のりと考えましょう。
妊活に重要③:運動について
運動は「卵巣に栄養が届きやすくなり、女性ホルモンの分泌機能を高める」「子宮内膜に卵子が着床しやすい環境にする」などの効果が期待できます。
「女性ホルモンの分泌の機能を高めたい」という方は、大腿二頭筋、大腿四頭筋、下腿三頭筋(ふくらはぎ)等の筋肉量を増やすのを意識しましょう。スクワットやつま先立ちの運動がいいでしょう。また、エレベーターやエスカレーターは使わずに階段を意識的に使うなど、妊娠しやすくするために日常生活の中で下肢のの筋肉を使うように心がけましょう。
「子宮の機能を高め、子宮内膜を卵子が着床しやすい環境にしたい!」 という方には、血流をよくさせることが重要です。軽いジョギング、ヨガやゆっくりした呼吸でのマッサージが有効的です。必要な栄養素と同じように、身体に負担がかかる無理な運動はやらずに、自分の体にとって有効的な体操や運動、血行促進緒マッサージなどを意識的に行いましょう。