妊娠中から産後のリウマチ

当院に産後の骨盤矯正にいらっしゃるママさんで、たまにいるのが手足のこわばり…

長く赤ちゃんを抱っこしていると腱鞘炎になってしまうママさんは少なくありません。
その産後の腱鞘炎と勘違いをして相談いただく事がごくまれにあります。

しかし、産後の腱鞘炎と産後のリウマチは全く別なものになりますのでご注意ください。

妊娠中から産後のてのこわばり

産後にリウマチになる原因は?

リウマチは特に女性が多いとされています。その男女比は1:4とされ非常に女性が多くなる症状ですね。

原因としては女性ホルモンに関係されていると言われています。

自己抗体(自分の体の組織を攻撃してしまう抗体のこと)の働きと促すサイトカインなどの物質を活性化されやすいと考えられています。

妊娠中から産後のリウマチは腱鞘炎とは違います

妊娠中から出産後の自己免疫反応

先程リウマチは女性に多いと話しましたが、なぜかというと女性は妊娠し出産することに大きくかかわってきます。

妊娠中には自己免疫の機能が抑えられている状態になります。胎児の細胞に免疫機能が働きかけるとなれば出産まで至らなくなります。
そのため、あえて免疫機能を抑制するのですね。

そして出産後には自己免疫機能が徐々に復活し抑制を解除しますが、人によりその開放が急激に起こる場合があります。

それにより自己免疫の機能が激しく高まり、免疫の過剰反応が起きてしまいます。それによって自己免疫疾患を起こしやすくなると言われています。

リウマチかなと思ったら?

マッサージや整体、接骨院では対応できない症状となりますので、ますは病院の内科や膠原病診療科などでよく精密検査をしてもらうことをおすすめします。

妊娠中から産後のリウマチは病院で