
人の体は重力に抵抗して形を保たなければ行けません。そのためには、どうしても頑丈なつくりでなくてはいけません。人の体の中でも骨盤は一番強固な骨格と言えるでしょう。
骨盤に乗っかっている上半身を乗せるだけでなく、歩行や走ったりするときに伝わる衝撃を吸収し受け止めなける作用があります。ところがそのとても丈夫な骨盤、ある方向からの力にはとっても弱くできているのです。
それは内側から外に働く力です。これに対しては、頑丈な骨盤もその方向からは簡単に歪んでしまうのです。
妊娠すると骨盤が広がり出産に備える

胎児がママさんのお腹から性を受けるにはは、生まれるための通り道を確保しなければなりません。それにはどれくらいのスペースが必要になるのでしょうか?それは直径にして約10cmくらいです。
これだけ生まれるためのスペースがないと、赤ちゃんは無事に生まれる事ができないのです。しかも、出産直前には、お腹のなかに赤ちゃんとと羊水を含めると約5kgもの大きさを収める容量をキープするために、リラキシンというホルモンの影響で骨盤が左右に広がるのです。
骨盤は外側からの力と上下からの力には非常に強くできていますが、内側から外側への力にはさほど強くはありません。胎児が成長するにつれて骨盤はどんどん広がっていきます。いよいよ出産の時には産道の直径が約10cm必要になりますので、胎児が生まれるための産道をキープするために、骨盤の前にある恥骨部分が離開し、骨盤に挟まれている逆三角形の骨の仙骨が後方に変位し、骨盤の下部にある左右の坐骨との間が広がってきます。
この様な骨盤、腰椎、胸椎の変化が起きてしまうと骨盤と骨格だけでなく、筋肉や靭帯などもたくさん傷ついてしまっています。ですから、出産直後というのは普段かかなり鍛えているような人であっても、腰痛や股関節痛などあちらこちら悪い状況になってしまうことがあります。
産後の骨盤矯正で戻すことが可能です

胎児が大きく成長するにつれ骨盤が内側から力強く外側に広げられているのが原因で、骨盤はかなりの負担。ストレスがかかっています。比較するには少し適切ではないかもしれませんが、椎間板ヘルニアで歩けない状態よりも、出産直後の骨盤は一番ダメージを受けていて、人生で今まで無いほど骨盤が広がっています。ですから当然骨盤や骨格の周辺の筋肉や靭帯はダメージを受けているのです。
ヘルニアも出産も経験している方の話ですが、多少の寝返りは打つことができましたが、出産後はどうかと言うと、しばらく満足に動くこともできなかったり、退院後は腰痛、股関節の不安定感、膝関節痛にも悩まされていたそうです。それほどからだの環境変化のダメージを受けているのですから、ただ休んでいるだけでは、十分な回復を望めるわけがありません。だから産後の体型の崩れに悩む人が多いのです。
手首を捻挫したら、皆さんはすぐに病院で診てもらいますよね。それて同じように産後のママさんの身体は負傷しているのと同じなので、産後の骨盤ケアもけがや病気と同じように、なるべく早くから産後の骨盤矯正の整体を開始して欲しいものです。
絶対に産後すぐに受けなくては良くならないことはないのですが、イーバランス整体院にいらしている患者さんの中でも、出産1年後、3から5年後に産後の骨盤矯正&ダイエットを受けにいらしている方でも骨盤矯正はできます。しかし、期間が空けば空くほど回数も増えてしまいますし、確実に産後に付いた脂肪が燃焼すかといえば、効果は必ずうすれてきます。ですので1日でも早い産後の骨盤矯正&ダイエットの整体をを心がけた方がさらに効果的と言えるでしょう。
産後の今が体質改善のチャンス

妊娠前の体重やスタイルに戻りたい…。これは産後のママさんがほとんど思っていることではないでしょうか?産後の骨盤矯正ダイエットの整体を受ける前に、出産前の自分の体型と比べてみて下さい。多分、産後はパンツのボタンも留めづらくなっているでしょうし、ママさんによっては骨盤で引っかかり上がらない方もいて、こんなはずじゃなかったと思うでしょう。
そうです、産後のママさんというのは妊娠前の自分の体を昔はスタイルが良かったと比較してしまいます。産後の骨盤矯正ダイエットの最終目的は、ママさんの身体の状態が健康でよりスタイルが良くなるのが目的です。 この目的は特に高いハードルではなく、比較的達成する確率が高いと思います。
身体の(特に骨盤)改善を行う上で、女性には人生で3回のチャンスあります。それは、「学生時代の思春期」と「妊娠して出産後」と年齢を重ねてからの更年期」の時期は女性の体の中でも大きくホルモンバランスが変動する環境です。これらの環境はは恒常性という機能が十分に機能しなくなる環境です。
恒常性とはいったいどういうことなのでしょうか?それは体内の環境を一定にキープする働きをしています。しかし、この恒常性の機能が身体の改善にとっての壁になることの原因になってしまう可能性があります。恒常性が活発に機能していない環境こそ体質の改善のいい機会といえるでしょう。
その中でも、出産後の時期はホルモンバランスが大きく変動が起こるだけではなく、スタイルや血液、そして骨盤、骨格のバランスまでも大きく変わるチャンスなのです。
産後のこの時期こそ、率先して産後の骨盤矯正や骨格矯正をして、身体のバランスやスタイルの維持、体質の改善を行いましょう。

妊娠の時に脂肪が増える理由は?

妊娠すると、ほとんどのママさんの体に脂肪がついてきます。その脂肪は何て呼ばれているかというと「妊娠脂肪」といわれています。この脂肪を蓄える要因には理由があるのです。二つのうちの一つ妊は、娠してから無事赤ちゃんが出産しやすくするためです。もう一つは出産後の赤ちゃんに栄養を与えるためにママさんの身体に維持するためです。
先祖代々、次の子孫の繁栄をするには、食料(栄養素)の摂取が大前提です。しかし、ほんのひと昔に米や稲を育てる農業をするまでは、この食料の摂取が動物のはく帆だけだったのです。妊娠時にママさんの栄養が足りないと、胎児の発育に大きく左右されて無事に子孫を残すことができません。
そこで、人間の女性は妊娠したら脂肪を温存するように環境に対応できるようになりました。そして進化を遂げた人間の女性は身体に脂肪を蓄えることができるようになりました。
数多くの霊長類がいる中で、妊娠のときに脂肪を身体にに蓄えようとする能力は人間が一番たけています、人間は最古からの身体の変化で、他の霊長類は子孫を多く出産をする中で、出産する人数が少なくても子孫を残すことができるようになりました。人間の女性は身体に脂肪を蓄えるのに適した体に進化したのです。
この脂肪の役割が、多少の食糧難で栄養不足があっても、胎児に絶え間なく栄養素を与えることができ、子孫を残すために妊娠したら妊娠を継続身体に進化したのです。この蓄えた脂肪は出産後の乳児に母乳を与えるためにも使われます。なぜなら、それは脂肪は母乳の原料となり乳児によって摂取されるのです。
妊娠してから蓄えた身体の脂肪は、授乳をおこなうときは燃焼され、乳幼時の発達する乳児の原料に脂肪は変化します。人間が生きていくうえで、死んでしまう確率が高い時期の乳幼児の栄養不足を避けたいのがこの時期です。妊娠から赤ちゃんが生まれてからの時期を元気に成長するように少しでも多く脂肪を蓄えて、その脂肪燃焼して乳幼児に栄養を摂取してもらうためです。
妊娠時期の脂肪は燃焼されやすい
産後、多くのママさんが悩んだり気になる事は脂肪についてです。一般的に言われている骨盤矯正ダイエットも、この溜まった脂肪を燃焼させようという目的がほとんどといえるでしょう。
多くのネットや雑誌の情報を見ていても、産前と比べて体重が5キロ、8キロ増えた、体型が崩れた内容が書かれた記事が多いのではないでしょうか?。確かに出産前に比べると体重は増えてしまう傾向はありますが、これには数字のマジックあるいはトリックがあるのです。妊娠の時に付いた脂肪というのは、あまり苦労せずに戻る傾向があります。
まず、妊娠してからの体重10キロの増えてしまった内容をピックアップすると、1・赤ちゃん3キロ、2・ 羊水2キロ、3・肥大した子宮1キロ、4・ 増加した血液など2キロ …。が内訳です。
では、脂肪の増加を計算すると、わずかに2キロ増えている計算になります。この2キロの体重の増加は、普段からに母乳での育児をしていれば、減っていく体重の増減です。たとえ、母乳と粉ミルクの併用だとしても、ゆっくりと観察していれば次第に元の体重に戻るのです。妊娠時に身体に付いた脂肪を、うまくコントロールしていきましょう。
産後の骨盤矯正は1ヶ月から半年以内
出産していつから産後の骨盤矯正&ダイエットを開始するのがベストなのか?それはママさんのおなかの中が落ち着く、出産1ヶ月目から始めるのが一番いいと思います。
激しい腰痛があったり股関節がグラグラして動けなかったりした場合はすぐにでも構いません。しかし、産後の骨盤矯正という観点から言うと、出産後直後は内臓がまだ上方に押し上げられているので、内臓が定位置まで下がってくるのをじっくり待ちましょう。
骨盤や骨格が歪んだ状態から自力で改善するのはわずかです。骨盤の前傾、後傾、左右バランスもちろん骨盤の広がり、反り腰、猫背、肩の高さ、足の長さ全て整えておいたほうがよろしいでしょう。イーバランス整体院はママさんの強い味方で産後の骨盤矯正の専門店です。 上記以外の産後のママさんのお悩みを解決いたしますのでお気軽にご相談ください。
また、なぜ半年以内に産後の骨盤矯正をスタートさせなければならないかと言うと、妊娠中に放出されたリラキシンというホルモンは骨盤まわりや、股関節、仙腸関節の動きを良くさせる作用があります。
そのリラキシンの効果は、産後の約6カ月後に効果がうすれてきます。ただし半年を過ぎたからといって、まったく産後の骨盤矯正の整体が出来なくなるのではなくて、産後の骨盤矯正の整体の回数が増えてしまったり、脂肪がなかなか落ちない環境にはなってしまう可能性は十分考えられます。いずれにしても自分の体を改善したいと思ったら、すぐにでも産後の骨盤矯正の整体を始めた方が自分の体にとっては良い環境と言えるでしょう。
出産後3年や5年経っても大丈夫
上記のように産後の骨盤矯正の整体が可能な期間は無制限ではありません。まず、第一段階としては母乳がで終わる時期までと考えたほうがよろしいでしょう。母乳育児を続けている女性は、プロラクチンとオキシトシンというホルモンが放出しやすい環境になっています。 プロラクチンは母乳を作り出す際に脂肪を燃焼させる作用があります。
そしてオキシトシンは幸せを感じるホルモンです。女性が健やかでスタイルも良くなるために必要とされるな栄養素です。赤ちゃんにとってもママさんにとっても母乳の良さはわかると思います。体のバランスを整えたり産後のダイエットにも重要で、母乳をあげているこの期間は特に体の健康や良いスタイルに改善するチャンスの期間でもあるのです。
もう1段階は、赤ちゃんを抱っこしている期間までです。赤ちゃんを抱っこをしているとどうしても骨盤にかかるストレス、負担が大きくなってしまう時期です、赤ちゃんの重さに負けないように体を偏差させます。ところが、赤ちゃんは早いスピードで成長し体重も増えてきますから、ママさんの体の変化が赤ちゃんの重さのスピードに追い付かないのです。変化を続けている時期というのは、身体の組み直しという変化を柔軟に受け入れられる期間でもあり、身体のバランスを正しい形にするのに適した機関です。
最後の組み直しのチャンスは育児から少し手が離れた時間が増える時期までです。よくいわれるのが3歳から5歳くらいでしょうか?子育てから少し離れられたこの時期はだんだんと骨盤や骨格の改善がしづらくなる時期です。
ですから出産後3年~5年以内であれば体の見直しは間に合うといえるのです。もちろん5年~10年たとしても骨盤を閉じることは可能です。広がった骨盤を閉じる、引き締める矯正は100%可能ですが、全ての人がダイエットに成功するとは限りません。古い脂肪ほど燃焼しづらい脂肪ですから…しかし、やってみないと効果があるか無いかは分かりませんので、まずは産後の骨盤矯正の整体を体験してみましょう。
産後の骨盤矯正のケアで体質改善
イーバランス整体は健康でキレイな体を提案し続けていますが出産前に感じていた腰痛や肩こり、背中の痛み、坐骨神経痛といった体の様々な不調の多くは、骨盤と骨格に問題があるのです。
ぽっこりお腹や体重が減らないお尻が大きくなった下半身太りなどの問題も、骨盤と骨格に問題があります。 これから産後の骨盤矯正&ダイエットを始めようと考えているママさんは、出産前よりも「健康で美しい体を取り戻す効果」を実感して頂けたらいいと思います。
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