
断乳の タイミングってなかなか難しいですよね。「1歳すぎたら断乳しなさい」という話は一昔前の話です。断乳の時期は 赤ちゃんとお母さんに合わせていっていいと思います。今回はいつ断乳、卒乳をすればいいのかを紹介していきます。
断乳(卒乳)はいつがいいの
1歳を過ぎたらということですが、そんなに早く卒乳する必要はありません。
以前は、母子手帳にもそのように書かれていましたが、それは一昔前の話です。実際には難しいですが、生物学的には、3歳から4歳までおっぱいを飲んでいても普通だと言われています。
卒乳で一番大切にしてほしいのは 、赤ちゃんとお母さんの気持ちです。どこかで納得できないものがあるのに、無理に離そうとしていませんか?時期というのは人それぞれです。100人いれば100通りの卒乳のしかたがあります。

断乳(卒乳)で助産師さんの助言
多くの 母乳指導を手掛けてきた助産師さんが、「私の一番下の子のとき、いつまでおっぱいを欲しがるんだろうと、卒乳しないでいたら、4歳で本当に自分から離れて行った」と話してくれました。
それが本当の自然卒乳だと思います。たとえそこまでは待てなくても、2歳か2歳半を目標に考えた方が子供も離れやすく、おっぱいトラブルも少なくて済むことが多いです。
よく「卒乳が遅いと虫歯になる」などと言われていますが、母乳で虫歯にはなりません。原因は、細菌感染です。1日1回、どこかで 口の中をクリーンにする…。そして親の口の中の虫歯菌を減らしておくこと、ということが大切です。

断乳の誘い掛け卒乳の工夫
1:卒乳する時期を前もって伝えておく
例えばあの桜の花が咲いたら、おっぱいはバイバイするよなど…
2:ママは体力を温存しあっさりした食事に
おっぱいが張るといけないから、しばらく こってりした食事は我慢するなど…
3:授乳回数は減らすよりも増やして安心感を与える方がうまくいく
4:早で早起きにシフトさせ、昼間は思いっきり遊ばせる
5:おっぱいに顔の絵を書き、動物や キャラクターなどに見立ててる
6:家族にもおっぱいを忘れるほど遊んでもらう