母乳を与えるタイミング

赤ちゃんの授乳の要求はいつでも同じではありません。いっぱい欲しがったり、突然いやいやになったり悩んでいるママさんは少なくありません。

今回は授乳のタイミングやリズムについて紹介していきます。

母乳を与える間隔

赤ちゃんにもいい分がある

歩き始めて少しママとの距離ができたところで、急におっぱいを欲しがることなどがあります。これは甘えが関係しています。

反対に突然飲むのを嫌がることもあります。これは、赤ちゃんの具合が悪い(特に口内炎)、ママのおっぱいが乳腺炎だった、ということが関係していることがあります。赤ちゃんに何か他の言い分があって、おっぱいを拒否してる場合もあります。

いずれにしても、すぐに母乳不足だと悩まず、まずはお母さん自身がリラックスし、そういったことが続くようなら助産師などに相談してみましょう。

赤ちゃんイヤイヤ

赤ちゃんの体重が増えない

母乳が足りているかどうかは、基本的におしっこの量で見ます。母乳の量が増える生後3、4ヶ月を過ぎて、母乳だけでオムツが1日5,6枚程度濡れているのが目安になるでしょう。機嫌の良さや、顔色など、全体の様子を見ることも大切です。

成長曲線のソーンから外れかけていると、どうしても心配になりますが、家族の体型で考えれば納得のいくことがあります。「パパも赤ちゃんの時はやせ型だった」「小柄なママが抱っこをしやすいように、成長してくれている」ということもあるのです。

体重の増え方には個性の面もありますので、敏感になりすぎないようにしましょう。

赤ちゃんの体重が増えない

おっぱいが張らなくなった

たいていは授乳のバランスが取れてきた証拠です。こういう状況になると、作られた分だけちゃんと飲めるようになったということで、ストックされた母乳ではなく、常に新鮮なまま母乳が口まで運ばれるようになります。

それでも「うちの子は吸う力が弱い」「片方のおっぱいばかり飲む」「飲んでいるうちに眠ってしまう」「痛くて上手く吸わせられない」など、おっぱいにまつわるトラブルはさまざまです。

母乳は出ていても、しっかり飲み取れているかどうかは、赤ちゃんの飲み方の問題になってきます。また、よく飲んでいるのに太らない、やせの大食いもいます。

それぞれに合わせた飲ませ方の工夫が必ずありますので、困った時は、出産した産院の助産師や、乳腺外来のある病院・産院へ、赤ちゃんを連れて行くといいでしょう。あるいは母乳育児の相談機関へ問い合わせてみるのもいいと思います。

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