産後は姿勢が悪くなる

出産後、初めて自分の肌を鏡に映し出してみた時にどういう感想を持ちましたか?ほとんどの場合、鏡に映し出された自分の姿に愕然とするはずです。なぜならそこに写っている姿はあなたのおばあちゃんにそっくりだからです。

産後の体型というのは、骨盤と骨格が一番バランスが悪い状態だからです。それは自分が年老いた時の姿と同じだと言えるでしょう!

姿勢の悪さが悪循環を生んでしまいます

産後の姿勢の悪さは悪循環

だからといって、出産直後の体型が一番悪いわけではありません。育児の過程で体型がより崩れていく方も少なくないからです。なぜなら、骨盤と骨格がが緩んだ状態で育児という激務をこなすために、体に相当な負担がかかってしまうからです。

話が変わりますが、四十肩になると腕をまっすぐに揚げることができなくなります。痛い側の腕をあげようとすると、痛めている側の肩をすくませながら、内側に向かって斜めに腕を上げようとします。これを「代償運動」と言います。

身体というのは過剰な負担がかかると、負担がかからないように体をかばうような動きを始めます。それが姿勢をさらに悪化させてしまう原因の一つとなります。 

腕をあげると痛い

出産及び育児の時期は特有のゆがみを引き起こします

産後特有の痛み

産後の体は骨盤と骨格が歪んでいると説明しましたが、骨盤と骨格が歪むと実際はどうなってしまうのでしょうか?それを簡単にまとめてみましょう。

・筋力がうまく発揮できない
・ちょっとしたことでも体の負担になってしまう
・体型の崩れが起きやすい
・元の体重に戻りづらい
・下半身太りになる
・お尻が大きくなる
・腰痛になる
・背中の症状に悩む
・以前より肩や首が凝りやすくなった

育児というのは普段に比べてかがむ姿勢が多くなります。授乳中も、背中を丸めてかがめた姿勢になりますし、おんぶや抱っこも、かがむ姿勢になってしまいます。このかがむ姿勢が、あなたの体型をよりおばあちゃん化させてしまうのです。

この時期の特有の痛みというのは、骨盤と骨格のおばあちゃん化だったのです。 ですが、歪みやすい時期をデメリットと感じるのではなく、メリットと考えると、これほど素晴らしい時期はないといえるのです。

産後太り

産後に姿勢を矯正すると骨盤と骨格は出産前よりもキレイになります

あらかじめ述べておきますが、出産後に姿勢を無理に正そうとするのは、身体には負担にしかなりません。「無理に姿勢を正そうとはしない」で、「どうすれば正しい姿勢を楽に取れるか」を考えてほしいのです。正しい姿勢というよりは、どうしたら楽に正しい姿勢ができるという考えが正しいのです。

それは正しい姿勢というのは多くの場合、つらい姿勢になってしまうからです。普段から正しい姿勢を取っているのであれば、問題ないのですが、普段からゆがんだ姿勢を取っている方にとっては、正しい姿勢というのは慣れないものです。

その慣れないことをずっと行うのは苦痛でしかありませんそんな苦痛な状態を、産後の肉体的、体力的に大変な時期に行うのは至難の技と言えます。そこでどうすれば楽に正しい姿勢ができるかを紹介していきたいと思います。

正しい姿勢ができれば骨盤と骨格が正しい姿勢に見合った姿勢に見直されますので、妊娠前よりも綺麗な骨盤と骨格を手にすることも夢ではありません。

産後の体重

正しい姿勢をとるちょっとした秘訣を紹介

それでは、どうしたら正しい姿勢をとることができるかについて紹介していきたいと思います 。

授乳中の場合:授乳スタイルは大きく分けると、座って行う方法(抱き飲み)と添い寝をしながら行う方法(添い乳)があります。夜勤のみの場合は、少し上半身がもたれかかることができるようにし、足を揃えて座り、軽くお尻のお肉を内側に寄せます。赤ちゃんを抱っこして、太ももと赤ちゃんの間にクッションを入れるようにし、さらに背中にもクッションを入れます。こうすると背中が丸くならずに授乳をすることができます。

授乳時の姿勢

添い寝添い乳の場合:次に 出産後、長時間横向けに寝ていると、首、肩、仙骨が痛くなってしまう方が多いようです。横向きになった時に、首が傾かないような少し高めの枕を用意します。背中には大きなクッションを当てると、とても楽に横向きができます。下側の腕を前に出して、上の足は少し前に投げ出すような形になります。そして、上の足の下には大きめのクッションを置きます。こうすると楽な添い乳姿勢が完成します。

添い寝の授乳の仕方

家事の最中:よく育児雑誌などに、「腰のラインがまっすぐになるように気をつけながら家事をする」と言ったことが書かれていますが、これは多くの方が続いているせいです。この ラインを気にするのではなく、①頭を軽く上に引っ張られているような感じに立つ、②肛門を軽く引き締める。この2点さえ意識できれば比較的に楽で正しい姿勢がとれるはずです。

正しい姿勢

散歩:散歩の姿勢を正しく保つ当然とっておきのアイテムがありますまるなんだかお分かりになりますか?実はベビーカーが、散歩の姿勢を大きく左右するものだったのですまるもし伊東店出産前の方でしたら、ベビーカーを買う時は上半身を軽く伸ばして動かせるかチェックして下さいまる特に身長が165cm 以上の方はベビーカーの高さにも気を配って欲しいと思います。この高さが合わないと、背中を丸めながら歩くはめになり、とても背中や首が凝りやすかったり、腰痛にもなりやすい環境になってしまいます。また便利さ優先で、折りたたみのベビーカーを選んでしまうと、道角を曲がる時にフレームがたわんでしまうものがあります。そういったものは腕や肩に力が入ってしまうので、避けた方がよろしいかもしれません。ベビーカーはカタログで選ばずに、実際にベビーカーに赤ちゃん程度の重さの荷物を入れて試してから、購入するようにしたほうがよろしいでしょう。

ベビーカーの正しい選び方