
すぐに病院に行かなければならないような急を要する腰痛は滅多にありませんが、他の症状が分かった時は急いで行った方がいいでしょう。
腰痛の症状で病院に行くか行かないか迷いますよね
発熱や麻痺があったり水痘が生じた時は、早めに病院に行った方がよろしいでしょう。
急を要する腰痛は、めったにありません。だから、腰痛ですぐ病院に行かなくてはならない場合は、実は少ないのです。
しかし比較的、急に起こった腰痛…いわゆるぎっくり腰のような全く動けない腰痛や、じっとしていてもうずくような痛みがある腰痛、 発熱を伴う痛みなどの時は、病院に行くべきでしょう。
また、足の動きが悪くなるような麻痺を伴う痛みや腰痛の発症と共に尿が出にくい、肛門の周りの感覚が鈍くなったなどの症状が現れたりした時は、急を要することもあるのでとてもすぐに病院を受診すべきです。
慢性の腰痛でもある時点でこのような症状が起これば、同様に病院にすぐ行った方がよろしいでしょう。
さらに、腰や足に痛みをと共に水疱が生じるようになれば、これは帯状疱疹(ヘルペス)の疑いが濃厚です。
早めに治療すれば治りも良いので、すぐに病院に行ってください。
この場合は皮膚科がよろしいでしょう。
動けば痛いけど、静かにしていればほとんど痛まない腰痛は静かにしてるだけで十分と思われます。病院に行こうとして、無理に 治りつつある痛みをぶり返すさせることになるので、慌てて病院に行く必要はないと思います。

病院に行く時には診察しやすい服装で説明内容を準備します
腰痛の診療でお医者さんは、腰から脚、足などを十分観察しますし、腰のレントゲンを撮ることが多いので、とにかく脱ぎやすい服装で受信することがよろしいでしょう。
和服やストッキングをはいてスラックス、などという服装は、お医者さんに手間をかけてしまいます。
また、後に続く他の患者さんを、更に待たせてしまうことになるでしょう。
お医者さんに説明するには、痛い場所はどこか、それがいつからあるのか、どうした時に(あるいは思い当たる原因がないのに)腰痛が起こったかなど、時間の経過を追って要領よく話すことがとても大切です。
自分では無関係と思っている過去にかかった病気(既往歴)でも、今の腰痛と関連することがあるので、お医者さんには話した方がよろしいでしょう。
色々な病気にかかったことがある人や、いつもの病院で薬をもらって飲んでいる人は、それも話したほうがよろしいでしょう。
既往歴や服用薬は、できればメモを用意しておくと、話がスムーズに進むでしょう。
