育児|産後のママの日々の習慣③|子供の上手なほめ方2

子供の存在を「丸ごとをほめるポジティブな形容詞+子」でほめましょう!元気な子ね、たくましい子ね、明るい子ね、親切な子ねなどポジティブな言葉を使い子供の自信を高める「形容詞+〇〇」を使うのが上手ななほめ方です。

優しい子、強い子などで、子どもの存在を全肯定するほめ方

「自分が価値ある人間だと思いますか?」そう聞かれたら皆さんはどう答えるでしょうか?

2010年に日本青少年研究所が、日本、アメリカ、中国、韓国の高校生7000人超に対してアンケート調査を行ったところ、回答は下の図のとおりでした。実は、数々の研究所で子供たちの自己肯定感は、諸外国の子供達に比べて著しく低いということが分かっています。

自己肯定感とは、その言葉どおり「自分で自分の存在を否定しない」ことを意味します。

子供たちの自己肯定感

子供の自己肯定感を小さい頃から高めておくのがポイント

「ポジほめ」3つ目のパターンは、「〇〇な子」という表現を使って全肯定することです。「〇〇な子」の〇〇には『当然、ポジティブな形容詞』が入ります。

これは、前の二つのパターン「いつも、いつも」の言葉を使って褒める、「あれも、これも」の気持ちで褒めるの進行形です。叱るときのルール、「〇〇な子」という表現を使わないと真逆になります。

叱る時にこの表現を使うと、子供の存在を丸ごと否定しまうことになりますが、褒めるシーンにおいては、その子の人格自体を褒める言葉になります。この表現があるだけで『子供の存在を丸ごとほめる』ことができるというわけです。

子供の自己肯定感を小さい頃から高めておく

さらに、子供が自分の存在を肯定的に見ることができます。「〇〇ちゃんは〇〇な子ね」とママに褒められることで、子どもは「僕は認められた存在だ、私は必要とされている」と、自分のことを大切にされる価値のある存在だと思うようになっていきます。

そして、自己肯定感が高まり、自分のことが大好きになります。「〇〇な子」の褒め方は、子供の自己肯定感を高めるのに有効的というわけです。

ポジティブな形容詞+何何な子で褒め言葉に彩りをつける

〇〇な子の〇〇に入れるポジティブな形容詞は、いつも同じものを使うのではなく、その状況に応じて使い分けていきましょう。

いずれの場合も、ポイントは子供の性格や心を褒めてあげることです。
下の表に挙げているのは、積極的に使っていきたい理想的な褒め言葉です。これら以外にも『まるごとほめる言葉』は無限にあります。

ポジティブな形容詞

すごい、えらい、よくやった、お利口さん…などの定番バージョンを発展させて、褒め言葉に彩りをつけてあげると子供も「今日はこんなふうに言ってもらえた」と嬉しくなりますし、伝わりメッセージも強くなります。

また、ほめられたこと、できたことがたくさん増えると自信がつき、心がポジティブになっていきます。自己肯定感が高い子はテストで0点取っても、かけっこでビリになっても、お友達と喧嘩しても、「自分のことが大好き」と感じることができます。

のびのびと、まっすぐに育っていってくれるでしょう。「〇〇な子」の丸ごとほめ方で、自己肯定感を上手に育んでいきましょう。

成長の喜びをほめ言葉で表す

子供をほめる時は、自分もほめる 

最近、誰かにほめてもらったことはありますか?言われてみればしばらくほめてもらったことなんてないかも…。そんな方もいるかもしれませんね。と言ってもママを褒めるという発想を周りの人達もなかなか持てないものです。

でもママだって褒められていいはずです。こんなに頑張っているのですから。なので、自分をほめてしまいましょう!「自分ほめ」と呼ばれています。

子供がいいことをした時は、子供の頑張りを褒めるだけでなく、自分の頑張りも褒めてあげるのです。子供がいい行動をとったら、それはお子さんの頑張りであるとともに、ママが一生懸命子育てしたことの証です。お子さんも頑張ったし、ママさんも頑張った、二人で頑張った成果なのです。

だから、お母さんの行動を嬉しいなと感じたら「〇〇してお利口さんだったね」と褒めるのと同時に、自分自身にも「私もよくやっているわ」と褒め言葉をちょっとプラスしてあげましょう。

成長の喜びをほめ言葉で表す

何何な子で褒め言葉に彩りをつける

わざわざ自分を褒める必要なんてないと思う方もいるかもしれません。実は、心理学の研究で次のような傾向があることが分かりました。

●自己効力感の強いママに育てられている子供は、情緒が安定していて社交的
●自己効力感の強いママは、自分の育児への満足度が高い

ママの自己効力感が高いと、ママにも子供にもいいことばかりなのです。

「自己効力感」とは自分の実力能力をどう評価しているかという感覚のことです。「私はできる人間だ」と感じる人は、自己効力感が強く「私がダメな人間だ」と感じる人は、自己効力感が弱いということになります。

また、自己効力感を高める方法の一つが、ほめられたり認められたりすることであることも分かっています。これは自分でほめても、効果があります。「自分ほめ」であなたの自信とやる気が生まれます。親子でますます輝きましょう。

成長の喜びをほめ言葉で表す

ほめるタイミングを逃さない

ここまで紹介してきたほめ方を、より一層効果的に使うコツがあります。「ほめ効果」をさらに高めるもの、それは「ほめるタイミング」です。妙なタイミングでほめると、次に似たような場面に遭遇した時も、ほめられた良い行動をとる確率がグッと高まるのです。

例えば、子供が飲み終わったコップをキッチンに持ってきてくれました。これを見たママが、子供がコップを置いた瞬間に「お手伝いしてくれて、ママ助かっちゃう」と、すかさずほめたとします。その子は、もしたしたら、たまたまコップを片付けた(持ってきた)だけなのかもしれません。

でもママがすかさず、その行為をほめてくれたことで、次にコップを使い終わった時に、この事を思い出し、自らキッチンへコップを片付けに行く確率がグッと高まるのです。

どうしてこのようなことが起こるかと言うと、この『すかさずほめる』⇒「すぐほめ」と呼ばれています。このママの行動が、その子の『自発的な行動を強化』する役割を果たすからです。

これを心理学では『オペラント条件づけ』と言います。

●ある行動する⇒直後に良いことが起こる⇒その行動を次も取る確率は高くなる
●ある行動をする⇒直後に何も起こらない⇒その行動を次もを取る確率は低くなる

つまり、人は自発的にとった行動の直後に、その人にとって良いことが起こると、次もその行動をしようという気が起こりやすくなるという性質を持っているのです。だったら活用しない手はないですよね。

褒めるタイミングはなるべく早い方がいい

「すぐほめ」に必要なのが、ママさんの観察力です。子供の様子、行動をよく見ていることで、ほめ逃しがなくなります。「(苦手なはずの)サラダを一番最初に食べたのね。お利口さんね」「着替えを畳んで、タンスにしまってくれたので、ママうれしいわ」「靴を揃えてくれてありがとう。とても助かるわ」など、お子さんとの触れあいの中で、「あっ、いいな」「うれしいな」と思ったことがあったら、すぐに褒め言葉にして返していきましょう。

そうすることで、ほめ逃しがなくなるばかりでなく、子どもにとってもママはいつも僕(私)のことを見てくれているという、安心感を得られる事ができ、うれしい相乗効果も期待できます。
実は、ある有名な実験で、行動からいいことが起こるまでの時間が、短ければ短いほど、効果的に頭にインプットされるということが分かっています。

つまり、子供が自発的に行動した瞬間が、褒め言葉を最大限に高めるタイミングというわけです。子供の行動をしっかり観察し、オペラント条件つきのからくりを上手に活用して、どんどんを効果的に褒めていきましょう。

すかさず褒めることを繰り返していくと、子供は「〇〇するのはいいことだ」と理解して、その行動を自発的に取ってくれることが多くなります。ただし、観察しすぎてフライングにならないよう気をつけてくださいね。

褒めるタイミングはなるべく早い方がいい



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