育児|産後のママの日々の習慣②|子供の上手な叱り方3

本当に危ないことだけしっかり教えて!

「見ていて危なっかしいなって思うくらいのことは、大事にならない程度に失敗して、学んでくれたらいいなーって思っています」と患者さんのママさんが話していたことがあります。

もちろん、自分の子供が痛い目に遭ったらいいと思って言ってるのではなく、失敗から上手に学んでほしいという、愛情を込めて出た言葉です。患者さんのママさんの言葉の裏には、危険なものは大きく2つに分けられるという意味合いがあります。

1:本当に危ないもの(危険ランク強)
2:心配しながら学んでいく危険(危険ランク弱)

「本当に危ないことだけはしっかりと教え込み、それ以外は経験で学ばせる」というやり方は、【心理学的にとてもお勧めです】
なぜなら、そうすることで子供が効率的に危険を学べるからです。

本当に危ないことだけしっかり教え

適度に冒険を混ぜ込む「ハイライト効果」とは?

子供にとって、危険なものが100個あったとします。その100個を全て覚えるのと、そのうちの10個を覚えることでは、誰で10個を覚える方が楽ですし、簡単ですよね。では、100個のうちの「10個を徹底的にダメ」だと言われるのと、100個のうち「100個ともダメ」と言われるのでは、どちらが頭に残るでしょう?やはり、「10個は絶対にダメ」と言われる方が記憶に残りやすいですよね。

つまり、子供に「危険なランク強」のものをしっかり学ばせるには、その10個を徹底的に教え、残りの90個については、子供に自由度を与えた方が、子供にも浸透しやすいのです。これを『ハイライト効果』といいます。本当に危険な「危険度ランク強』のものと、冒険して(時には失敗して)学んでいけばいい「危険度ランク弱」のものに一線を引き、「仕分け」をしてあげると、子供が前向きに危険を学んでいってくれます。

仕分けの方法は、環境や家の構造なので多少の違いはありますが一般的に下記のように分けることができます。

好奇心が旺盛な子供達は、「ダメ」ばかり言われてしまうと、そのはけ口がなくなってしまうので、適度に冒険を混ぜ込むのがベストです。「本当に危険だからという理由でダメ」なものと、「大人サイドの都合でやめてほしいダメ」は次元が違います。

前者に関しては厳しく教える必要がありますが、後者に関してはママさんの時間的な余裕や心のゆとりと相談して、冒険心や好奇心を満たしてあげると、母子ともに満足するでしょう。

子供の身の回りにある「本当に危ないもの」

◆危険度ランク「強」のもの
・ハサミ、ナイフ、包丁などの刃物類
・車自転車などの乗り物類・熱湯、料理中の鍋類
・ガスコンロなど極端に熱いもの
・お風呂、プールなどの深さのある水
・たばこ、ガラスなど危険物を口に入れる
・マンションのベランダなど高いところ など…

一瞬で大怪我や大やけど、最悪の場合取り返しのつかない事態にまで発展する危険物(事)です。
親がこれらの危険から守ってあげることも大切ですが、ママから離れる時間が増える4歳頃までに、子供自信があれは危ないものだと、判断できるような力をつけさせることも必要ですのでしっかり教えていきましょう。

危険度ランク「強」
危険度ランク「強」2

◆危険度ランク「弱」のもの
・水溜りに入る(洋服を濡らす)
・ドロドロの地面を歩く
・ソファーからジャンプする(尻もちをつく)
・部屋を走り回る(つまずいて転ぶ)
・狭いところに入り込む など…

仮に、失敗してもちょっとべそをかく程度でおさまるものです。このレベルのものはママがあえて口を出さない方が、結果的に 近道となる事がほとんどです。失敗から学ばせていきましょう。

危険度ランク「弱」

兄弟ゲンカのママはあくまでも仲裁

兄弟ゲンカ

取った!取ってない!触った!触ってない!兄弟ゲンカってささいなことで始まることが多いですよね。もちろん、やってる本人たちにとってはささいなことで片付けられないからケンカをしているのですが、ママさんにとって頭痛の種になりがちな兄弟ゲンカも、心理学的に見れば、その子を伸ばす「社会勉強のチャンス」です。

ママさんが上手に絡んであげることで、喧嘩も良い学びの場に変えることができます。兄弟ゲンカは大声を張り上げた、言い合いになることがほとんどです。ママさんがそこに割入って収めようとするなら、さらに大きな声で「やめなさい」と怒鳴らないと無理でしょう。子供達でだけでなく、ママさんもパワフルになってしまうわけです。

仕方なくとっているこの行動でも、子供達には「ケンカはこうやって力ずくで制する者よ」という裏メッセージを打っていることになってしまうのですが、これでは教育上、逆効果になってしまいますよね。ママさんとしては結果を穏やかに解決するお手本を、子供たちに示す必要がありますので、くれぐれもケンカの要因にならないように気をつけてください。

兄弟ゲンカはあくまでも仲裁

兄弟ゲンカのママは司会進行役に徹するのがポイント

兄弟ゲンカのママは司会進行

兄弟ゲンカにおいて、ママさんの上手な関わり方としてオススメなのは、「ケンカの司会進行役に徹する」ことです。ケンカを上手に進めるというのも変な感じですが、ママさんがところどころに「首を突っ込んで誘導してあげる」ことが大切です。

そうすることで、子供達はケンカをしないで済む方法、仲良く遊ぶ方法を学んでいきます。首を突っ込む際のポイントは2つあります。

アプローチ①:【クールダウン】
ママさんの最大の役割は、子供たちを落ち着かせることです。これを「クールダウン」と言います。人間は頭がカッカとしてる時は、まともな考えをすることができません。これは大人も子供も同じことなのです。

まずは言い争っている子供たちに「一旦休憩」「5分間落ち着こう」「後でママがゆっくりお話を聞いてあげるよ」などと言って、お互いに距離を作ってあげてください。互いを別々の部屋へ移動させられるとベターです。

それは「お仕置き」や「罰」ではなく、気持ちを落ち着かせることが目的なので「〇〇のお部屋に入って少しの間静かにしていてごらん」「絵を書いたり、絵本を読んだら、さっきと気持ちが楽になるわよ」と流してあげましょう。この「クールダウン」に成功すれば、80%は解消すると言っても良いでしょう!そのくらい平常心とケンカモードでは思考回路が違うのです。

アプローチ②:【次はどうする?】
子供たちが落ち着いてきたら呼んで話し合いの場を開きましょう。「次にこういうことになったら、どうやった方がいいかな?」「次はどうやったら、仲良く二人で使えるかな?」と聞いてあげてください。

ポイントは、『あくまでも未来形』でということです。過去形で「さっきはどうすればよかったのかな?」と聞いてしまうと、ようやくおさまってきた怒りが再熱して、また争いが勃発しかねません。

兄弟ゲンカのママは司会進行

くれぐれも気をつけてくださいね。「起こったことは仕方がない、次に目を向けよう」という意味も込めて、『次回の対策を練っていきましょう』司会進行役であるママさんの視点は、あくまでもケンカの原因となった問題の解決方法を考えることです。明らかにどちらか一方が悪い時は、この前紹介した3つの上手な叱り方(子供の上手な叱り方1)で、子を叱ってあげる必要がありますが、どっちもどっちという喧嘩であれば、『叱ることは、一旦横に置き』次の対策を練りましょう。

「こんな風に順番を決めることもできるよ!」「あんな風に貸し借りしてもいいわね!」と仲良く遊ぶ方法を教えてあげると子供達はそこから多くのことを学んでいき、だんだん喧嘩にまで発展せずに済むようになると思います。

叱ることは、一旦横に置き
家族バランス

ママの習慣①ストレスをためない1 》
ママの習慣②ストレスをためない2 》
ママの習慣③上手な叱り方1 》
ママの習慣④上手な叱り方2 》
ママの習慣⑤上手な叱り方3 》
ママの習慣⑥上手なほめ方1 》
ママの習慣⑦上手なほめ方2 》
ママの習慣⑧上手なほめ方3 》

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